鈴木内科医院Wantedlyをご覧いただきありがとうございます。採用広報担当です!当法人では、介護や看護などの職種の枠を越え、幅広い業務にチャレンジする機会が与えられています。今回は、訪問看護の現場で活躍しながらSNS発信にも挑戦している和泉航平さんにインタビューしました。職種に縛られない働き方をするようになったきっかけから印象的なエピソードまで、詳しくお聞きしました!
※この記事は2024年11月時点の情報です
❚ 和泉 航平さん
学生時代から訪問看護に魅力を感じ、札幌市内の総合病院に入社。その後、現場での実務経験を積みたいという思いから鈴木内科医院へ転職しました。入社5年目を迎える現在は、訪問看護ステーションで看護師として働く傍ら、SNS発信の業務も担当しています。社内での役割も広がり、多方面での活動が期待される存在です!
鈴木内科医院との出会いはSNS!事務長とのDMから始まった新たな挑戦
── まず、鈴木内科医院に入社するまでのエピソードを教えてください。
私はもともと札幌市内の総合病院で働いていたのですが、将来は訪問看護ステーションを立ち上げたいという夢がありました。そこで、現場を深く学べる環境でより実践的なノウハウを身につけていきたいと考えるようになり、自己研鑽も兼ねてSNSで北海道のあらゆる施設の情報収集を始めました。そのなかで出会ったのが、鈴木内科医院です。事務長のみつるさんとX(旧Twitter)でつながって、DMで訪問看護の魅力を教えていただいたり、今後のキャリア形成について相談させていただいたりしました。
みつる事務長とのやり取りで印象的だったのは、「将来は独立したいんです!」と伝えたときの反応です。これまでに出会った他の会社とは全く違い、みつる事務長は「うちを踏み台にしてくれていいからね」とおっしゃったので驚きました。
そして職場見学にもお誘いいただき、職場全体の温かさや組織の柔軟な雰囲気を肌で感じることができました。地域に根差した医療を運営しながら現代のニーズに合わせた変化を積極的に取り入れている鈴木内科医院の姿勢に心惹かれ、「ここでなら自分の個性や強みを発揮しながら地域医療に貢献できる」と強く思いました。
SNSを通じたみつる事務長とのご縁をきっかけに、鈴木内科医院での新たな挑戦が始まりました。同時に、SNSの持つ可能性も再認識した出来事でした。
当時のやり取り
【看護師×SNS運用】で、既存の枠組みにとらわれない働き方を体現
── 入社5年目の現在は、どのような業務をしているのでしょうか?
メインは看護師としての訪問看護の業務ですが、1年ほど前からは鈴木内科医院のSNS運用にも携わっています。これは私が事務長に提案してスタートしたプロジェクトです。もともとプライベートで医療に関するYouTube動画の制作をしていたので、以前から情報発信の大切さは理解していました。
そこで、鈴木内科医院にもSNSを導入し、訪問看護ステーションの雰囲気を地域の方々に知ってもらいたいと考えるようになりました。普段から直接お会いしている利用者さまやご家族のみなさまには訪問看護ステーションの活動の様子が伝わるのですが、SNSを通じて地域住民の方々にも私たちの取り組みを伝えていくことで、鈴木内科医院の魅力や訪問看護の概念をもっと広めたいと思ったのがきっかけです。
いろいろなSNSがありますが、中でも画像と文章で想いや雰囲気を即時的に伝えられるInstagramを利用することにしました。最初は手探り状態だったので、投稿の内容や写真の見せ方に悩むことも多かったです。
でも、周囲のスタッフや事務長がサポートしてくれたこともあり、SNSはただの業務の一環ではなく、利用者さまのご家族や地域の方々との ”大切なつながりの場” なのだと感じるようになりました。発信を続ける中で、利用者さまのご家族から「インスタ見たよ!スタッフの〇〇さんも写っていたね!」とか、「イベントで母が楽しそうにしている姿を見て、安心したよ。ここに入居できて本当によかった」といった反応をたくさんいただくことができました。
少し照れくささもありますが、それ以上に感慨深く、嬉しい気持ちになりました。発信活動の意義が感じられる瞬間ですよね。
目的を明確に、解像度高くする。看護もSNSも、丁寧に着実に取り組むために
── 看護の業務と両立するうえで大切にしていることは何ですか?
目的意識を持つことです。両立をするうえで一番の苦労は、やはり「時間の管理」です。看護を中心とした日々の業務を実施しながらSNSの投稿スケジュールも維持していくのは、簡単ではありません。特に訪問看護はその日の状況に合わせて柔軟に対応することが求められる仕事なので、ついSNS更新が後回しになりがちです。しかし、SNSでの発信も看護業務と同様、利用者さまのご家族に安心感を与え、地域の方々とのつながりを深める大事な仕事のひとつです。だからこそ、「発信の目的を明確化する」ことを意識するようになりました。
発信の目的が曖昧なままでは投稿内容が一貫せず、何を伝えたいかがブレてしまいます。また、SNS投稿は組織としての発信になるので、関係各所との確認や調整なども必要で、計画通りに進まないこともあります。目的を明確化することで時間や労力が効率化でき、本来注力して考えるべき「何を伝えるか」や「どうすれば伝わるか」にこだわることができます。
温かみあふれる日常のワンシーンを、ありのままに届けたい
業務の両立とは異なる観点ですが、SNSをやるうえでもう一つ大事にしていることがあります。それは、「ありのまま」を伝えることです。作りすぎず、普段の自然な表情を発信したいと思っています。そして、”その瞬間に感じたこと” を大切にして、文章を作成しています。そのほうが、鈴木内科医院の魅力も伝わるのではないかなと思っています!
そして今後は、発信内容をより充実させていきたいです。私一人で取り組むのではなく、ステーション全体で協力し合って運用していくことで、地域の方々に訪問看護を身近なものとして感じてもらえるようにしたいですね。また、発信を通じて、鈴木内科医院に興味を持ってくれる未来の仲間たちとも出会えたら嬉しいです!私たちの仕事が地域の方々にとってどんな価値があるのかをもっと多くの方たちに知ってもらい、「自分もこの場所で働きたい」と思ってもらえたらいいなと思います。
「どう在りたいか」を気付かされた鈴木内科医院の理念教育
── 最後に、鈴木内科医院に入社して変化したことを教えてください。
仕事の目標が変わりました。入社当初は「将来は自分で訪問看護ステーションを立ち上げたい」という欲が強かったのですが、今は独立心がなくなりました。鈴木内科医院で働くうちに、「組織として地域に貢献する」という考え方の重要さに気づき、目標が変わったんです。
訪問看護は社会保障の仕組みによって実現できているビジネスなので、世の中の人々のためになってこそ成り立つサービスです。より多くの困っている方たちに手を差し伸べるには、自分で新しく事業所を立ち上げるよりも、今ある組織をより強く、大きくしていくことに注力したほうが良いという結論に至りました。鈴木内科医院にはリハビリテーションやグループホームなどのさまざまな医療と介護の資源があるのが強みです。今後は各所との連携を強化しながら、鈴木内科医院でしかできない医療・介護を実現させていくことに力を入れていきたいと考えています。そして、訪問看護の存在を広めていくことで、地域の方々の生活や健康が豊かになることに貢献できれば嬉しいです。
私の仕事観が変化したのは、鈴木内科医院のフィロソフィーによるものだと思います。
鈴木内科医院では、会社の理念や大切にしている考え方をまとめたフィロソフィーという手帳が全職員に配布されます。
毎月各部署でフィロソフィーの読み合わせを実施しているのですが、時間を設けて理念や在り方について考えを巡らせることで、職員それぞれが地域医療における自身の役割を再認識する良い機会になっていると感じます。私も、「なぜ自分はここで働くのか」「本当に成し遂げたいことは何なのか」などを見つめ直すことができました。
その結果、「鈴木内科医院をより強固な組織にすることで、多くの人たちに手を差し伸べたい」という考えが確立されていきました。今取り組んでいるSNSでの発信も、そこから生まれた取り組みの一つです。いろいろなことをやらせてもらえるのは医療法人では珍しいことかなと思いますが、これも変化を良しとする鈴木内科医院ならではだと感じます。
人それぞれの強みを武器に!みんなの個性が合わさった組織づくりを実現
医療・介護の現場は多忙を極めるイメージが強いでしょう。しかし、鈴木内科医院では残業がほとんどなく、副業を許可する方針も特徴的です。組織としても個人がキャリアを拡張しやすい柔軟な働き方を推奨しており、和泉さんのように副業で身につけたスキルを鈴木内科医院でも活かしてマルチに活躍する職員も少なくありません。職員たちのチャレンジや提案も積極的に歓迎する風土なので、自分のアイデアを実際に形にしていくことも可能です。
時代の変化に合わせた前向きな改革や挑戦をしていきたいというそこのあなた!地域に寄り添い、柔軟でアグレッシブな働き方を大歓迎する鈴木内科医院で、チームの一員として自分らしいキャリアを築いていきませんか?