1
/
5

社員インタビュー第4回:事業会社から「データドリブンマーケティングの民主化」を目指して(コンサルティング第1本部 スタティスティシャンG 蔭西さん)

800社員にこれまでのキャリアからコンサルティング業界、そして800を選んだ理由を聞く社員インタビューシリーズ。

第3回は大手飲食企業での営業職・企画職を経て、800でコンサルタント/アナリストとして活躍する蔭西さんにお話をお伺いしました。

体系的にマーケティングを学び、全体像を学びたい。営業職から企画職へ

―まずは蔭西さんのこれまでのキャリアを教えていただけますでしょうか。

新卒でコーヒーショップチェーンを運営する飲食企業に就職しまして、営業職を6年半、企画職を1年半経験しました。営業職時代は、自社商品の量販店・コンビニエンスストアへのリテール営業や、コラボ商品を開発するためのメーカー営業などを担当しました。その後、産休・育休を挟んで企画職として復帰した後は、商品企画として購買データの分析やターゲット分析などを行っていました。そこで経験したマーケティングやデータ分析をさらに体系的に学びたいと思ったのがきっかけで、800の前身のマクロミルに転職をしました。

―ありがとうございます。前職の飲食企業で営業職から企画職へと職種を変えたのはどういった理由なのでしょうか。また企画職になって変化したことは何かありますか。

職種を変えた理由としては、営業職だと物流などで緊急対応が発生することもあり、子育てをしながらだと働きづらいと思ったのが大きいですね。また営業職の場合、取引先の顔色を見ながら商品提案を行うことも多く、飲食企業でありながら消費者の立場になって提案を考えて営業を行う機会が少なかったように思います。その点商品企画では、POSデータや購買調査データを活用して、消費者のリアルな購買状況や喫食状況をもとに、消費者をきちんと理解して味の改良などを検討できるようになったのは面白かったですね。

―確かにtoCビジネスは消費者データを活用しながら商品やマーケティングを考えるところに醍醐味がありますよね。そんな中で800へ転職をされた理由を具体的にお伺いできますか。

前職ではマーケティングに関する知識やノウハウが体系的に整備されておらず、属人的にデータ分析や施策検討が行われていたので、自分が考えたことややっていることが本当に合っているのか分からないまま仕事を進めていることに違和感がありました。自分で書籍を読んで学びながら仕事は進めていましたが、もう一歩踏み込んで体系的にマーケティングを学び、その全体像をきちんと理解した上で、自身の業務に活かしていきたいと思ったのが大きな理由ですね。

―なるほどですね。ただ何となく良さそう、で物事を進めてしまう雰囲気は、ほかの企業でもよくある問題だと思います。

そうですね、社内の報告でもそれっぽい内容に終始してしまい、結局は上司の鶴の一声で物事が決まる、というのは、日本企業によくあることだと思います。データ分析に基づく効果検証をそこまできちんと行わず、自分たちが良いと思うものを世に出したいというプロダクトアウト的な発想ですね。こういった自分自身の経験も踏まえて、800ではすこしでも多くの企業の、データドリブンマーケティングの実現と浸透を支援していきたいと考えています。

データドリブンマーケティングの浸透を推し進める仕事

―まさに「データドリブンマーケティングの民主化」を推し進めていきたいということですね。800ではどのような案件に携わっているのでしょうか。

現在は2つのプロジェクトに関わっていまして、一つは消費財メーカーの消費者データ分析の高度化支援、もう一つは精密機械メーカーが保有するAIデータ分析ツールの導入・活用支援です。消費財メーカーのプロジェクトでは、購買データをもとに消費者の嗜好性を発掘・分析しながら、商品開発・広告企画に活用するための新たなセグメント軸や分析アプローチを明らかにするといった取り組みを進めています。また導出したセグメント軸や分析アプローチを、クライアントの実際の業務に落とし込んで、活用浸透させていくところも支援しています。

―データ分析をして示唆を出しておしまい、ということではなく、データ分析・活用の浸透まで行っているのですね。

はい、そこがまさに「データドリブンマーケティングの民主化」につながる部分だと思っています。もう一つ関わっている精密機械メーカーのAIデータ分析ツールの導入・活用支援では、導入企業の課題を聞きながら、当ツールを活用した分析方法の設計、操作、示唆出しを精密機械メーカーと並走しながら支援しています。こういったデータ分析ツールの導入・活用支援も、データドリブンマーケティングの浸透を推し進める一つのアプローチだと思います。

子育て世代も多い「800」。子育てへの理解があり、仕事も真剣に向き合える

―前職で、子育てをしながらだと営業職は難しいというお話がありましたが、800での現在の働き方についてはいかがでしょうか。

現在子どもが3歳で保育園に通っているのですが、子育てはしやすい環境だと思います。事業会社と違ってプロジェクトベース、タスクベースでの働き方になったので、保育園のお迎えの時間に仕事を抜けられるような調整がしやすくなったと感じています。800には子育て世代の方が多いのもあるかもしれませんが、男性でも多くの人が育休を取る環境が本当に実在するんだと思ったほどです(笑)。取締役や部長レベルの男性でも、しっかりと育休を取られているので、子育てに対する理解はとても得やすいと思います。

―子育てについて、上司や経営層が同じような経験や意識を持たれているのは心強いですね。他に事業会社での働き方や雰囲気と異なる部分はありますか。

前職はコーヒー関連商品といったモノ作りに携わる仕事でしたが、コンサルタントとして働いてみると、成果に対するコミットの意識が強くなったと思います。一人一人のコンサルタントの動きや働きがそのままクライアントにとっての価値になるので、プレッシャーはもちろんありますが、目の前に見える課題解決に携わっていることにやりがいを感じますね。それからプロジェクトベースになると、例えば1か月の中で頑張るべきところと緩やかにやるところを調整できたりするので、メリハリのつけやすい働き方になったと思います。

―ありがとうございます。最後に蔭西さんが800で一緒に働いてみたい人はどのような方でしょうか。

私がそうだったように、今事業会社で「これでいいのかな」「本当はどうやるのがいいんだろう」みたいな「もやもや」を抱えながら働いている方にはおすすめしたいです。800は自己研鑽の意識が強い方が多いですし、お互いに学び合う・高め合うという雰囲気・文化があると思います。それからマクロミルグループとは言え、まだまだ決まっていないこと・整っていないことも多々あるので、そういった状況に臆せず楽しめる人や一、緒に会社を創っていくのを楽しめる人と一緒に働きたいですね!

蔭西さん、ありがとうございました!

800にはさまざまな業界や事業会社からコンサルタントを志して活躍しているメンバーが多数在籍しています。あなたも800でコンサルタントやアナリストとしてチャレンジしてみませんか?

Invitation from 株式会社エイトハンドレッド
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
5 Likes
5 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Tsutomu Nishimura's Story
Let Tsutomu Nishimura's company know you're interested in their content