先日、ONE WEDGEでは営業メンバーを対象としたワークショップを実施しました。
テーマは、
「営業として大切にしている想いを言葉にすること」。
エンジニアにどう向き合うのか。
クライアントにどんな価値を届けたいのか。
パートナー企業とどのような関係を築いていきたいのか。
私たちは日々の営業活動の中で、こうした問いと向き合いながら仕事をしています。
もちろん、これまでも営業活動の中で大切にしてきた考え方はありました。しかし、それを組織として明確に言葉にしたことはありませんでした。
同じ方向を向いているつもりでも、人によって言葉の捉え方や判断基準は少しずつ異なります。組織が成長していく中で、そうした小さな違いはやがて大きなズレにつながることもあります。
だからこそ今回、自分たちが本当に大切にしたいことを改めて整理し、営業としての想いを一つの言葉として形にすることにしました。
本来は2日間で実施する予定だったこのワークショップ。しかし議論は想像以上に白熱し、最終的には3日間にわたって実施することになりました。
その理由はシンプルです。
「なんとなく良い言葉」を作りたかったわけではなく、本当に自分たちらしい言葉を見つけたかったから。
今回は、その3日間で私たちがたどり着いた答えについてご紹介します。
「私たちらしい営業」とは何だろう
議論はまず、「ONE WEDGEらしくない営業とは何か」を考えるところから始まります。
・エンジニアとのコミュニケーション不足。
・クライアントへのヒアリング不足。
・自社都合を優先した提案。
・レスポンスの遅さ。
・単なる仲介役に終始する対応。
もちろん、普段からそうした営業をしているわけではありません。
今回のワークショップでは、自分たちの営業活動を振り返りながら、「これからも大切にし続けたいこと」を確認するために、あえて避けたい行動を洗い出していきました。
日々意識しているつもりでも、忙しさの中で見落としてしまうことはあるかもしれない。組織が大きくなれば、同じ価値観を持っているつもりでも少しずつ解釈が変わっていくこともあるかもしれない。
だからこそ、まずは自分たちが目指したい姿とは反対の行動から整理していきました。
そして議論を重ねる中で、私たちは単にNG行動の反対を探していたわけではありませんでした。
なぜその行動を避けたいのか。本当はどんな関わり方をしたいのか。
その背景にある想いまで掘り下げていくこと。
そこから、自分たちが大切にしている価値観が少しずつ見えてきました。
例えば、「レスポンスが早い営業」を目指したいのではなく、「相手が困る前に気づき、先回りして行動できる営業」でありたい。
「要望を叶える営業」ではなく、「相手が本当に実現したい未来を一緒につくる営業」でありたい。
議論の中ではさまざまな言葉が生まれましたが、どの言葉にも共通していたのは、成果や数字の前に、まず相手と向き合う姿勢でした。
なぜ私たちは「真摯」にたどり着いたのか
本来2日間の予定だったワークショップが3日間に延びたのは、さまざまな議論を重ねる中で、出てきた価値観を並べるだけではなく、その先にある本当に大切な想いまで辿り着きたかったからです。
議論の中では、
・誠実に向き合う
・正直に伝える
・先回りする
・諦めず挑戦する
といった価値観が挙がりました。
どれも私たちが大切にしたい考え方です。
しかし、議論が深まるほどに、ある問いが生まれました。
「本当に大切なのは、この言葉そのものなのだろうか。」
「これらの言葉に共通する想いは何だろうか。」
そこで改めて向き合ったのが、「真摯」という言葉でした。
実は議論の中では、「誠実」という言葉も候補に挙がっていました。しかし私たちが表現したかったのは、ただ正直であることではありません。相手を理解しようと努め、目の前の課題だけでなく、その先の未来まで考えながら本気で向き合う姿勢です。その想いを最も表していたのが、「真摯」という言葉でした。
ONE WEDGEでは以前から大切にしてきた言葉ですが、人によって思い浮かべる姿は少しずつ異なります。
- エンジニア:一人ひとりのキャリアと真剣に向き合う
- クライアント:ニーズを正しく理解し、その先の価値まで考える
- パートナー企業:自社だけでなく、お互いにとって良い関係を築く
- チーム:立場を超えて協力し、より良い成果を目指す
それぞれ表現は違いますが、議論を重ねる中で共通する本質が見えてきました。
それは、「相手を理解しようとし続けること」でした。
相手の立場に立って考えること。
必要なことを正直に伝えること。
目の前だけではなく、その先の未来まで考えること。
私たちが大切にしていた価値観は、すべてそこに繋がっていました。
3日間でたどり着いた、私たちの言葉
3日間の議論を通して、私たちは改めて確認することができました。
営業の仕事は、案件を繋ぐことだけではありません。
エンジニアのキャリアに向き合うこと。
クライアントの事業に向き合うこと。
パートナー企業との信頼関係を築くこと。
そして、
一緒に働く仲間に向き合うこと。
私たちが関わるすべての人には、それぞれの想いや目指す未来があります。
だからこそ、「今」だけではなく、「その先」まで考えながら向き合いたい。
そうした価値観や想いを、一つの言葉として表したい。
そんな議論を重ねた末に生まれたのが、こちらの言葉です。
関わるすべての人の“今とその先に”、真摯に向き合い続ける。
これは、きれいなスローガンを作るための言葉ではありません。
営業として判断に迷ったときに立ち返るための言葉であり、私たち自身への約束です。
そしてONE WEDGEが関わるすべての人に対して約束したい姿勢でもあります。
最後に
今回のワークショップは、
言葉を作るためだけの時間ではありませんでした。
自分たちがどんな営業でありたいのか。
どんな姿勢で人と向き合いたいのか。
営業活動の中で大切にしてきた価値観を見つめ直し、それを組織として共有できる言葉にするための時間でした。
そして、この言葉を作って終わりではありません。
これからの営業活動の中で迷ったとき、立ち返る場所として。
そして、関わるすべての人との約束として。
できあがったスローガンも、早速壁に貼りました!
関わるすべての人の“今とその先に”、真摯に向き合い続ける。
この言葉を胸に、私たちはこれからも歩み続けていきます。