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「日本の介護を世界のKAIGOに」持続可能な幸せをつくる、鈴木内科医院のグローバル展開構想

鈴木内科医院グループWantedlyをご覧いただき、ありがとうございます。採用広報担当です!

今回は事務長のみつるさんにインタビューしました。みつる事務長は、「日本の介護を世界のKAIGOへ!」という壮大なビジョンを掲げ、現在ベトナム進出に向けて計画中です。医療介護業界の世界進出はあまり類を見ない珍しい取り組みですが、みつる事務長が海外展開に挑む背景には、鈴木内科医院で働くスタッフたちへの「愛」と「日本の医療介護業界をもっと良くしたい」という熱い想いがありました。

※この記事は2024年10月時点の情報です。


▼みつる事務長のXもぜひ覗いてみてください👀

https://x.com/PhysioSuzuki


医療介護業界の未来を危惧せずに、先駆けた施策を実行していく

── みつる事務長は「日本の介護を世界のKAIGOに!」をスローガンに海外展開を目標にしていますよね。それはなぜですか?

鈴木内科医院グループは「“Love&Care” 愛のある医療介護の運営を。」を理念に掲げています。この理念には、患者さまや利用者さまの幸せだけでなく、スタッフの幸せも含まれています。スタッフの人生が満たされて初めて、利用者さまに質の高いサービスを提供でき、地域への貢献や持続可能な社会の実現にもつながっていくからです。だから私たちは、常に鈴木内科医院で働くスタッフたちの幸せを第一に考えています。

今後ますます少子高齢化が進む日本において、介護職は非常に需要の高い職業です。約20年前と比べると市場は2倍以上の拡大を見せ、2025年には26万人の人材確保が必要といわれています。北海道でも約2万人が不足すると予測されており、景気の影響を受けることはなく目先20~30年にわたって安定的にニーズのある職業です。



しかし、残念ながらよくニュースなどでも話題にのぼるように、今の日本の介護業界は決して賃金が高いとはいえません。高齢者介護の超先進国とも呼ばれるほど他国と比較しても非常に高いサービス品質を誇るにもかかわらず、介護業界は国の財源で成り立っているため、収益を伸ばしにくい構造なのです。

質の高いサービスや価値あるものに対して正当な評価をし、報酬としてより還元できるようにするためには、現状の仕組みだけに頼っていてはいけないと思いました。既存のやり方にとらわれず、自分たちで収益を上げながらスタッフたちにもっと還元していくための基盤作りをしていく必要があります。

そこで描いたのが、グローバル展開構想です。

Made in Japanのハイクオリティは海外でも評判がよく、成功している企業は積極的に海外展開をしているケースが多いです。私たちはこれを医療介護業界に当てはめてみても面白いのではないかという着想を得ました。同業界で海外進出をしている事業所は少ないですし、ビジネスでは他がやっていないことを先駆けてやるのが大事です。私たちが率先して日本基準の介護を世界に発信することで、この業界を盛り上げるとともに、鈴木内科医院で働くスタッフたちをより豊かに、幸せにしたい。そのような考えから、グローバル展開を考えるようになりました。


── 理念に基づく「スタッフの幸せ」が発端なのですね。数ある国のなかで、ベトナムを海外進出の地に選んだ理由を聞かせてください。

鈴木内科医院には、複数名のベトナム人技能実習生が働いています。これは今後の人材難に備えて6年ほど前から開始した取り組みです。

実は私はそれまでまったくベトナムについて知りませんでしたが、当初視察も兼ねて現地を訪問したときに、一瞬で虜になりました。ご飯は何を食べてもおいしいですし、経済も右肩上がりで活気のある、とても元気な国でした。また、ベトナム人は家族を大事にする文化で、地域で困っている人がいれば積極的に助ける精神なども根付いています。愛にあふれる国民性にも非常に魅力を感じて、私たち鈴木内科医院の企業理念や価値観にも通ずるものがあると思いました。



一方で、医療介護は遅れをとっており、介護の概念もまだ浸透していません。介護施設もまだそれほど存在しておらず、30年ほど前の日本のように家族で介護をするのが当たり前の社会です。しかし、経済の成長や物価が向上している現状を見るに、おそらく今後は共働き世帯が増加していくと考えられます。すると、家庭内で介護をすることが難しくなり、ベトナムでも日本のように介護サービスの需要が高まっていくのではないでしょうか。また、若年層が多いベトナムではまだ認知症についてはあまり知られていませんが、平均寿命が延びるにつれて認知症も社会問題化していくため、認知症の方の理解を深めていく必要が生じます。

ベトナムが将来直面するであろうこれらの課題を解決するためには、現地にも日本のような体系的な介護を学べる場をつくるのが良いのではないかと思いました。ベトナム人のなかにはすでに介護職に関心を持つ若者も増えつつあり、はるばる日本まで学びに来る方もいます。こうした実情も踏まえると、ベトナムで事業展開をしていくのは双方にとって有効な手段になり得るだろうと考えています。

いつか日本人の介護福祉士がベトナムで指導をして活躍できたら面白いなとも思いますし、日本の介護技術を学んだベトナム人が現地で高水準の介護を実践してくれたら嬉しいですよね。これぞまさに、日本の介護が世界のKAIGOになるような世界線です。



「収益が上がる経営体制」「成果が反映される評価制度」「付加価値の高い組織」の三本柱で勝ちに行く

── 海外展開の実現に向けて、今後どのようなことに注力していくのでしょうか。

ビジョンに共感してくれる仲間の採用です。そのためには鈴木内科医院全体の地盤を強化していく必要があると考えています。また、新しいことをするにも資金が必要なので、まずは収益を上げることが優先事項です。収益を上げればスタッフの給与アップにもつながるので、優秀な人材も集まりやすいですから、組織を強固にしていって、一緒に海外展開を実現していける同志を増やしていきたいです。


収益を上げるという観点では、鈴木内科医院はアメーバ経営を取り入れています。アメーバ経営とは、会社を小さな集団に分け、小集団ごとに独立採算制で運営をする経営方法のことです。医療介護業界でアメーバ経営を取り入れている事業所はまだまだ少ないのではないかと思いますが、スタッフの自分ゴト化する対象範囲が広がるため、年齢や経験にかかわらずひとり一人が裁量権や主体性を持ち、経営者視点で働くことができます。経営収支も常に情報としてオープンになっているので、課題を抱えている部署があれば他部署と相談し合ったり助け合ったりして、双方がスケールしやすくなるメリットもあります。アメーバ経営を取り入れてからスタッフたちの経営への理解度が深まってきているように感じますし、鈴木内科医院では業績がしっかりと人事評価に反映され昇給にもつながるので、黒字化に貢献すれば自分たちの給与アップも叶います。

また、人それぞれの得意・不得意を相互補完し合えるような、価値の高い組織づくりにも取り組んでいます。利用者さまとじっくり向き合うことが好きなスタッフもいれば、管理やマネジメントに長けているスタッフもいるように、個人の強みや特性を活かしたキャリア形成が大切だと考えています。その人に合った多様なキャリアを発掘するために、年に数回ひとり一人とじっくり面談をしており、仕事のことだけでなくいろいろな話をするようにしています。そして、会話のなかで相手の「得意」を見つけ、より輝かせるための道筋を提案しています。ひとり一人が向いていないことを頑張るよりも、各自が適性のあることに取り組んだほうが、集団としてもより力を発揮できるからです。お互いの強みでカバーし合いながら、付加価値の高い組織として存在意義を発揮していけるのが理想的だと考えています。


鈴木内科医院の可能性は無限大∞ Let's change 介護 to KAIGO!

── 将来の仲間に向けて、メッセージをお願いします!

鈴木内科医院の理念である ”Love&Care” と、私が掲げる「日本の介護を世界のKAIGOへ!」に共感してくれる方を求めています。

新しいことにチャレンジできるチャンスがたくさんあるので、何事にも前向きに挑戦できる方やビジョンを持っている方などにはうってつけの場所です。当法人には20代から60代まで幅広い世代のスタッフがバランスよく在籍していますが、何かを成し遂げたい想いを持って自己成長していける方であれば、年齢に関係なく活躍できます。

私自身、新規性の高い取り組みに積極的にトライするタイプです。実はベトナム料理レストランのFC展開にも携わっています。ベトナム視察で現地の料理のおいしさに感動し、グループ事業の一つにしたいと提案しました。こんな二刀流が承認されることも、鈴木内科医院グループならではでしょう。



このように鈴木内科医院は挑戦が可能な環境ですが、チャンスをモノにできるかどうかはあなた次第です。常識にとらわれず、意欲や気概を持って熱量高くのめり込める方であれば、非常にやりがいを感じられると思います。そんな方たちと一緒に、医療介護業界の現状を打破していけたら嬉しいです。

「海外展開には興味があるけど、英語が話せない…」という方も、翻訳アプリがあるので心配ありません(私も話せません)。「日本の介護を世界のKAIGOへ!」にココロ動かされた方、ぜひカジュアルにお話ししましょう!


誇り高き介護職の未来を、共につくる仲間になりませんか?

介護の仕事は社会課題の解決を担う、カッコよくて尊い仕事です。そこに携わるみんなが幸せで在り続けるため、私たちはグローバル展開を掲げ、日々奔走しています。実現までのスピードを上げ、未来をより強く確かなものにするために、志を共にする仲間を求めています。今はまだ何者ではない方でも、胸に想いがあれば大丈夫。豊富な選択肢のある鈴木内科医院で、一緒に理想を実現させましょう!




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