【代表インタビュー】
瀬尾 浩史
北海道出身。高校卒業後、沖縄へ移住したのちUターン。東日本大震災の際に再生エネルギーの重要性を実感し、「太陽光発電」を取り扱う会社へ入社。
2014年に独立し「株式会社ヒロエナジー」を設立。
現在は「株式会社ヒロエナジー」「株式会社ユートラスト」「株式会社ヒロファーム」の3法人の経営を行っている。
会社設立までの経緯
昔から僕はテレビでバラエティ番組を見るよりもニュースを見るのが好きな人間でした。
そのため環境問題やエネルギー問題に対しての興味関心が同世代よりは高かったのではないかと思います。
東日本大震災のあと、大企業が次々と太陽光発電の事業に関わり始めたことをきっかけに、僕自身もその事業に興味を持ち始めました。
まずは勉強のため、太陽光事業を行っている会社に入社しました。
その会社は家庭用の太陽光を主に取り扱っている会社だったのですが、実際に営業を行ってみて想定よりも活動がしやすく「これなら自分でもできるのではないか」と思ったのです。
そして、独立を決意しました。
創業当時の苦労
ですが、現実はそう甘くはありませんでした。
僕が独立してから取り扱ったのは投資用の太陽光発電で、最初は従業員も雇わず用地の買取から販売まで1人ですべて行っていました。
正直、事業を始めた頃の太陽光業界の評判はお客様からも施工業者からも非常に悪いものでした。
例えば、営業マンが自宅に来て「契約を取るまで帰らない」という脅迫まがいの行動があったり、太陽光の施工をする際に業者にきちんとお金が支払われなかったりなど、一部の会社が正しい営業活動を行っていなかったため、業界自体の信用がない状態でした。
そのため、なかなかお客様に話を聞いてもらえない状況や、お客様と契約締結後の施工業者とのやりとりがうまく行かず先に進まないことが最初は多かったですね。
当時は悔しい思いも沢山しましたが、「やるしかない」という気持ちで必死に動いていました。
ただ、僕が取り扱っていたのは”投資用”の太陽光だったので、お客様に金銭的メリットが発生する商材です。
お客様にお話を聞いてもらえれば警戒心を解くことができましたし、お問い合わせから契約につながることもだんだんと増えていきました。また、施工業者との関係もやりとりを重ねるうちに信頼を積み重ねることができたと思います。
おかげさまで2年目以降は銀行からの信用も得られ、大きいお金を動かすことができるようになり今季まで右肩上がりに会社が成長することができています。
仕事をする上で大切にしている考え方
どんな仕事もそうですが、お客様がいることで自分たちの事業が成り立ちます。
なので、営業マンとして「お客様の立場で物事を考える」ということはいつも心がけています。
太陽光発電は「固定価格買取制度」というものがあって、国が20年間は発電されたエネルギーの買取を保証しています。すなわち、僕たちもお客様と20年間付き合っていくということです。
ですから、僕はできる限りお客様の悩みや相談をきいて、自分たちの事業とは関係のないことでもサポートできるように日々勉強しています。
保険や借り入れ、家のリフォームについてなど今困っていることを受け取り、自分の提案を紐付けてお話をする。
どんな時もお客様目線で話を進めることが信頼につながると思っています。
会社への思い
太陽光事業について
太陽光事業に興味を持って設立した会社でしたが、今は北海道の経済を活性化していきたいと考えています。
僕は札幌からあまり出たことがなかったのですが、太陽光パネルを設置する用地を探すために地方に出向いた際に郊外の現状を知りました。
地方の地主さんは農家の方がほとんどなのですが、お話を聞いてみると「(農家の)高齢化が進んで跡継ぎもいない状態、この土地をどうにかしてほしい」という相談を受けることが多かったんです。
自分の目で見ても、この地域は数十年以内には人口も減って、町がなくなってしまいそうだなと思うエリアがいくつか見受けられました。
そのことがヒロファーム※を立ち上げるきっかけにもなりました。
※【太陽光発電】×【ファーム事業】の新規事業
なので今は、北海道で事業を行うことで経済を活性化し、北海道の未来がいい方向に進んでいったらいいなと思っています。
北海道で生まれた人間は北海道を好きな人が多いと思うのですが、僕もその一人というのもありますね。
自分が生まれた土地を元気にしていきたいという気持ちです。
もう一つは、日本人にはまだ馴染みの少ない環境保全の取り組みをもっとライトに生活に取り入れてほしいという願いがあります。
世界的にはカーボンニュートラル(脱炭素)に向かっていますが、日本人はまだ環境問題に興味がない方が多いように感じます。
その現状を【エコ×投資】という、自分の利益にもなりつつ環境にも配慮した太陽光発電という形で取り込むことで、少しでも身近に感じてほしいと思っています。
会社の今後
地方の高齢化による人口減少を目の当たりにしたとき、今後は人が少なくても最低限事業が回るシステムを作っていかなければならないと感じました。その一方で、AIによる自動化でどんどん仕事がなくなる職業もあると思います。
両極端な状況が起こる中でも北海道の雇用が生めるように仕組みを作っていきたいです。
そのために太陽光事業だけでなく、福祉事業やファーム事業を行っているというのもあります。
これから入社する方へ
面接は基本的に僕が行っています。
正直、事業に興味がなくても問題ありません。
意見をしっかりぶつけてきてくれる方とお話したいです!
自分がこの先どうしたいか、どうなりたいか、どのくらい稼ぎたいのかというビジョンを是非、僕に教えて下さい。
一緒に、北海道を盛り上げていきませんか?
最後までご覧頂きありがとうございました!
弊社に興味を持っていただけたなら、是非一度お話しましょう!