高木 土筆
株式会社アサイン シニアエージェント
野村證券からキャリアをスタート。M&A業務にて大型案件を経験し、主にミドルマーケットを専門として支援。
その後、財務アドバイザリー経験を積み、アサインに参画。
金融セクターの責任者として、若手~部長クラスの営業経験者のキャリア支援に従事。
金融業界の企業様に限らず、IT/WEB・人材業界の企業様とのコネクションにも強みを有する。
こんにちは!
この記事では、エージェントとしての活動に留まらず、新卒採用プロジェクトをリードする高木さんにお話をおうかがいしました。
まず初めに、創業間もないタイミングでアサインへ参画した理由についてお話頂けますか。
「何者かになりたい」という気持ちがありました。
小学生から大学まで図抜けた人ではなく、すべてにおいて60点程度は取れて大きな苦労はしないというレベルの人生を歩んでいました。
前職で野村證券を選んだのも「何者かになりたい」と考えてのことでした。
創業から5人目というタイミングで入ったのは、そんな人生を変えていける環境だと感じたからです。
なぜエージェントをやりたいと感じたのでしょうか。
大学時代、何者でもない自分に嫌気がさし、できることは全てやろうと留学に行ったりアルバイトを精一杯やったりと自分なりに努力をしていた時期があるのですが、周りに生まれつき多くを得ている人が一定数いて、そういった人にコンプレックスを強く感じていました。
コンプレックスを克服するために生まれは変えられませんが、仕事は自らの力で変えられます。自分と似たような、むしろもっと厳しい環境の方もいらっしゃいますが、エージェントはそういった方に「なんとかなるよ」と証明できる仕事だと思います。
だからこそ、この仕事をしたいと強く思えました。
ある意味コンプレックスが今の高木さんを後押ししたということですね。
一社目は特にそういった感覚で選びました。
ただ、当時は顧客に対して何か役に立てているのか不安を感じていたのも事実です。そういった漠然とした不安感から、就職活動以来初めて「自分が何をしたいのか」を紙に書き出してみました。
そんな中で自分がやりたいことは「自分が経験したことを伝えること」だと気づきました。
私自身が自分の力で変えていけるように「キャリアは変えていけるよ」ということを経験を元に伝えていきたいと感じました。
来年、新卒一期生の入社も決まっていますが、創業メンバーとして6年間アサインを見てきてさまざまな変化があったと思いますが、その中でも変わらないものは何でしょうか。
メンバーの個性を大事にすることですね。メンバーそれぞれに役割を与えてくれているという感覚があります。
転職者一人ひとりの個性や可能性を尊重しサポートする企業ですが、それは社内のメンバーに対しても同様です。
その一方で変わらず結果主義であると感じます。結果主義と言っても、売上が高ければよいということではなく、どれだけ高い価値を顧客に届けられているかということに重きを置いています。目指す基準の高さは、組織規模が大きくなろうと変わらないですね。
メンバーの個性を大切にすることと、結果主義は相反する気もしますがなぜそれができているのでしょうか。
人材育成を長期的に捉えているからだと思います。
キャリア支援を行う企業として、社内メンバーのキャリア形成に対しても多くの投資を行います。
結果を出すためのスタイルというのが人によって様々あることを理解しているからこそ、短期間ですぐに結果を出すことを目的とせず、中長期でその人らしく活躍をし続けられるような成長を期待しています。
一方でいい意味で変わってきたところはどこでしょうか。
会社として顧客に価値提供できる機会が増えてきていることです。
とは言え、本当の意味で我々が顧客としている「キャリアに真剣に向き合うすべての人」に対してキャリア支援を提供できているとは言えないので、支援できる幅はより一層広げていきたいと考えています。
実は、より多くの方にアサインの支援を届けたいという想いを代表に直訴して、これまでご支援できなかった新領域へアプローチを始めました。
潜在顧客のリサーチから支援スタイルの構築、ご紹介企業の開拓など一から取り組んでいます。
自社で開発している若手ハイクラス特化の転職サイト『ASSIGN』を介して、より多くの顧客へ価値を届けられることを嬉しく思っています。
『ASSIGN』は「1万人に1万通りのキャリアプランを」と標榜していますし、そこに期待して登録いただいている方も多いと思うので、期待に応えていきたいと考えています。
そのために支援の質を高め続けるということは最重要課題です。
現在は新卒一期生の採用にも携わられていますよね。
そうですね。初の新卒採用ということもあり、期待していることが多くあります。
例えば、組織として新陳代謝があってもいいと思っているんですよね。新卒の勢いがあるメンバーに突き上げられて既存メンバーも身が引き締まると考えています。
互いに刺激があることで新たな顧客価値が生み出せたり、実現できる事業の幅が広がったりと大きな化学反応が生まれることを期待しています。
エージェントという仕事を「キャリア支援」という形で実現できるのはアサインだけだと自負しています。だからこそ、アサインでキャリアを歩むことで得られる価値の大きさは誰よりも理解しているので、自信を持って採用活動に臨んでいます。
「個性や可能性が発揮されることをサポートする」という素晴らしいビジョンの元、それに共感した人たちが真剣に顧客のキャリアに向き合う。また、それを支えるための挑戦や発明を歓迎する文化が根付いた会社で積める経験は貴重だと思います。
組織として、そして個人として今後の展望を聞きたいです。
組織としては来年、再来年には誰もが働きたいと感じる会社にしたいと考えています。
個人としては、日本で一番「キャリア支援」を行うことが目標です。新卒時には何者でもなかった私が、少しづつ私にしか出せない価値を見出しています。
それは、一人ひとりの個性や可能性を尊重しサポートするアサインだからこそ、見出せた私らしい顧客への向き合い方だと感じます。
私と同じように「こんなもんじゃない」「もっと価値を発揮したい」そんな想いを抱え、挑戦を厭わない方の応募をお待ちしています。
皆さんとお会いできることを楽しみにしています。