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【ITエンジニアなら知っておきたい!】エンジニアの種別①

こんにちは!IMTのストーリー担当、D・Sです!

今回は、昨今ITエンジニアに転職する人が爆増しているということで!(あれどっかで見たことあるぞこの入り文句)

エンジニアの大まかな種別を解説していけたらなと思っております!

それではお楽しみください!


1.開発エンジニア(システムエンジニア)

(1)システムエンジニア(略称は「SE」)

顧客のシステム導入にあたり、そのシステムの要件定義や設計(左記に加えてシステムの構築を行うことも)を主な仕事とするエンジニアです。

クライアントにとって最適なシステムを形にするSEは常に需要が大きく、将来性があります。

(2)アプリケーションエンジニア(略称は「AE」、アプリ開発エンジニアとも呼ばれる)

アプリケーションエンジニアは、ゲームやスマホアプリなどのソフトウェアの設計を行います。

SEとは対象がシステムか、アプリケーションかという点で異なりますが、業務システムでもパッケージソフトウェアを扱う場合もあるため、よくSEと同じ意味で使われます。

SEと同様に需要が高く、将来性のある職種です。

(3)プログラマー

プログラマーは開発(プログラミング)専門のエンジニアで、SEやAEが作成した仕様書に基づき、その開発を行うエンジニアです。

SEやAEがプログラマーを兼任する場合もあります。

使用するプログラミング言語は開発する業務システムやアプリケーションによって異なるため、何言語扱えるのかにより需要や将来性、年収も変わってきます。

(4)エンベデッドエンジニア(組込みエンジニア)

エンベデッドエンジニアは、自動車や家電製品、制御ロボットなどに組み込まれたコンピューターを制御するためのソフトウェア(具体的には「ボタンを押したら電源が付く」「別のボタンを押したらこのような動作をするように処理する」といった制御)の設計や開発を主な仕事としているエンジニアです。

PCやサーバーとは異なり汎用性がなく、限られたリソース内でソフトウェアを作る必要があるため、開発の難易度は非常に高いです。

「IoT」(「Internet of Things」の略で、あらゆる家電をインターネットに繋げる技術)の発展により、エンベデッドエンジニアの需要は高く、将来性に期待ができます。

2.開発エンジニア(Webエンジニア)

(1)フロントサイドエンジニア

フロントサイドエンジニアは、Webサイトの表側(目に見える部分)の設計や構築を行うことが仕事です。

Webデザイナーが作成したデザインを基にHTML/CSSやJavaScriptといったプログラミング言語を駆使して構築していくことが仕事のため、オシャレなデザインに触れる機会が多く、数あるITエンジニアの種類の中でも華やかな部類です。

Webサイトの需要は年々増加しているので、今後も将来性のある職種と言えます。

職場環境も自由なところが多く、他のエンジニア職種に比べて女性の比率が高いという特徴もあります。

(2)バックサイドエンジニア

バックサイドエンジニアは画面で「ユーザーの操作」に応じた処理、つまり「ユーザーが見えない部分」の設計や構築を行うのが仕事です。

例えば、キーワードを入力し検索ボタンを押すと、検索結果が表示される機能ってありますよね?

この時、内部の処理では「データベースからキーワードに該当するデータを検索→結果を表示」する処理が走っており、その部分を開発するのがバックエンドエンジニアです。

こういったバックサイドの開発にはJavaやPHP、Rubyといったフロントサイドとは異なるプログラミング言語を使用します。

フロントサイドの開発に比べて、Webサイトの裏側(目に見えない部分)を作るため地味に感じられるかもしれません。

しかし、WebサイトやWebアプリケーションでは必須の部分であり、非常に重要な役割を担っています。

3.インフラエンジニア

(1)サーバーエンジニア

ITインフラ基盤の要であるサーバー関連の仕事を主とするエンジニアのことを指します。

サーバーの種類の種類は多岐にわたり、今回はその一部を紹介します。

・メールを送受信するためのメールサーバー

・Webサイトを表示するためのWebサーバー

・ファイルの送受信を行うためのFTPサーバー

・アカウント認証をおこなうための認証サーバー

上記のようなサーバーの設計や構築は、サーバーエンジニアが行っています。

よく、「サーバーがダウンした」「サーバーが落ちた」という言葉を耳にしませんか?

その際のサーバーの復旧やメンテナンスもサーバーエンジニアの仕事です。

(2)ネットワークエンジニア

システム全体のネットワークの設計や、ルータやロードバランサー、スイッチといったネットワーク専用機器の設定等、ネットワーク関連の構築、運用を主な仕事とするエンジニアです。

最近では、Wi-Fiや無線LANの普及により「IoT」が増えていて、その技術を活用するためにはネットワークの知識やスキルが不可欠であるため、今後も需要が拡大することが見込まれています。

(3)データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データを保存、また保存されているデータを取り出すシステム「データベース」を設計構築、運用保守するエンジニアです。

例えば大手ECサイトAmazonにアクセスすると、データベースで管理されている様々な商品が閲覧できます。

多くのシステムでデータベースは必須であるため、データベースエンジニアはシステムの心臓部を守る重要な役割を担っているのです。

(4)セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、企業がもつ重要な情報を守り、多くのネット脅威からシステムを守るセキュリティ関連を主な仕事領域としているエンジニアです。

ネット脅威の例

・個人情報や機密情報の漏洩

・セキュリティの脆弱性をついたサイバー攻撃による、システム停止

・コンピュータウィルスの感染

もし上記のようなネット脅威が企業で実際に起こってしまうと、多大な損失、信用失墜に繋がります。

セキュリティ関連の専門家であるセキュリティエンジニアは需要が高く、仕事がなくなる可能性も低いため、将来性のある職種です。

(5)クラウドエンジニア

クラウド上でサービス展開できるよう、そのネットワークの構築や保守監視、サーバーの構築などを主な仕事内容としています。

これまで、企業がサービスを展開するには、自前でサーバーやネットワークを構築する必要がありましたが、最近では、クラウドサービスを利用して構築したサーバーやネットワークを使って、サービスを展開する企業が増えてきています。

そのようなクラウドサービス内でサーバーやネットワークを構築するエンジニアが、クラウドエンジニアです。


一旦前編はここまで!

次回も楽しみにしていてください!

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