部署またいでのクロストーク!本音で意見を交えたからこそ見えてきた課題とは?
Photo by Maranda Vandergriff on Unsplash
東京、大阪それぞれ拠点を置くサイクループ。
近畿、首都圏でそれぞれつながりはあるものの、東西交えての交流がほとんどありませんでしたので、今回はクロストークという形で、部署、拠点、新人、古株問わず、当社で働くメンバーがどのような想いで仕事をしているのか、共通点はあるのか、今後の課題という観点で意見交換をしていただきました。
その様子をぜひご覧ください!
自己紹介と入社のきっかけをお願いします!
宇田さん(※以下、宇田):
入社1年半の宇田です。
首都圏で事務と整備部門で課長をしています。
入社したのは「とにかく自転車が好き」ということです。
自転車に関わる仕事で社会に貢献したい!新しい価値観を生み出したい!というので、代表(綿谷)の価値観に共感、共鳴をして入社をしたというのが経緯です。
今日はよろしくお願いいたします!
山下さん(※以下、山下):
近畿の事務部門課長の山下です。
入社3年目になります。
入社当初、まだこのサブスク事業を始めるところで、大変興味深い事業だなと思ったのが入社のきっかけとなります。
秋本さん(※以下、秋本):
近畿FC(整備)の秋本です。主に整備と配送を担当しています。
入社して7年目ほどになります。
(サイクループが)別事業で中古販売のリサイクルをしていた頃に入社しました。
*NORUDE(ノルーデ)の方に移ってきたのは、実はまだ1か月半くらいになるんです。
まだまだわからないことだらけで、切磋琢磨している状態です笑
よろしくお願いいたします。
NORUDEの特長:
NORUDEはお手頃な価格で用途に合わせて車体を選べる
”電動アシスト自転車のサブスクサービス”です!
今村さん(※以下、今村):
首都圏CC(事務)の今村です。
入社はまだ2ヶ月ぐらいで、まだまだ慣れていないことが多々あります。
前職では保険の営業をやっていました。
保険の営業は非常にやりがいのある仕事でしたが、サブスクという形で必要な期間だけお客様に利用していただき、それがお客様の新たな出会いになるというサイクループの事業モデルに魅力を感じたのが入社のきっかけです。
坂梨さん(※以下、坂梨):
私は、秋本さんと一緒で入社7年目です。
リサイクルの方からこの会社にいます。(現在は整備部門)
当時からずっとモノを触るのが好きでしたので、そういった仕事に携わりたくサイクループに入社したというのが理由になります。よろしくお願いします。
お互いの部署、どんなお仕事をされていると思いますか?
今村:
FC(整備)は、私たちが注文を受けた自転車をお客様に届けてくださり、
その後もお客様のために自転車の修理や整備をしてくださるお仕事だと認識しております。
秋本:
ありがとうございます。
大まかには間違っていないと思います。
補足すると、思っているよりデスクワークもあるといいますか、事務作業も多いです。
具体的には、お客様情報、お届けした後の入力や、お金関連の入力、車体の管理などです。
ですから、割かしデスクワークも多いなという印象です。
坂梨:
今村さんがおっしゃっていただいたことに間違いはないのですが、やはり直接お客様のところに車体を届けたり、引き取りに来られたお客様と対面して話したりします。
お客様との会話を通じて、今後役立つ情報を拾い出せるので、お客様と対峙して情報収集できる唯一の仕事だと認識して、業務に取り組んでいます。
人事担当:
要はコミュニケーターといいますか、お客様と対峙をされて、お客様からニーズの引き出しをされているということですね!
では次に整備側から事務のお仕事を紹介してみてください!
秋本:
もちろんお客様と最初に接触(WEBでの申込み)いただくので、お客様とのやりとりや契約までの事務作業をするのが大変でもありますし、やりがいにもつながるお仕事だと思います。
車体の管理を含めて、FCとの連携も大変だと思いますので、そこをこれからどうやって改善していくのかが課題という気はしています。
人事担当:
ありがとうございます。宇田さんいかがでしょうか?
宇田:
ここまでみなさんが話していただいた通りだと思います。
近畿では以前一つの拠点から2つの拠点に分かれたという経緯から、特にコミュニケーションを取って連携が取れるように色々工夫をしながら進めていました。
そんな中、首都圏も多くの自転車が保管できる場所に整備の拠点を移し、2拠点化となりました。今まで近畿で苦労されていたことが、今度東京で同じような課題に直面しています。
それぞれの拠点が今バラバラなので、コミュニケーションをリアルで取ることもなかなか難しいですが、事務側が申込み受付対応をオンラインで完結をさせ、実際に引き渡しは整備側で行っています。
そこが唯一お客様と会える接点で、その持ち帰った情報を集計して、それが最終的に、例えば経営戦略部で「お客様のニーズに応えるサービスが打てるか、じゃあ次こういうサービスしよう」など、事業の成長の原点となるような情報を吸収してる部門のが整備の部門(FC)になるんです。
「お客様が本当に何を求めてるかっていうのを聞き出せる場所」というのを代表(綿谷)もよく言っているので、お客様に自転車を届けるべく事務(CC)が契約に繋げ、整備(FC)が引渡しをして情報を収集する。本当にここの2つの部署は大事な役割を担っています。
【ビジョンの共感・浸透】社内体制、制度など、今後どうしていきたいですか?
人事担当:
みなさんビジョンに共感されて入社いただいていると思いますが、これからこうしていきたいみたいなのはありますか?
山下:
近畿は、もともとみんな同じ事務所で働いていたっていうのもあって、かなり遠慮なく連絡を取り合っています。
その一方で、首都圏の方はどうなのかな?っていうのは以前から思っています。
というのは、近畿の方ですと話しやすさっていうは結構あるんですよね。
なので、ちょっとした首都圏の方の実情というかっていうのを聞きたくてもなかなか聞きにくいと言いますか、例えば、近畿ですと、「この車体の色をちょっと確認させてください」ぐらいの電話もしたりします。
人事担当:
電話文化があるんですね!
今村さんは前職で保険の営業をされていたとのことで、それが今の業務に影響しているとか、共通点とかってあったりされますか?
今村:
そこまで似ているとは思わないです。
というのも、NORUDEのサブスクは欲しいって思っている方にお届けする一方で、いらないって思っている人をどうやって欲しいって思ってもらうかというのが保険の営業でした。
でも、お客様との商品を契約に向かって手続き進めていくというところは同じかなとも思います。
人事担当:
サイクループに入社されて間もないですが、お客様から直接感謝の言葉をいただいたりとかはしましたか?
今村:
お客様と今リアルに関わることがほとんどないため、正直なところを言うと、お客様の感謝っていうのはまだ肌で感じたことはないんです。
人事担当:
秋本さんは歴も長いので、お客様から感謝の言葉をいただいていると思いますが、こんなこと言われています!みたいなのってありますか?
秋本:
すごく喜んでくれるお客様がたまにいらっしゃるんですけど、やっぱりそういう声をいただくと、シンプルにモチベーションにつながって、「頑張れるな」っていうところはありますね。
でも、もちろん中には逆の人もいるので、ちょうどいい塩梅かなと思っています笑
山下:
メールでも感謝の言葉をいただいたりするので、今村さんもそのうち何件もいただくようになると思います。
メールで「楽しみにしています」といった内容をいただくとやっぱり嬉しいですよね。
宇田:
首都圏が立ち上がって間もないころは、自分で事務対応から配送までやっていました。
お客様に配送し、「事務の対応がとても早くて助かりました!ありがとうございます!」と直接言われ、それだけでも十分でしたが、その次の日ぐらいに改めてメールで「昨日はありがとうございました!」と送ってくださった方がいたんです。それはやはり嬉しかったですね。
全て一貫してやっていたからこそ、余計に嬉しさはあったと思うんですけど、そのうち今村さんもそのようなサンクスメールが届くはずです!
少なからずそういった声はありますので。
(↑自転車整備をする宇田さん)
人事担当:
そうですよね。個人でいただいた感謝のメッセージを会社全体で共有できる仕組みがあったらいいですよね!
宇田:
秋本さんは、もともと中古販売の事業をやってたメンバーなので、今後サイクループのビジョンに関して、背景を含めお話いただけると思っております。どうでしょうか?
秋本:
まだNORUDEという名前が決まる前、初期の頃は、「中古の市場を作ろう」というところから始まりました。
同時に会社的には中古販売もずっと行っていました。
私は主にそっちにいた人間なので、「中古市場を自分たちでつくる」ことを今でも目指していますし、追い続けています。
(↑秋本さん)
坂梨:
そうですね!
今話にあったように、立ち上げ時から私は一緒にこの事業を始めまして、やっぱり中古市場、中古車体っていうのが流通があまりなかった状況が続いてきたので、それならば自分たちで中古車体を作ろうというところから代表(綿谷)からの発信で、その時にいた秋本さんも含めて従業員全員で動き始めたっていう形になりました。
中古車を作るにあたって何が必要かというと、やはり整備力が重要になります。
整備士をみんなで目指すというところも、そこも一つの事業の中に含めて今まで活動しています。
やはり整備士からの目線でいくと、お客様から「自転車の調子が悪い」など、そういうことで出張や来店で整備をさせていただいて、その結果、お客様が喜んでくださるのは仕事の励みになっていると思います。
なので、ビジョンの共感もそうですが、直接お客様からお礼の言葉を言っていただけることに会社全体でシェアしていくのも大事だと思っています。
宇田:
NORUDEのサブスクは手段であって、目指すべきゴールは中古の流通市場を作るということです。
その中でここにいるメンバー含め全社員が着々と準備に向けてが協力し合って、お互いがやるべきことをしっかりやってるなっていうのはすごく感じています。
このNORUDEというサービスの基盤は、サイクループ創業時の事業である中古販売のリサイクル、そこで秋本さんや坂梨次長が色々苦労していただいた結果、今僕たちが仕事をできてるんだなというのは、お二人の話を聞いてすごい感じています。
ですので、ここを蔑ろにしないというか、サブスクだけで成立するわけではないっていうのを改めて理解をして、この気持ちや想いを例えば今村さんみたいに入社間もないメンバーにこういう機会いただいて話せたっていうのもすごく大きいのかなと思いますし、今後もそういうことも必要だなというふうには感じています!
チームワークについて
人事担当:
ワンチームで!みたいなところで言うと、「こういうのがあったらいいんじゃない?」とか、あるいは福利厚生とかでもいいんですけど、例えばこういうZoomのディスカッション会をルール化して毎月やるとかもありですよね。ビジョン浸透ミーティングみたいな感じで!
「何かこういうのがあったらいいな」みたいなのってみなさんの方でありますか?
山下:
首都圏ができた時は近畿の方と一日中スカイプで動画をつないでおいて、いつでも話しかけれるような状況にしようかっていう話が出た時もありました。
それも常に「誰かいます」みたいな感じで話しかけれたらなとは思うんですけど、なかなか実現するのは難しいっていうのもありますよね。
宇田:
「コミュニケーションが足りていない」というのは思いますよね。
今回のクロストークのような機会で顔を合わせて、「こういう人がいるんだ」「こういうお話しされるんだ」とか、そういう機会そのものを作らなきゃいけないかなって思うので、それこそ一日中に疑似オフィスみたいに繋ぐとか、そういうのはあってもいいのかなと思ったりしますね。
社内でも東西のコミュニケーションの機会が足りないことが課題として出たこともありました。
その時に案として出たのが、「お昼ご飯会をWeb会議でつないでやろう」とか、「東西合わせてどこかで会議をする」など、解決策はタスクフォースで実際にあがりました。
人事担当:
そうですね、もちろん皆さん業務ファースト、成果ファーストというかちゃんと結果に向き合っていらっしゃるからこそ、結果を出すためのコミュニケーションをとってお互いナレッジ共有し合うみたいなのが仕組みとしてあるといいかもしれないですね!
今村さんは、何かフラッとこの辺聞けたらいいな!とかってありますか?
今村:
離れていても同じ仕事ができるということは、いいところだと思うんですけど、メンバーの忙しさが目に見えないので気を遣ってしまいます。
先ほどおっしゃっていいただいたように、オフィスの様子がわかるとかそういうのがあったら、分かりやすいなと思いました。
宇田:
そうですね、その点さっき話に出ましたけど、近畿は割とすぐ電話とかそういう文化があるので、それは首都圏も真似したいところかなと思います。
組織ごとの定例会とかで話はできていますが、東西またいでというのはまだまだ少ないので、例えば首都圏と近畿の事務部門でミーティングをするというのは最近始めたんです。
ですから、そういった機会を創出するというのは、役職ついている私たちの仕事かなと思っています。
坂梨:
私の場合は今も毎月、月に一度東京の2つの拠点に出張に行っていますので、皆さんの顔とか、できるだけスタッフ全員に声をかけて、他愛のない話でも何かコミュニケーションを取るようにしています。
それでも皆さん遠慮しているようにも感じ取れるので、
そこをどれだけリラックスして話してもらえるかっていうのもやっぱり上司っていうかね、そういうところのポジションに着く人は、聞いてあげるべきところは聞いてあげるっていうのは必要かなと思っています。
お互いの業務を理解していると必然的にチームワークっていうのが出てくるんじゃないかなって私は思っているので、お互いを理解してお互いの業務を知っているっていうところは必要かなと思います。
人事担当:
ありがとうございます!
今回のクロストークをヒントにこれからのコミュニケーションの機会をどうつくるかという点も、今後考えていけたらいいですね!