BBQ&Co敷谷です。
普段、BBQ&Coの広報・宣伝や、「Connect BBQ」などのイベント企画、プロダクトの開発などをしています。
さて、オリジナルスパイス「DR.BBQ#」のラインナップが、この夏一気に7本に増えました。一風変わったネーミングやパッケージデザインにしているのには、僕らBBQ&Coならではの「理由」があるんです。
ポップなネーミングには理由がある。
BBQ&Coのオンラインショップでは、心躍るBBQに欠かせないピクルスやスパイスなどを揃えています。今後は、BBQギアやプロダクト、ワンポンドステーキなどの食材もご購入いただけるように、現在いろいろと準備中です。
■BBQ&Co Shopping
その中でも、BBQ&Coのオリジナルスパイス「DR.BBQ#」は、大蔵海岸ZAZAZAなどでもお楽しみいただいていますが、ご自身のBBQや家の料理でも気軽に使っていただけるものばかりです。
数種類のスパイスを調合した、使い勝手の良いブレンデッドスパイスです。
■オリジナルスパイス DR.BBQ#
01 SMOKE EFFECT
02 EXOTIC PUNCH
03 SEAFOOD LOVES
04 TROPICAL CEREMONY
05 ORIENTAL MOSS
06 OCEAN BREEZE
07 BLUSHING SUNSET
……って、どんなスパイスを配合しているのか全然わからんやないかーい(笑)。
実は、どれも意図的にカクテルのようなネーミングにしています。でも、直接的な表現はしていないのに、味わいというかスパイスを使った体験や風景が情緒的にイメージできると思いませんか?
例えば「ターメリック×ガラムマサラ」と言われたら、「ふーん、カレー風味か」と今まで体験した範囲で情報を処理してしまいますが、”TROPICAL CEREMONY”だと「エスニック風味かな〜とは思うけど、想像を超えてきそうだし、なんだかワクワクする」と思いませんか?
僕たちが作っているのはそういう「余地のある」スパイスなんです。
「BBQしたくなるスパイス」を。
オリジナルスパイスの開発にあたり、BBQ&Co代表の成田からは、
「使う人にイニシアチブがあるスパイス」
「瓶を並べておくとBBQしたくなるグッドルッキングなスパイス」
「カクテルみたいなネーミングのスパイス」
というオーダーだけがありました。
特に大事なのは、2番目の「もっとBBQがしたくなるスパイス」という点。
なぜなら、僕たちBBQ&Coは食品メーカーではなく、BBQ文化を広めることを目的としている会社だからです。だから、BBQの考え方や知識・技術を向上させて日本人がもっと気軽にBBQを楽しめるようになる「きっかけ」となるプロダクトやイベントを企画することが重要です。
「塩こしょう」「焼肉のたれ」で、人は動くでしょうか?
そもそも「塩こしょう」は、普段の台所でもBBQテーブルでも目立つところには置かれないですよね。
オリジナルスパイス「DR.BBQ#」は、ディスプレイして眺めていると、次のBBQが待ち遠しくなるようなスパイスです。
足し算や掛け算でさらにオイシイ。
そんなネーミングやパッケージデザインが特徴的なスパイスですが、もちろん調合や味わいにもこだわっています。
塊肉や食材に振りかけて、塗り込んでBBQで焼くだけ。また、焼いた後にシーズニングとしても美味しく使っていただけます。牛肉・豚肉・鶏肉・魚介類・野菜など、食材の旨味を引き出すように計算されて配合されています。
1瓶だけで使ってもいいし、さらに好みのスパイスを加えてもいいし、いくつかの瓶を合わせて、オリジナルのスパイスを生み出しても美味しいです。
つまり、オリジナルスパイス「DR.BBQ#」は、現在7種類展開ですが、単純に7つの味を楽しめるのではなく、足し算や掛け算をして何倍にも何十倍にも楽しめるスパイスなんです。
ここだけの話、塊肉に使うだけじゃなくても楽しめます。
BBQで使って余った分はポストチップスにかけるのもおすすめです。マヨネーズと混ぜてディップソースにして、生野菜を付けて食べるのも美味しいです。
そんな、BBQでも日常でも、気軽に使えてワクワクできるスパイスです。
はじめて瓶を見た人は、たいてい「なにこれ?!」「なに味?!」と喰いついてくれるのもオイシイですよ。
レイヤーを感じさせるスパイス。
オリジナルスパイス「DR.BBQ#」は、コンセプトをまず決めてから、ネーミングやデザインについて社内外であれこれとアイデアを出し合い、そして調合は「神戸マイスター」認定も受けている社内のベテランシェフが監修しています。
岩塩や甜菜糖などの調味料も配合しているので味付けだってOK。
ただし「DR.BBQ#」はスパイスがメインで、塩分は全体の20〜30%に抑えています。
というのも、日本で販売されているスパイスのほとんどは、塩分が60〜70%を占める「フレーバー付きの塩」です。でも、そんなに塩が多くてスパイスを楽しめる余地があるのか? と僕らは思っています。
「塩梅」という言葉があるように加減が重要です。塩は味の決め手になりますが、使い過ぎると引き返すのが難しい調味料でもあります。だから、塩分のパンチで深みが埋もれてしまわないように、塩の割合にこだわってスパイスを作っています。
自由自在なスパイスライフ。
最後にスパイスブランドのネーム「DR.BBQ#」について。
DR.(ドクター)とは医師であり科学者のこと。僕らはこのスパイスを、その日の気分や場の雰囲気で、自由に使いこなしてもらいたいと思っています。
食材を前に「今日は03と05だな」「この塊肉には01のシーズニングで」と、さまざまなアレンジを効かせて、まるで科学実験のように試してもらうと面白い発見がありますよ!
プロダクト絶賛開発中!
スパイス開発の舞台裏、実はまだまだ続きます。
最初にお話した「もっとBBQがしたくなるスパイス」づくりは、僕自身が個人的にBBQに対して感じていた疑問から始まっているんです。
次回はそんなお話をしようと思います。
BBQ&Coのオンラインショップでは、心躍るBBQに欠かせないピクルスやスパイスなどを揃えています。今後はBBQギアやプロダクト、ワンポンドステーキなどの食材も並ぶ予定です。
■BBQ&Co Shopping
そして現在クラウドファンディングも企画中です。
BBQ&Coでは「今までにないBBQプロダクト」開発を通じて、広く届けたいメッセージがあります。開始時期が近づいたらお知らせしますので、応援よろしくお願いします!