2019年5月に開講した学習塾 C.school。
開講して約3年が過ぎ、法人としては4期目に入りました。
私たちは、「なりたい自分に出会える塾」を掲げて学習塾を運営していますが、半期に一度、私たちが考える「なりたい自分に出会える塾」について、一人ひとりが創りたい塾について、そして、一人ひとりのメンバーの「なりたい自分/ありたい自分」について、1日かけてディスカッションしています。これによって、自分たちのVision/Mission/Value/行動指針の共通認識を深め、さらにはお互いの自己実現をサポートできる状態を作ります。
会社として、
経営理念
関わるすべての人の幸せを追求すると同時に、良き社会の実現に貢献する。
Vision
働いてよかった・通ってよかった・関わってよかった塾になる。
Mission
一人ひとりの人生に「成長」と「感動」を生み出す。
を掲げており、これは対子ども・保護者(顧客)だけにとどまらず、メンバーの自己実現や関わってくれた方々の自己実現にも貢献し、一人でも多くの人の人生に「成長」と「感動」を生み出すことを目指しています。
入社2年目のメンバーが対メンバーに対する姿勢のあり方として「自己実現をサポートする」ということを言及してくれたことはとても嬉しく、私自身も代表として、「働いてよかった会社にしたい」という気持ちがますます強くなりました。そのために成長とウェルビーングを感じられる会社のグランドデザインを描き、より質高く具現化していけるように、日々研鑽し努力を重ねます。
自分たちがいま目指している塾は、ウェルビーング(Well-being)が土台にあり、意志(will)とやり切る力(Grit)を育むことで、なりたい自分に出会える塾。そして、出会った人の人生に成長と感動の瞬間を生み出す塾です。この理想をもっともっと具体的に実現し、そんな塾を増やしていきます。
この前提の上で、それぞれのメンバーがどんな塾でありたいか、理想を掲げました。
- 今までよりも、「頑張れる」自分になれる塾
- 勉強を通じて、学びを得られる塾
- 卒業後も顔を出したくなる塾
現在100人規模で実施している年次報告会(卒塾生の成長報告プレゼンテーション)を大きくしていることを目指しています。その場で多くの子どもたち(いや、大人も含めて)「意志とやり切る力が身についた」「なりたい自分になれた」「今までよりもがんばれる自分になれた」「勉強を通じて、学びを得られた」「卒塾後も遊びに行っていいですか?」と口にしてくれるような塾になります。
その上で、1年後にどのような状態を目指すのか、その状態といまの差分は何か、議論を重ねました。テーマは「自分たちが届ける教育のあり方」「子どもたち・保護者との関わり方」「面談の質の高め方」から「マーケティング」「事業拡大のアクションプラン」まで多岐に渡ります。
特に、「教育の質」を高めるところの議論は白熱しました。私たちの強みは「自己実現/自己成長のプロセスを支援すること」であると考えています。卒塾生や保護者の方々に言っていただける「話を聞いて、一緒に考えを整理してくれて、新しい視点をくれる」瞬間の質を高め、子どもたちのGrit / Will / Well-beingの向上に貢献するため、面談のあり方や日々日々の教育のあり方について議論を重ねました。特に、面談がキーになってくると考え、今後は定期的に勉強会(コーチングや心理学など)を重ね、またベストプラクティスを取り上げる取り組みをしていくことにしました。
加えて、一人ひとりが「やりたいこと」や「ありたい状態」を丁寧に話し合い、それらを踏まえて、日々日々のオペレーションのあり方の改善まで話し合います。講師が満たされた状態でなければ、決して良い教育は届けられません。だからこそ、一人ひとりの理想を共有し、改善/創造することに徹底的に向き合っていきたいと考えています。