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あなたのITエンジニア経験、前例なき大規模プロジェクトの構想に活かしませんか?

NTTデータ デジタルテクノロジー推進室の使命は、顧客が抱える課題やニーズを踏まえて将来のあるべき姿を描き、DXの実現に向けた実行計画を策定、さらには実現に向けた足がかりを築くことにあります。その先導役を務めるのが、今回ご紹介するデジタルテクノロジーディレクターたちです。

先端テクノロジーの知見と多様なビジネスへの対応力を持つ彼らは、なぜDXプロジェクトに特化したデジタルテクノロジー推進室を選んだのでしょうか。入社の動機や仕事のやりがい、また、前例のない試みや社会的インパクトが大きいシステムを託される責務や魅力について、プロジェクトをリードするふたりに聞きました。

湯浅 雄一
メーカー系SIer、ベンチャー企業を経て、2021年NTTデータ入社。基幹業務システムにおけるパブリッククラウドを活用したシステム構想検討に従事。入社直後からインドのオフショア開発部隊の案件推進や競争力強化にも取り組んでいる。現在は、官公庁間のデータ連携プロジェクトやIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想をベースにデジタルツイン技術を活用した新規サービス創出に従事している。


山下 貴之
2015年新卒入社。複数システムのインフラ設計・構築を経験後、パブリッククラウドを活用したシステム構想検討に従事。2018年から4年に渡り社内の企画型サービスにて基盤チームやセキュリティチームの組成に携わり、SRE(Site Reliability Engineering)の考えを取り入れた ITインフラのDevOpsに取り組んだ。現在はITコンサル/アーキテクトとして金融機関のお客様のITロードマップの策定に携わっている。


テクノロジーを武器にビジネスを構想する仕事

——おふたりはどのような仕事に携わっているのですか?

湯浅 いまはふたつのプロジェクトに携わっています。ひとつは官公庁間のデータ連携を推進するプロジェクトで、もうひとつはNTTグループが2030年の実現を目指す次世代通信ネットワーク「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」を活用したビジネス創出を担うプロジェクトです。

山下 私が担当しているのは、金融機関様の事業戦略に基づき、ITロードマップを立案・作成する仕事です。テクノロジーの進歩や社会の動向を見極めながら、現行システムのアーキテクチャの改善方針を整理し、何をどのタイミングで実現していくべきか関係者と協議しながら、計画に落とし込む仕事に携わっています。

——具体的な取り組み内容を教えてください。

湯浅 IOWNのビジネス活用を進めるプロジェクトでは、外部のパートナー企業や事業部、研究所を巻き込み、実証実験を進める取り組みを行っています。たとえばNTTデータの研究所が持っている、人間の脳反応をAI化する技術とIOWNの高速光回線を組み合わせ、観光地での人の動きをリアルタイムで捕捉しつつ、世代や性別などによる行動の違いをAIで予測。混雑の緩和やプロモーションなどに役立てられないかといった野心的な試みを観光業界のお客様と協力して検討しています。

山下 具体的に申し上げると、どのようなシステムアーキテクチャを採用すれば、金融機関や企業との間で安全かつスムーズなオープンイノベーションを生み出せるかを構想し、お客様やパートナー企業と協力しながらその構想を具体化しようとしております。

——ビジネスの実現可能性を探る実証実験や、IT戦略の策定、システムの構想といった最上流の業務に携わる機会が多いようですね。

湯浅 そうですね。デジタルテクノロジー推進室が手掛けるプロジェクトには、足もとのDXニーズを汲み、その実現に向けた筋道を立てる仕事もあれば、まったく何もない状態からコンセプトを立て、グランドデザインを描く仕事などさまざまです。解決すべき課題やテーマは千差万別ですが、その多くは前例がなく、規模の大きいプロジェクトだという点で共通しています。

山下 湯浅さんが言う通り、私たちの仕事はプロジェクトにより千差万別です。私自身の話で申し上げると、金融機関のITロードマップの策定に携わる前は、日本最大級のキャッシュレス決済プラットフォームのDXプロジェクトに携わっていました。具体的には、 SRE(Site Reliability Engineering)と呼ばれるソフトウェア技術を駆使してIT運用を効率化・高度化するアプローチを実践するために、基盤チームやセキュリティチームの立ち上げを支援し、いかにシステムの安定稼働とアジリティを両立するかを追求する取り組みをしていました。業界や解決すべき課題によって、必要となる知見も手法も、求められるアウトプットも変わりますが、テクノロジーを起点にあるべき未来の姿を構想し、DXを実現したり事業化の端緒を開いたりする点では同じです。そのため、プロジェクトの方向性を定める段階から関わることが多く、最先端のテクノロジーを活用する機会にも恵まれているため結果的に前例のない取り組みに従事する機会が多いのだと思います。


NTTデータだからこそできるプロジェクトがある

——皆さんはなぜ、NTTデータを選んだのですか? 入社の決め手を教えてください。

湯浅 新卒入社した大手メーカー系SIerで通信会社の基幹系システムの設計や構築に携わった後、マーケティング支援事業に取り組むベンチャーを経て、2021年にNTTデータに入社しました。NTTデータでデジタルテクノロジーディレクターになろうと思ったのは、データの利活用に関わる大規模プロジェクトに携わりたかったからです。NTTデータはメーカー系列ではなく、優れたテクノロジーを持つベンダー各社とニュートラルにお付き合いできますし、社会的インパクトをもたらすビッグプロジェクトにも事欠きません。入社を決めたのは、選考の過程で出会った人たちが皆さんフランクで、言葉の端々からテクノロジーに対する真摯な姿勢や仕事に対する情熱が伝わってきたからです。こんな環境ならきっと働きやすいだろうと思い決断しました。

山下 私もテクノロジーを通じて、社会に大きな影響を与えるような大きなプロジェクトに携わりたいと考えNTTデータを選んだひとりです。実際のところ、2015年に新卒入社してからこれまでの間に、誰もがが聞いたことのあるであろうサービスのシステムにいくつも携わることができました。
また、デジタルテクノロジー推進室ならではの魅力としては、お客様の要望に対する技術的な実現方法だけなく、「何を目指すのか」という本質的な検討に参加できることだと思っています。つまり、理想と現実を見据えつつ「What」と「How」を行き来しながら最適解に迫れる。そこに魅力を感じます。

——デジタルテクノロジーディレクターは、プロジェクトの成否を左右する責任の重い仕事です。どんな点にやりがいを感じますか?

湯浅 答えが確立されていない大きな課題を前に、その課題と向き合い、どう克服するかに知恵を絞るのが私たちの仕事です。達成すべきゴールに対してどんなアプローチを採るべきかは、デジタルテクノロジーディレクターの意志に委ねられる部分が少なくありません。国内ではまだ適用事例が乏しい最新テクノロジーを使った野心的なアプローチを試みることに対しても寛容です。責任が重い仕事ではあるものの、そのぶん裁量を与えられているので、難題にも真正面から向き合えるんです。

山下 多くの人が利用するサービスやシステムに携わること自体にやりがいを感じます。また、生まれたばかりのテクノロジーや普及していない新しい概念を用いて、新たなプロセスやアーキテクチャを確立するのは難しくもあり楽しくもあります。周囲を巻き込んで実現に向けた筋道をつけられたときの喜びは何ものにも代えられません。

——逆に厳しさを感じることもあるのでは?

湯浅 私たちはテクノロジーの専門家であり遣い手ではあるものの、テクノロジーはあくまで課題解決の道具に過ぎません。いくらテクノロジーに詳しくても、ビジネス側に立つ人たちに対してテクノロジーがもたらす効能や効果、リスクについてわかりやすく伝える力、パートナー企業や事業部を巻き込む力、収益が見込めるビジネスに転換する力がなければ使命は果たせませんから、一般のITエンジニアと比べると守備範囲はかなり広い。そこが難しいところであり、やりがいを感じる部分でもありますね。

山下 私もやりがいと厳しさは表裏一体だと思います。デジタルテクノロジーディレクターは、姿がはっきり見えない難題に輪郭を与え、あの手この手で攻略を試みる戦略家のような立場。私も与えられる課題が難しいほど、仕事を通じて成長の手応えを強く感じます。


自らの技術力で社会に貢献したいと願うITエンジニアの皆さんへ

——最後にITエンジニアからのキャリアアップを志向する読者の皆さんにメッセージをお願いします。

山下 デジタルテクノロジー推進室なら、前例がないことにチャレンジする機会がたくさんありますし、さまざまな業界のDXに主体的に関われます。物怖じせず貪欲に新しい技術を学ぼうという意欲のある人や、知的好奇心の強い人、学んだことを実社会で活かすことに意欲があるITエンジニア経験者なら、きっとデジタルテクノロジー推進室で輝けるはずです。私も日々の業務を通じて、テクノロジーはもちろんお客様の業界や業務、広くビジネスについての見識を広め、ITアーキテクトとしての実力を培っていくつもりです。

湯浅 アサインされるプロジェクトによって向き合う課題やテーマが異なりますから、多様な経験を積めますし、テクノロジーやビジネスに対する視座の高さも育まれます。山下さんが言うようにデジタルテクノロジーディレクターに求められるのは、新しいことへの好奇心やテクノロジーで社会をよくしたいという強い意欲。そんな志向を持つITエンジニアにとって、デジタルテクノロジー推進室での経験はきっと得難い成長の機会になるはずです。


NTTデータ デジタルテクノロジー推進室は一緒に働く仲間を募集しています。
詳しい仕事内容については、下記のリンク先の情報が参考になります。ぜひご一読ください。

DXケーススタディ発信サイト「デジタルテクノロジーディレクター
デジタルテクノロジーディレクター(DXコンサルタント
デジタルテクノロジーディレクター(Workstyle Invention
サービスデザイナー(Tangity

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