今回は株式会社ヒロエナジーで営業をしている2019年度7月入社の石崎さん、2019年度4月入社の近江谷さんにインタビュー!仕事内容を伺うことで見えてくる大変なところや、やりがいについて詳しく聞きました。
お二人のお仕事内容についてお聞かせください。
近江谷「最近は来年度から本格的に始まる、系列の株式会社ヒロファームの業務をメインに行っています。完璧に移籍はせず、株式会社ヒロファームの立ち上げと、株式会社ヒロエナジーの営業を兼任する形ですね。」
石崎「株式会社ヒロエナジーの営業として、太陽光パネルを設置する土地の買収を行っています。土地を探し、お客様のところへ訪問をして、土地を売ってくれませんか?という、営業がメインになります。」
北海道という大きな土地から、特定の土地を探すのって、難しそうですね…
石崎「最初仕事を任されたとき、『北海道は大きいから、どこにでも土地があるんじゃないか』って思ったんです。でも、実際には”見えない境界線”があるんですよ。土地としては広く見えていても地番が細かく別れていて、ここからここまでが◯◯さん、ここからは◇◇さんといった風に…。
時には何百と区切られている時もありましたね。その場合、所有している地主さん100人以上に細かく聞いてられないので、ある程度大きさが確保できる土地を探すということが大変でした。しかも、土地を探す方法は衛星写真なので、なかなか大変です。(笑)」
衛星写真から手作業で探すんですか!?
石崎「そうなんですよ、それしか今のところ方法がなくて。衛星写真で確認した情報と、地主さんが所有している土地がわかるサイトがあるので、それと照らし合わせて地主さんを探し、コンタクトを取っています。」
近江谷「実際に訪問するときも、普通のナビではたどり着けないところがほとんどですね。行くところは山の中とかが多いので、大体のあたりをつけて向かいます。(笑)」
石崎「目印も何もないんですよね。(笑)」
広大な土地なのに、こんなに見つけるの大変なんですね…
近江谷「そうなんですよ、しかも、道路に面していなければ行けない、売電ができるように、近くに電気が通っていないと行けないのもポイントです。電柱が立っていないといけません。ただの空き地ではダメなんですよね。」
石崎「しかも、”日射量”もかなり大きく影響します。北海道の中でも北の方や日本海側は日射量がよくないんですよ。同じ市町村でも、例えば『室蘭は良くても伊達はダメ』みたいな。(笑)」
室蘭は良くても伊達はダメなんですか。
近江谷「日射量を測る観測地点を元にしているので、その数値を見ると伊達は日射量が規定に達していないんです。細かく言えば、伊達の下半分、”南小金(みなみこがね)”まではいいけれど、”北小金(きたこがね)”はダメ。条件を満たしている土地を見つけるだけでも一苦労です。(笑)」
ビルの反射が多いと日射量が多いんじゃないですか?
近江谷「そもそもビルが建っているところは土地が買えないですね。(笑)」
山の上はいかがですか!
近江谷「山は木の影で日射量が減ることや、電線が無いので、難しいですね…。」
では山頂はどうでしょうか!
近江谷「そこまでの道が無いことと、さらに電気もないでしょうね…。(笑)」
…土地を探すには様々な条件をクリアする必要があることがわかりました。
近江谷「そうですね、なので、土地を見つけられた時はとても達成感がありますね。」
石崎「コツを掴んでくるとだんだんと見つけられるようになってくるので、そこは今後入ってくる方には安心してもらいたいと思っています。」
太陽光パネルを立てるには土地の条件の他、申請しても太陽光パネルが建てられる地盤か、などの審査が1年ほど審査期間があります。
次は土地を見つけたあとの地主さんとの交渉になります。土地を見つけても特別な思いがあり、手放すことを考えていない地主さんなどがいたりと、様々なエピソードがありました。
続きは【営業×営業トーク】②⦅この土地売ってください!交渉編⦆地主さんがその場にいて売っていただける確率は…?です。ぜひご覧ください!