2025-26シーズン、わさびやのレンタル業務支援システムが扱った利用データは、34万人日分。ただ、この数字は今のところ、日々の運用を回すために使われているのが中心です。
わさびや株式会社は、スノーリゾートに特化したDXソリューションとコンサルティングを提供しています。レンタル業務支援システムは、その中核のひとつです。
経験と勘を、データで支える
地域のスキー場は、天候にも人手にも左右されながら、シーズンごとの需要変動に向き合っています。レンタル用品の在庫をどう配置するか、繁忙期にどれだけの人員を確保するか。こうした判断の多くが、今も経験と勘に頼っています。
わさびやが7年間、現場に通い続けて積み上げてきたのは、単なるシステムの運用実績ではなく、「その地域のレンタル業務が実際どう回っているか」の理解です。おそらく、蓄積したデータを需要予測や在庫最適化に生かせる余地は、まだ大きく残っています。
現場に足を運んで、意味を確かめる
エンジニアチームの有馬さんは、野沢温泉への出張をこう振り返ります。最初はお客様から寄せられたご意見をまとめて渡され、「ここが分かりにくい」と指摘を受けた。それでも最後には「このシステムがあったおかげで、すごく良くなっている」と言ってもらえたそうです。スノーシーズンは、レンタルショップにとって一年で最も忙しく、窓口の対応や用品の貸出・返却、在庫の管理に追われる繁忙期です。その負担の大きさから、冬が近づくのを憂う現場のスタッフも少なくなかったといいます。「冬が来るのが嫌だ、と思っていた人たちの気持ちを変えられる。そういう仕組みとして使ってもらえるのかな、と感じた瞬間でした」。
利用者はスムーズにレンタル用品を受け取れる。ショップは在庫と人員をより正確に見積もれる。地域はシーズンを通じた収益の安定につながる。データを整えることは、この3者それぞれの負担を減らすことに向かっていきます。
数字だけでは、決められない
データが集まっているからといって、すぐに予測モデルが作れるわけではありません。現場の業務フローを理解しないまま数字だけを見ても、実態とずれた結論を出しかねない。地道にショップやスキー場の声を聞きながら、データの意味を確かめていく工程が欠かせません。技術的な可能性と、現場との約束を両立させながら進める仕事です。
こんなことやります
全国のスキー場で使われるモバイルアプリの内製化・運用・改善から、新規アプリの開発までを一貫して担うポジションです。このアプリこそ、レンタルの現場データが生まれる入り口です。
具体的な業務:
- 外部ベンダーが開発したモバイルアプリ(Flutter製)の内製化・運用・改善
- 新規アプリの要件定義、技術選定、設計、開発
- 運用中のWebサービス(バックエンド)との連携
- スキー場やショップなど事業者の声を聞きながら、レンタル業務のデータが活きる形にプロダクトを磨く
こんな方と話したい
- データを扱う仕事に関心があり、現場の理解も大事にしたい方
- 仕様を実装するだけでなく、何のためのデータかを一緒に考えられる方
- 地域の事業者と対話しながら、地に足のついた開発を進めたい方
- フルリモートで、自分でスケジュールを管理して進められる方
- スキーやスノーボードが好きな方
技術スタックは、モバイルがFlutter、バックエンドがRuby on Rails、WebフロントエンドがNext.js。データをどう生かすかは、まだこれから一緒に考えていくフェーズです。少しでも興味を持ったら、まずはカジュアルに話しましょう。