私たちが大切にしていることは、一人ひとりのやりたいこと・伝えたいことです。それは、教育ビジョン・生徒ビジョン・講師ビジョンとも言えます。

教育にどのような要素が必要か、卒塾するときに生徒がどのような状態になっていてほしいか、そのために自分は何を伝えられる人間になりたいか。それらを実現するために、何をやるべきか、やりたいか。

いまの時代、良い教材やノウハウは山のようにあります。IT教材のようなものも増えてきました。でも、子どもたちと接していて気づくことは、一番重要なことは講師が何をどう伝えようとしているか、ということ。

結局一番重要なことは内なる想い。どんなに良い教材があっても、どんなに良いカリキュラムがあっても、講師の想いと熱意がなければ、子どもたちには届かない。

だから、伝え方も講師一人ひとりが工夫することを大切にしています。普段は個別指導形式でやっていますが、月に１度ホームルームを行ったり、講習期間には集団授業をしたり、時々イベントを開いてみたり。授業時間外に生徒や保護者と面談を繰り返したり。一人ひとりがやりたいと思っていることを、熱意を持ってやり切るからこそ、はじめて伝わることがあるんですよね。

標準化された何かをこなしているだけでは、生まれない何かが生まれます。それは、決して効率的で美しいものばかりではないかもしれません。それでも、目の前の子どもたちのために、自分の内から湧き出る想いを行動にするプロセスは、講師の人生にとっても、関わった子どもの人生にとっても、他では得られない特別な何かを残すと思います。そのプロセスを走り切った後に振り返ってみると、結果的に、それが子どもたちの、そして自分の人生を変えるような日々になっていく。

だからこの仕事っておもしろいなぁって思います。想いを行動に移したい人からのご応募をお待ちしています！