ALLSTARS CLUB - スポーツの力を通じてスター選手と 共に築き上げる オンラインクラブ
ALLSTARS CLUBはイニエスタ選手がスポーツの力を通じて、スターとの貴重な体験を生み出すために設立したオンラインクラブです。サッカーに関わる全ての人がサッカーを楽しめるような機会を提供します。
https://www.all-stars.jp
スポーツビジネスは、今や一大産業です。わが国でも2015年にスポーツ庁が設置され、2025年までに市場規模を3倍にすると目標が掲げられています。
しかし、一方でアスリートのセカンドキャリアが社会問題化していることも事実。スポーツビジネス界では、アスリートのセカンドキャリアの支援事業がトレンドにもなっています。
そんなスポーツ界の社会問題を解決しようと立ち上がったのがスポーツエンターテイメント株式会社。今回は、学生時代をスポーツに捧げ、現在は後進の指導をしながらセカンドキャリア問題に取り組む期待の星にお話をお聞きしました。
松井 修二 / SV
小学校1年生から大学4年生まで16年サッカーにフルコミット。東海大学付属大阪仰星高校サッカー部にて主将。全国3位の成績を残す。新卒で食品メーカー・スジャータめいらくに就職。転職によりスポーツエンターテイメント株式会社にジョイン。2年目。母校のコーチ業と両立中。
保育園のときの先生が男性だったのですが、サッカー経験者でチームの指導もしていました。その先生との出会いが、私のサッカー人生の始まりです。
実は、父は野球経験者だったので私に野球をさせたがっていました。しかし先生が「この子にサッカーをやらせれば伸びます!」と父を説得。先生の熱意もあってサッカーを始めることになりました。
小学生のときから意識はしていました。中学生ではキャプテンをつとめ、夏の全国大会でベスト16に。高校では東海大学付属大阪仰星高校でキャプテンを任せてもらい、全国3位の成績を残せました。
スポーツ推薦で関西大学へ進学し、そこでも副キャプテンに。約200名のメンバーをまとめる立場となりました。自身の技術アップと同時に、チームをまとめながら勝利に導く日々送っていました。
大学4年生のときにコロナの影響で自粛期間がありました。数ヶ月も活動ができない日々が続き、張りつめていた気持ちが少し途切れたかもしれません。社会人チームの練習に参加するなどサッカーを続ける道を模索しましたが、最終的にはプロ契約には至りませんでした。
自分なりに分析してみたのですが、オールマインダーであるがゆえに突出した強みがなかったのが原因かもしれません。
16年間プロになるために努力してきましたが、なれなかった場合はキッパリ諦め、就職しようと決めていました。今まで応援してくれた家族にも相談し、自分の気持ちにけじめをつけて就活を始めました。
食品メーカーのスジャータめいらく株式会社に営業職として採用されました。生クリームやコーヒーフレッシュを扱う業務がメインの会社です。もともと食に興味あったのも選んだ理由です。
おもな仕事は、既存店への配達とルート営業でした。業務の合間には、飛び込みで新規開拓にあたります。対面でのコミュニケーションは得意だったので、苦ではなかったように思います。相手のニーズや要望をキャッチして素早く対応するよう心がけていて、お客様に喜んでいただけたときはやりがいを感じました。
いざ仕事に慣れてくると、10年後・20年後も同じ仕事をしている自分を描けませんでした。私が求めている道は違う…。やはり、スポーツに携わりたいという強い気持ちが根底あったことを自覚しました。
そんなときに母校のサッカー部監督から「外部コーチとして手伝ってほしい」とオファーがあったんです。そこで「やります!」と転職を決意しました。
スポエン社長・中川は母校サッカー部の先輩でした。監督のひとつ上の先輩でもあり、もともと交流があったようです。
実は、大学4年生のときに社会人チームに練習参加させてもらったときにもお世話になっています。そのご縁からコーチ業の傍らスポエンでも働くことになりました。
月曜日はスポエンで8時間勤務、火曜日から金曜日は9時から15時までスポエンに勤務、その後16時から19時までは母校でコーチ業です。
現在は主に「ダイレクトマーケティング事業」と「アスリートのセカンドキャリア支援事業」に携わっています。
「ダイレクトマーケティング事業」では、BtoCの電話対応とBtoBなど法人向けアウトバウンドが主な業務です。最近は、BtoB業務がメインですね。インボイス制度の改正にともない仕事を効率化できるセミナーの案内など法人向けに営業を行っています。1日130件電話することもありますよ(笑)。
キャプテンとして常にチーム全体のことを考えながら動いていました。最初から自分の意見を押し付けるのではなく、相手の意見を聞くことを意識しています。そのうえで自分の意見を踏まえながら解決方法を提案をすると、比較的通ることが多いですね。
中学のときに「お前がキャプテンをやれ!」と急に振られたときに、うまくチームをまとめきれませんでした。結果的に初戦敗退したときの悔しい経験が生きていると思います。相手の気持ちを動かすには、まず相手の意見や気持ちをしっかり聞く必要があります。
営業は断られるのが前提ですよね。しかもコールセンター営業は、声のみの情報で相手の気持ちの変化をつかみ取らなくてはいけません。ちょっとした声のトーンの違いから、相手の気持ちをキャッチし、的を外さずに提案しようと心がけています。
もともと断ろうとしていた相手の気持ちを、提案を受け入れるまでに変化させられたときには非常にやりがいを感じます。また、そのやり取り自体を楽しむようにしています。
ちなみにステップ8はこれですよね。
私は、アスリートのセカンドキャリアをテーマに新規事業を立ち上げたいと思っています。サッカー選手の引退平均年齢は26歳なんです。非常に短いですよね。しかし引退後のキャリアプランを描けていない人が多いのが現状です。
本気でスポーツに取り組んだ人は、ビジネスでもトップセールスマンにもなれると感じています。そういった人材を育成して、自分がリーダーとしてまとめていきたいと考えています。
それが、先ほど言した私が携わっている「アスリートのセカンドキャリア支援事業」に関わってくるのですが、弊社では、アスリートのセカンドキャリアを支援の一歩目として、ALLSTARS CLUBという会員制オンラインコミュニティへ参画しています。ALLSTARS CLUBは、本巣終えイン代表のイニエスタ選手が「スポーツの力」を通じて日本にポジティブな影響を与えるために設立されたもので、スポエンは主に企画・営業部門を管轄しており、サッカー業界の発展を推し進めています。
その中でも、私はALLSTARSCLUBサイトに掲載する記事作成に関わっており、実際にプロサッカー選手にセカンドキャリアについての取材インタビューをおこなっています。取材の目的は、セカンドキャリアについて感じる問題意識や言語化です。実際にキャリア相談も受けることもあります。
プロ選手になった高校の後輩にインタビューしたところ、セカンドキャリアについてはまったく考えられていないようでした。すでに引退した選手でも、キャリアが定まらず迷っているのが現実です。
私は、アスリートが引退後のキャリアを考えておくことの重要性を訴えると同時に道筋を作りたいと思っています。
ALLSTARSCLUBのサイトはこちら!
実際に松井さんが作った記事はこちら!
社長の中川は、社員・アルバイトの区別なく誰にでも公平な人です。しかも現場まで降りてきて、直接指揮をとったりアドバイスしたりなど、相談すれば直接教えてもらえるので、非常に距離が近い存在といえます。
また、チームをひとつにまとめてくれるキャプテン的な存在でもありますし、新しいことにチャレンジするよう勇気づけてくれます。そして、スポエンではチャレンジがきる環境も整えてくれていると感じます。
「夢を追う」ことにとても肯定的です。実際、仕事をしながら夢を追っている人も少なくありません。例えば、アパレルで起業したいから1ヶ月仕事を休んでアメリカにジーンズを買い付けに行ったスタッフやお笑い芸人をしながらチームリーダーとして活躍しているスタッフもいます。
みな前向きで、飲み会で仕事の愚痴なんて雰囲気はありません。社長との距離が近いので起業したい人は、直接指導してもらえるチャンスもあるでしょう。
アスリートのセカンドキャリアをサポートしたいという強い気持ちがあります。スポーツに熱中した経験を仕事に活かせば、セカンドキャリアでも輝けるはずです。
今は新規業務としてアスリートのインタビューに取り組んでいますが、将来的には新規事業として、アスリートのセカンドキャリア構築やそこに携わる人材の育成をしたいと思っています!