こんにちは、株式会社アズライトの採用広報担当の岡田です!
弊社で働く社員へのインタビューを通じて、アズライトの社風やアズライトでの仕事、キャリアパス、働き方などを届けてまいります。
今回のインタビュイーはコンサルティング事業部でリーダーを務めるやなぎさん。
人材業界から転職し、前職での経験を生かしながら新たな自分の可能性にチャレンジしていく姿を取材しました。
ぜひ最後までご覧ください✨
プロフィール
コンサルティング事業部 コンサルタントリーダー
やなぎさん
卒業アルバムの授業風景の写真に、一人だけピースで映り込むようなお調子者の子ども時代を過ごし、大学では経済学部へ進学。卒業後は人材派遣会社に入社し、2021年株式会社アズライトへ転職。趣味はギター演奏で、現在もバンド仲間とライブに出演し演奏を楽しむ🎸
![]()
―やなぎさんのアズライトでの仕事内容を教えてください。
今は、コンサルタントとして現場に立ちながら、プレイヤーとしてクライアントと向き合っています。それと同時に、リーダーという立場でチームにも関わっています。
まずリーダーとして、組織全体の方針や運営ルールの決定に関わり、チームが同じ方向に向かって進めるよう推進していく役割を担っています。細かなメンバー管理や育成に深く入り込むというよりは、コンサルチーム全体が目標に向かって動ける環境づくりに注力している状況です。
コンサルタントとしては、クライアントの採用支援ですね。主に、
・クライアント側の担当者とコミュニケーションを取り関係構築する
・採用成功の戦略を考えて課題解決案を提案する
・具体的な戦術を立てて伴走しながら改善のサポートをする
という3軸になります。
具体的な業務としては、
- まずはクライアントと対話して会社を知り、課題をキャッチアップする
- データを確認・分析してコンバージョンが取れていない部分を明確化する
- なぜ結果が出ていないのか、その理由を分析する
- 改善点を見つけたとしたら、どう変えていくか、といったことをクライアントと対話を重ねて提案し、実行していく
- その結果をフィードバックして、改善を重ねていく
というイメージです。
例えば、さまざまな求人媒体の特徴や市場動向をキャッチアップし、その企業に最適な集客チャネルを選定・相談しています。「どの媒体で、どのような訴求をすれば応募が集まりそうか」を、企業の業種・規模・ターゲットなどを踏まえて検討し、データを根拠にクライアントへ提案しています。
また、これまでの採用活動のデータを分析し、どこに改善の余地があるかを見つけていきます。
仮に、一次面接の予約率が悪い場合だと、説明会の内容を見直し「説明会の段階でより興味を持ってもらえるようにしましょう」と提案します。「説明会ではなく動画でアトラクトした方が良いかもしれない」「もっと詳しい情報を提供しましょう」など、採用成功に向けてクライアントと一緒に最適な方法を考え、同じ目線に立ち、二人三脚のような形で伴走しています。
掲載媒体の運用部分だと、KPIのような目標値があるので、そこに対するフィードバックを月に数回実施しています。レポートを作成して、順調なのかどうか、順調ではない場合は「ここが悪いから、説明会の内容や案内文面を変更・修正してみましょう」という提案をします。具体的な施策についてはディレクターチームと協力しながらおこなっていきますが、統括というか、フロントに立ってクライアントとやりとりするイメージですね。基本は隔週ですが、熱量の高いクライアントの場合は毎週フィードバックミーティングをおこなうこともあります。
![]()
―クライアントの課題解決のためのキャッチアップで大切にしていることは何ですか?
まずはとにかく会社を知ること、担当の方や社長が考えていることや大切にしていることを知る、というのを大切にしています。
課題のキャッチアップ自体はデータを元におこなうことが多いのですが「なぜそうなっているのか」は、やはり会社を知らないと分かりません。会社を理解しないと、提案はおろか質問も出てこないですから。
採用においては学生にアプローチする上で、どんな仕事をしているか、社員たちはどんな1日を過ごしているのか、というレベルで知ることが欠かせません。会社の在り方を知ることで、初めて訴求できるようになり、”現状の採用課題”も見えてきます。
例えば「今の学生たちに人気の福利厚生が折角あるのに、それが訴求できていない」とか「こういう働き方は今の市場の学生さんに是非アピールしたいポイントなのに、説明会で全然触れられていない」など、そういった気付きは会社を知ることで初めて明確化することができるからです。
企業の魅力を引き出しながら、共に採用成功を実現していけるよう、丁寧な情報収集と理解をこれからも大切にしていきたいです。
―やなぎさんのこれまでのコンサルの中で印象に残っているクライアントや成功事例はありますか?
最初はスカウト代行のみ依頼されていたのですが、今は採用チームのリーダー的なポジションで頼っていただいている会社があります。
クライアントの採用担当者が役員で権限のある方だったんですが、当時は採用の専門部署がなく”採用のカタチ”が整っていませんでした。ただ、担当者の方自身も「やらなきゃいけないとは思っているんだよね」という話をされていたのを覚えています。それならば、どういうことをしたいのか、何を実現したいのか、という話を具体的に聞き出しました。「採用のチームを作っていきたい」「採用の知識をつけたい」と思っておられることが分かったので「僕が力になれると思います」と色々提案しました。「採用チームを作るなら一緒にやりましょう」とか「ノウハウを得るための情報は僕が集めてくるので、そこからキャッチアップしてください」とか。
僕もこの会社の一員になったつもりで、真剣に考えて提案して……とやっているうちに信頼関係が築けて、今や人事部採用リーダーのような業務を任せてもらえるようになりましたね。
スカウト配信のみではなくいきなり全てを任せるのはハードルが高くても、関わりのなかでクライアントの悩みや課題を聞き出し「それなら……」と提案することで次に繋がっていきます。
採用予算の全体を任せてもらえるようになると、提案の自由度も幅も可能性もグッと広がるため、そこを目指してがんばっています。
―アズライトとしてのコンサルの強みは何だと思いますか?
一言でいえば「詳細なデータ分析」ですかね。データをちゃんと使って提案しているのがアズライトの強みです。
クライアントの採用に関するデータはもちろん、市場のデータも細かく取ったものを用いて、しっかりと“根拠のある”説明と提案ができるので、そこはクライアントに信頼いただけているかな、と思います。
以前、弊社内で担当を引き継いだ案件があったのですが、その直後にクライアントが他社さんに乗り換えることになってしまったんです。仮にS社とするんですが、ゆくゆく将来的に大きく成長しそうな会社さんだったので、引き続きお付き合いしたいと思い次年度で取り戻すために何かできることはないかと考えました。
この1年は予算を割いてもらえませんが、S社にとってアズライトが価値提供できるという思いがありました。そのため定期的な連絡をし、その際に相談があれば乗って、ということを繰り返しました。具体的には「進捗はどうですか?」といった連絡をし、それに対してフィードバックや改善などされているかどうか聞いたところ、あまり改善はされていない様子でした。そこで「データを送っていただければ、改善ポイントをまとめて共有します」とお伝えし、1,2ヶ月に1回はS社の担当の方と連絡を取り合って、現状を共有してもらい、良い変化があれば一緒に喜び、変化が無ければ改善ポイントを伝えて……という形で1年間伴走しました。
その行動が実を結び「これだけ色々考えてくれるから、やっぱりアズライトさんが良い。ちゃんと成果を出すための改善を考えてくれる」と言っていただき、翌年には弊社に戻ってきてくれたんです。それがとても嬉しかったし、契約停止中のクライアントでも採用成功のために僕がやりたいと思ったことを「NG」と言わない会社のスタンスが他社との違いだと思いますね。
![]()
―コンサルタントとして、クライアントと長期的に伴走する上で大切にしていることは何ですか?
一番は、クライアントの採用成功を「本気で願っている」という気持ちを、しっかり言葉と行動で伝えることです。分析や提案だけなら、極端に言えば誰にでもできます。でも、同じデータから導き出した施策でも、そこに熱意が込められているかどうかでクライアントの動きも成果も大きく変わるんですよね。
だからこそ、僕は会議の場でも、ちょっとした雑談の中でも
「今年は必ず成功させて、打ち上げ行きましょう!」
と伝えたり、改善提案に粘り強く向き合ったり、気持ちをカタチにして届けることを大切にしています。
実際、その想いが通じて「一緒に頑張ろう」と同じ方向を向ける関係になったクライアントは、みなさん長くお付き合いできています。
もちろん、熱意だけでは不十分な場面もあります。
データと結果を重視されるクライアントに対しては、ロジカルに伝える力も必要だからです。そこは今、特に磨いているところですし、「どんなタイプのクライアントとも成果を出せる」コンサルタントになりたいと思っています。
さらに大切なのは、個人戦ではなくチーム戦で取り組むこと。
アズライト全体としての支援力や課題解決力を高めることで、お客様の採用成功にもっと強く貢献できると思っています。だからこそ、メンバーの成長や組織力の向上にもこだわりたい。
「どんなクライアントにも、長期で寄り添いながら確実に成果を出す」
それが、僕自身が目指している姿です。
―組織としてというお話がありましたが、やなぎさんはリーダーとしてどのような組織づくりを心掛けていますか?
組織を大きくして成長させるためには、自ら率先して、と思っているので、自分の能力を上げることは常に考えています。
その上で、今のアズライトの「みんなで前進していこう」というポジティブな社風がすごく好きなので、この社風をさらに活気づけられるような組織づくりを意識していますね。
「みんなで前進していこう」というのは、社員ひとりひとりが「自分が前進していきたい」という意欲をもっていることと、それぞれが「会社を前進させていきたい」と動いていることの2つの意味を含んでいます。
ただ、軍隊のように「全員全力で進め!」という社風ではなく、自分らしい働き方をしっかりと守り、互いに尊重できているのも心地よいです。
自分にとっては今のアズライトが居心地の良い組織なのですが、例えば「もっと発信・提案できる人が増えるといいな」という想いがあります。社員が何か悩みやストレスを抱えていそうだな、と思ったら、”なんでも話せる空気”を作れるよう積極的に声をかけるようにしています。
![]()
―「気持ち」で向き合うやなぎさん、その原点はどこにあるのでしょうか?
原点と言われると少し照れますが…強く影響を受けたのは前職での経験です。
実は僕、大学受験も就活も思うようにいかないことが多くて。「悔しい」という気持ちをバネに、社会人になってからは誰よりも結果を出すことにこだわってきました。
1年目は死に物狂いで働き、同期の中でも1番の成果を出すことができました。すると2年目で、当時最年少で支店長代理を任せてもらえたんです。
ただ、配属されたのは“2人だけの赤字支店”。「来年には閉鎖かも…」と言われるほど追い込まれた状態でした。
それでも、このチャンスを絶対にものにしたい。そう思って、仲間と一緒に試行錯誤を重ねました。飲みの席でも仕事の話が止まらないくらい、本気で向き合って。
結果、1年半でメンバーは5名まで増え、売上は300%以上に成長。赤字だった支店は見事に黒字化し、他拠点を追い越すほどまでになりました。その時気づいたんです。
数字以上に嬉しかったのは、仲間と一緒に成功をつくっていく瞬間だということ。
「組織を引っ張る」というより、皆で同じ方向を向いて、力を合わせて前進していく。
その楽しさを全身で味わいました。
この経験が、今の自分の原点になっています。
―その経験を経て、組織づくりにおいて印象に残っている出来事はありますか?
経営合宿での経験です。
アズライトでは経営合宿をおこなっているのですが、初めて参加したときに普段お互いが「思っていること」を本音で語り合いました。それまではどうしても、お互いどこか探り合ってしまったり、遠慮してしまったりで言いたいことが全部は言い切れないような関係性でしたが、この合宿で考えや想いをぶつけ合うことで自分の中の価値観が大きく変わりました。「あ、言っていいんだ」と。
それから、発信や提案・意見を言うことの大切さを実感して今に至ります。
これは自分だけではなくて、合宿で想いをぶつけ合った社員たちみんなの中には確かに「熱い想い」が秘められていて、その情熱こそがアズライトの魅力と強みだな、としみじみ思いました。
これが「クライアントの採用成功に真剣に向き合う」というところへ繋がっていると確信しています。
やなぎさんのインタビュー記事でした✨
彼は本当に「”熱き心”の人🔥」という印象で、クライアントと同じ視点で同じ方向へと伴走している姿、チームのメンバーや社員に寄り添って対話する姿に、改めて「こういうところが高い信頼度の礎になっているんだな」と感じました。
これからのやなぎさんの更なる活躍に期待が膨らみます!