オープンキッズベース(OKB)で働く多様なメンバーたちを代表が直接インタビュー・記事執筆して紹介する企画。今回はクリエイティブデザイナーとして活躍する、香港出身のチャン ホイイウ さんにインタビュー。OKBに入社を決めた理由や、彼女の夢に迫ります!
【チャン ホイイウ さんプロフィール】
香港出身。香港大学の文学部を卒業後、デザイナーを目指して日本へ単身留学。OKBにインターン生として参画後にクリエイティブデザイナー(正社員)として入社。現在はクライアントの商品の魅力を世界に届けるコンテンツを多数プロデュース、デザイン制作している。彼女が家で飼っている2匹の茶トラの鳴き声がOKBリモート会議ではいつも響き渡る。
人生は冒険!日本でデザイナーになる夢に挑戦。
ーーチャンさんは、なんで日本に来ようと思ったんですか?
私は小さな頃から“冒険”したいタイプの人で、いつかは海外で暮らしたいと思っていました。
その中でも日本のアニメや歌が好きだったので、日本に興味を持ったんです。
ーーちなみにどんなアニメと歌が好きだったんですか?
アニメは王道なのですが中学の頃にワンピースやNARUTOなどを見てました。歌は大学の頃から日本の歌を聴き始めたのですが、最初に聴いたのは米津玄師でしたね。
ーー最初が米津玄師、、(世代ギャップ笑)。なぜ香港大学に進学されたんですか?
正直言うと、大学に入学するときは「何かをやりたい!」という明確な目的意識はありませんでした。ただ日本が好きだったので、大学3年のときに秋田の国際教養大学に交換留学しました。
私は香港生まれ香港育ちなので田舎というものを人生で経験したことがなく、秋田の農業などを経験できたのは印象的でした。世界各国からいろんな学生が集まっていてとても楽しかったです。
そこから帰国して大学の卒業資格を得たあとに、卒業までに少し時間があいたので日本語をもっと勉強するために再来日しました。
ーー2020年3月に日本に来て、6月にOKBにインターン生として入社してくれました。しかもデザイナーとして。
デザインに関しては学校で専攻したことはありませんが、幼い頃から絵を描くことが好きだったのと、香港のベンチャー企業でデザイナーとしてインターンもしていました。
日本に来てすぐに就職活動を始めたのですが、日本語の能力はまだあまり自信がなく、しかも学歴としてデザイン学校を出たわけでもないので、周りからは一般的な総合職として就職先を探すよう勧められたりもしました。
でもやっぱり自分はデザイナーとして仕事がしたくて…。
そんな時に知人の勧めもありインターン先を探していたら、出会ったのがOKBでした。
ーーたしかOKBにインターン生として入社してくれた後に、どういうキャリアを進むべきか二人で相談したこともありましたよね。
小縣さん(OKB代表)に周りから総合職なども勧められていることを相談した時に、「たしかに総合職の仕事もきっとできると思うけど、デザイナーを本当にやりたいなら挑戦すべき。OKBで社員としてチャレンジしてみない?」と誘ってもらえたから、デザイナーとしてチャレンジしてみようと決意できました。
ーーチャンさんは“冒険”したいタイプとさっき言ってましたが、自分の可能性を信じて未知のことでも行動する姿勢にすごく魅力を感じたんですよね。「この子はきっと伸びる」って直感が働いて(笑)。実際1年で即戦力としてすごく成長してくれて、本当に入社してくれて良かったなと思っています。
(今も絵を描くことは続けているようです)
失敗を許容し、なんでもチャレンジできる社風
ーーOKBに入社してみて、OKBはどんな会社ですか?
まずは「失敗を許容」する文化。だからこそ怖がることなく新しいチャレンジができます。インターン生だったときから色んな仕事を任せてもらえました。
あとは日本企業に対するイメージとして「無駄な会議が多くて、残業も多くてストレスが溜まる…」というのがあったのですが、OKBはまったくそんなこともなく、自由に自分らしく働けます。とにかく会社の雰囲気が明るくて、みんなポジティブだし仲間意識が強いですね。
最後に一番大事なのはフラットな組織。「社長や上司の意見は絶対」という会社も多いと思うのですが、OKBはあくまでクライアント、会社のために一番良いと思うことを素直に意見できる文化があります。
ーーやっぱり自分に権限や裁量がないと楽しく仕事ができないし、お客様に喜んでもらうこともできない。「遊び場」をつくるOKBだからこそ、もっともっと楽しく働ける会社をみんなで作っていきたいですよね。
知人にOKBの話をすると、よく羨ましがられます。それくらいOKBは働きやすい環境があるんだと思います。
ーーいま、OKBではどのような仕事をされていますか?
OKBのクリエイティブサービス事業でデザイナーとして、主に動画コンテンツの企画、撮影、編集、海外ローカライズにいたるまでをすべて携わっています。
OKBは日本だけでなく海外向けのコンテンツが多いので、私の出身である香港向けも含めて、世界中の様々なプラットフォームにコンテンツは配信されています。
仕事をするうえで一番大事にしているのは、クライアントのニーズが何なのかを理解し、そのニーズを満たすためのコンテンツを制作すること。
例えば「商品写真じゃ伝わらないディティールを動画で見せたい」というニーズがあるなら、撮影方法や動画の構成もその目的に合わせてデザインする必要があります。
いまもまだまだ勉強途中ですが、商品の魅力が最大限伝わるコンテンツを作りたいと日々思っています。
ーーいままでで一番思い出深い仕事はなんですか?
フィギュアのコマ撮り動画を企画制作したことです。入社するまではコマ撮りの経験も無かったのですが、これもさっきの「失敗を許容する文化」でチャレンジさせていただきました。
「ものを面白く魅せる」のがOKBのクリエイティブの強みで、そのためであればあらゆる表現手法にチャレンジできるのがOKBの良さだと思います。
ーー逆に大変なこと、苦労していることはありますか?
OKBはまだまだ小さい組織ですが、メンバーが少しずつ増えてきて役割分担やコミュニケーションの質も変化することが求められています。
ひとつのコンテンツを作るにしても、リモート環境の中で様々なバックグラウンドやスキルを持ったメンバーと意識合わせしながらコンテンツを作っていく必要があります。
ルールがまだまだ少ない会社なので、自分でルールをつくっていく意識が必要だと感じています。
世界向けにかわいいキャラのアニメを作りたい!
ーー今後OKB、そしてキャリアを通してやりたいことをお聞かせください。
大学からずっと「アニメーションを作りたい」と思ってきました。なのでアニメーションを作ることが夢です。
モーショングラフィックなどを活用しながらかわいいキャラクターを動かして、世界で愛されるアニメを作りたいですね。
ーーチャンさん、そしてOKBならきっとできますよね!グローバルなメンバーが揃ってるからこそ、世界で愛されるアニメを作りたいですね。では最後に、どんな人にOKBに来て欲しいですか?
まずは責任感のある人。自由な組織だからこそ、責任感がある人でないとうまくいかないと思います。
そして常に新しいことにチャレンジしたい人。ルールや指示されたことしかやらない人ではなく、自ら何かをやり始め、チャレンジする人がOKBに向いてると思います。
一緒に、世界に向けて面白いコンテンツを制作していける仲間が来てくれることを楽しみにしています!
【編集後記】
チャンさんはOKBのバリューの一つである「Kids 〜遊びゴコロを持ち続けよう〜」を最も体現してくれているメンバーの一人です。未知なることへの好奇心、成長意欲。たとえ失敗しても諦めない。だからこそクライアントの期待を超えることができるのだと思います。これからも彼女の成長が楽しみでしかありません!
OKBは一緒に働く仲間を国籍・年齢問わず募集しています!ぜひご応募ください!