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就職活動時に業界の絞り込みをするべきか

「業界の絞り込みをそろそろしなきゃ」なんて言っている大学3年生、本当に業界の絞り込みをするべきなんでしょうか?マイナビ、そしてワークアズライフで企業は延べ1000社ほど、学生も1000人くらいはあってきている僕の所感では業界の絞り込みっていうのはなんだか古臭く感じちゃうんですよね。

・業界の特性を超えた特性が仕事の中身にありそう

業界人気ランキング(前職マイナビの会員登録)では食品業界が人気です。

例えば・・・業界を絞って、食品業界に行きたい!って言ったところで、食品業界で何をしたいのかっていうのがすごく大事ですよね。

食品業界に就職して結局配属が【経理】でも君はいいのか?って話です。

だいたいの文系は営業職配属スタートですから、スーパーの売り場面積をとりにいったりなどの仕事をしますよね。この仕事がしたいか?これで頑張りたいか?という話が大事ですね。ちなみに大手はジョブローテーションがある。それでもいいか?ということです。

もし、企画職につきたい。理由が自分の発想で人をワクワクさせたいから。みたいな理由であれば食品じゃなくてもいい気がします。

(だいたい新卒から企画に行けるのなんて一握り、営業で地力をつけてから狙うポジションということが多いから提案営業系からキャリアをスタートしてもいい)

人を自分の発想でワクワクさせることでかつ自分が向いてそうな仕事でトップをとってから転職して、

食品メーカーの企画などを受けた方が良い気がします。

自分の向いている仕事からフォーカスし、その後やりたい仕事にフォーカスしていくのもありという話です。

改めて・・・業界の絞り込みって現時点で必要あるのでしょうか?

たしかに多くの会社がある中で絞り込みをするのにひとつの絞り込み方としてはいいのかもしれませんが、結局業種だけで絞り込むのって違う気がします。

「自分の得意は○○だから●●から初めていつか○○業界も考えようかな?」くらいでもいいかもしれません。

こうなってくると得意なことから職種の絞り込みなんかが大事そうですよね。

その会社の仕事における【やりがい】や【活かされる力】が自分の軸と合うかどうかが大事。

【やりがい】【活かされる力】という意味で仕事の特性をとらえて探すことができるといいと思います。

ちなみにこの記事の写真をレコードショップにしたのは訳があって、音楽というのはだいたいジャンルでくくります。ビートルズはロック、AC/DCはハードロック、嵐はJ-Popみたいに。

業界の絞り込みの話とすごく良く似ている話で、ビートルズが好きな人が次にお気に入りにしたいバンドを探すとしたらどうするかって話です。

ビートルズがロックかどうかなんて本当はどうでもよくて、どうビートルズを捉えているかが大事です。

なぜならビートルズじゃないロックバンドなんて山ほどあるからです。

コーラスのうまい4人衆だと思っているなら、コーラスのうまいバンドを探すべきです。googleでもなんでも。

メロディがよかったらメロディのいいバンドを探すべきです。

もちろん業界の利用を【ブラックミュージックの要素があってブラックミュージックも聞こう!】的にもできますが、ビートルズをロック業界としてとらえるのではなく、ビートルズの仕事の何がいいのかを自分でとらえることが大事という話です。



・実際、企業からの声として上がっている「新卒採用上競合が同業ではない」

最近は企業さんと話していると、採用上の競合が々業界じゃないという声をよく聞きます。

採用で競合するっていう認識があるのでおそらく最終面接にいく学生が対象だと思います。

最終面接に上がっている学生は業界のことはもちろん知っているけど、

その会社での仕事の特性や本質を理解しているのだと思います。


・結論

業界の絞り込みをすることは悪くないと思います。ただ業界にこだわるなら、その業界の特性をとことん知って、その業界、その会社の「犬」になるくらいの覚悟がないといけないと思います。

また仕事の本質を求め、「職種から絞り込みしていくことはなかなかよさそう」ということです。

いろいろ書きましたが、業種も職種の絞り込みも就活の手段で、就活は「自分の人生を生きる」のが目的ですので、望んでいる業界、職種で仕事を決められなくても将来に期待して「いろんな仕事を視野に入れて人生を豊かにしていくこと」も大事だと思います。

いろいろな仕事と仕事に対する解釈があるので、多くの大人と会話するといいと思います。

ただ会話するだけでなく、一所懸命仕事できるとよりよいですね。

会話の内容が厚く(熱く)なると思いますし。

ワークアズライフなら大人とお酒を飲みながら、たくさん仕事の話ができます~(笑)


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