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社員インタビュー vol1.「大手個別指導塾→IT企業を経てたどり着いた”人に関わること”のおもしろさ」

これから弊社でともに働く仲間の「社員インタビュー」を少しずつ掲載していきます!

第一弾は、2023年1月からC.schoolの講師となった中阪。このWantedlyを通して繋がり、関西からの引っ越しも伴う中で加わってくれました。

現在は小学部の主任としての役割を持ちつつ、丁寧かつ温かなコミュニケーションを通じて多くの子ども達や保護者の方々からの信頼を積み重ねています。

私としても、中阪の入社前後のことを懐かしく思いつつ、どんな部分にやりがいを感じているのかなど印象的な社員インタビューの内容となりました。是非、ご一読ください!

「人に関わりたい」と、IT業界から教育業界へ転職

―現在の業務内容について教えてください。

 小学生から高校生までの子ども達を担当しています。当社は、基本的に担当の生徒が卒塾するまで1人の講師がみるというシステムです。アルバイト講師を介さず、社員講師が直接生徒の指導を行うのも当社の特徴でしょう。様々な学習システムの活用により、それが実現できています。

講師は、日々の学習サポートはもちろん、年3回の定期テスト後には生徒と保護者それぞれの面談を実施し、テストの振り返りや次期の目標などを設定します。学習に対する不安だけでなく、生活や進路に関することなど、生徒や保護者の悩みに寄り添ったサポートを行えるのが当社の強みですね。


―前職はIT関係のお仕事をされていたそうですね。

 そうなんです。当社に入社する直前はIT企業に勤めていました。当時は20代半ばで、自分でも本当にやりたいことが明確でなく、だからこそ、さまざまなことに挑戦しようと思って飛び込んだ感じです。実際に仕事をしてみると、サービスの開発がメインで、直接人に関わる業務が少ないなと感じました。そこではじめて、自分が人に関わる仕事を望んでいることに気が付いたのかも知れません。


―なぜ株式会社Beeに入社したのですか?

 自分自身が納得して働ける環境だと思ったことと、教育理念に共感したからです。

 実は新卒で就職したのは、関西で有名な大手個別指導塾でした。教育の仕事に就いたのは、大学生時代にボランティアで子どもの学習支援をした経験がきっかけです。しかし、大規模な塾はすでに運営体制が確立されており、ルールやマニュアルに沿って指導していく方針が、あまり自分には合いませんでした。ですので、IT業界から教育業界に戻ろうと思ったときには、納得して仕事ができるところで働きたいと思ったのです。

 この点、当社は代表の風間や関屋が、面接時にこちらの話を丁寧に聞いてくれ、ここであれば理想とする働き方ができるのではと期待ができました。他には、「なりたい自分に出会える塾」という理念に共感したということもあります。単に学力を上げるだけではなく、生徒自身が意思決定できるということを大切にしているところが、他の学習塾とは異なる部分でした。

人としての成長に立ち会えるのも教育者の醍醐味

―講師をしていてやりがいを感じることは何ですか?

 やりがいを感じることは、大きく分けて3つあります。1つ目は生徒や保護者のみなさんから感謝のことばをいただくこと。2つ目は子どもたちの成績が伸びること。そして3つ目は子どもたちの人間的な成長が見えることです。特に3つ目は最もやりがいを感じます。

 当時中学3年生の生徒で、とても印象に残っている子がいます。その男子生徒は、学習に関してはそれほど問題ないのですが、生活や態度がどこか浮ついていました。例えば、時間に遅れてきたり、うそをついたりするなどです。そうした態度は、彼のこれからの人生のために保護者も直してほしいと思っていることでした。塾に通学している目的は高校受験合格なので、そこはもちろん優先すべき事項です。しかし、私たちの教育目的は学力向上だけではないので、彼の生活や態度が改善するよう講師として私も働きかけました。

こちらの願いを知ってか知らずか、受験1週間前になっても変化はなく、受験への緊張感も感じられません。そこで、時間を取って1対1で話す時間を設けることに。彼自身が「本当はどうしたいのか」「本当はどうすべきだと思っているのか」という彼のうちにある本音について一つひとつ話を聞いていき、その上で、改めて「周りから応援されるような人になってほしい」ということや、「受験を最後までやりきってほしい」といった私の想いも直球で伝えました。彼もいつになく真剣に聞いてくれていたと思います。

 結果、受験は本人の望みどおりにはなりませんでした。しかし、受験が終わったあとに「頑張りきれた」とすっきりとした表情で本人が話してくれたのです。そのことばを聞いてとても安堵しました。それまでは人に対してなかなか素直に敬意を表わすことがなかった彼ですが、最後は感謝のことばを言って卒塾していき、私や保護者の願いが届いたのかなと思います。受験という特別な機会を共にしたからこそ得られた彼の変化であったとも思います。こうした人間的な成長に触れられることは、大変なエネルギーを使うことである一方、大きなやりがいでもありますね。

教育現場も職場も冷静な頭脳と温かい心を持つことが鍵

―株式会社Beeの魅力は何だと思いますか?

 いろいろありますが、1つあげるとすれば「Cool Head・Warm Heart」を大事にしたカルチャーです。私たちは塾なので、学力を伸ばすために論理的な方法やカリキュラムに取り組まなければなりません。他方、生徒や保護者とLINEや対面でやり取りを行う際には、相手に寄り添った対応が必要です。同じことはメンバー間の関係にも当てはまります。直すべき点はしっかりフィードバックされますが、そこには理由と説明が必ず伴い、頭ごなしに命じられることはありません。こうした生徒と保護者、メンバー同士を尊重し合える風土は、当社の魅力だと思います。



―今後の目標と、株式会社Beeで活躍できる人について教えてください。

 今後の目標は、教室数を増やして、そのうちの1つを教室長として任せてもらえるようになることです。おかげさまでご紹介などをいただくことで、この1年で生徒数がかなり増えました。これまで通り、教育への理念や会社のカルチャーを大切にしながら、さらに多くの生徒をサポートしていきたいと思います。

 当社で活躍できる人は、教育に情熱を持ち、生徒、保護者、メンバーに敬意をもって信頼関係を築いていける人です。技術や知識よりも、周りとの信頼関係を築きたいと思う心があれば、きっと当社で力を発揮いただけると思います。


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