どんな会社にも財務・経理の仕事って必ずある。大企業ならグループ会社など複数社取りまとめる経理もあれば、資産運用、資金調達、事業やプロジェクト運用する財務まで。

中小企業は日々の小口から社員の給与まで一元に取りまとめる経理もある。中小企業はこういった間接部門のメンバーが少なく「多能工化」されていることが多い。

経理に留まらず、人事・給与、総務・庶務など様々な仕事を少数でこなすことは、個々のパフォーマンスが高くなければエラーが起こりやすくなる。また専門的な業務ではなく色々な業務を経験できる。

私も入社して十数年、経理・財務、債権回収、不動産売買契約、M&A、グループ会社統括、採用・人事、教育、時にはシステム企画など、とても数えきれない業務を経験させてもらった。

当然初めての経験、わからないことばかりで苦労はしたけど「経験」によって「知識」は得られた。その知識は年々増え続ける、その知識を経験を蓄積させるとポリバレントな人材になれると確信している。

少数だけど、重要な役割ってどの会社においてもある。経理のメンバーが送金を忘れたら・・・与信不安になる。経理のメンバーが社員の給与を振込忘れたらみんなが困るよね。日々数十億のお金を管理して経営指標に反映する数字を管理することが財務経理の重要な役割。

地味なイメージが先行するけど、超重要な役割であり、追求すれば唯一無二の存在になり得ると思う。