今回は新規開設となりました、障がい者向けグループホーム「愛のくじら」についてご紹介します。
障がい者向けグループホーム設立の背景
支援が必要な方たちと共生していく地域を創りたい。
アイシマは「福祉は共生型の総合サービス」だと考えています。
高齢者・保育・障がい者・就労支援の福祉全般で地域貢献していきたいと何年も前から構想をしており、この20周年の節目にようやく実現することができました。
今年の7月には関連法人NPO「愛のささえ」が、
瀬谷区阿久和南に就労支援型のパン工場もオープン予定。
障がい者の就労支援を進め、出来たての温かいパンを地域の皆様や各施設に届けることで、
更なる地域貢献へと繋げていきます。
少数精鋭で理想のホームを築き上げる「愛のくじら」
明るい雰囲気が漂う室内。
愛のくじらは女性専用の障がい者グループホームで、
知的・精神・身体障害のある方の受け入れをしています。
オープンしたてなので、慌ただしい毎日ではありますが、風通しの良い、理想のホームをつくるため、
スタッフ6名で力を合わせ1から作り上げています。
うち5名は新しくアイシマに入社された方々ですが、皆さん障がい者グループホームや作業所での勤務経験がある方達。とても心強いスタッフが集まりました。
利用者様もスタッフも全員女性ですので、より利用者様に寄り添ってケアすることを心掛けています。
親御さん達にとっても「それは安心ですね」と喜んで頂いております。
川崎施設長にインタビュー
「利用者様に寄り添ったケアをしたい」と語る、川崎施設長。
Q、一日の流れは?
利用者様は、昼間は作業所に通っている方々なので私たちは朝食作りや、身支度、送り出し~帰宅後の食事作り、洗濯やお風呂等、朝晩の生活全般をお手伝いしています。
利用者様の自立を目的としているので、安全面に配慮しながら、ご自身で出来ることはやってもらい、お手伝いが必要な場合は一緒に作業しております。
夕食の時間には、今日はどんな事があったのか?を皆さんに話してもらうのが私達の楽しみでもあります。本当に家庭的な雰囲気だと感じます。
Q、今後どういう施設にしていきたいですか?
女性だけの施設ですので、まずは安全面への配慮を欠かすことなく、スタッフ一同協力していきたいと思います。
そして、何より利用者の皆様に「本当の家」だと思って、安心して暮らしてもらえるような場所にしていきたいと考えております。
利用者様の自立を支援することが私達の仕事です。
女性ならではの暖かみのあるケアを継続していく中で、皆さんの日々の生活が充実していくことを目標に、利用者様と共に、なんでも気兼ねなく話し合える風通しの良い雰囲気のグループホームづくりを、これから頑張っていきたいと思います。