1億超えの高級マンションでのハウスクリーニングの仕事に1日密着してみた。
「清掃の仕事って、どんな1日を過ごしているの?」
そんな疑問に答えるべく、LIFEARCUSスタッフの1日に密着しました。舞台は、港区の高級マンション。1億円を超える物件がほとんどという、都心の最前線です。
今回密着したのは、事業責任者の望月哲さん。前職はスポーツジムのインストラクターとサッカーコーチ。スポーツの世界から清掃業へ転身した、異色の経歴の持ち主です。
■ 8:30 社内環境整備からスタート
1日は、自分たちの職場を整えることから始まります。
毎朝5分、決められた場所の清掃を行います。道具の点検、薬剤の補充、車内の整理——お客様の空間をきれいにする仕事だからこそ、自分たちの環境も常に整っていなければならない。その意識が、このルーティンに表れています。
清掃だけでなく、業務効率が上がるような改善点があればその場で実施します。小さな積み重ねが、チーム全体の仕事の質を底上げしていきます。
8:35からは朝礼。その日の現場確認や連絡事項を共有し、チーム全体で気持ちを揃えます。
■ 8:40 車またはバイクで現場へ
準備を終えたら、車かバイクで出発。港区・渋谷区など都心の現場へ向かいます。首都高を走りながら、今日のお客様のことを頭に思い描く。この移動時間も、仕事の一部です。
■ 9:00〜12:00 午前の作業——「提案」も、プロの仕事のうち
到着したら、まずは丁寧なご挨拶から。エアコンや水回りの専門清掃が中心で、作業前にお客様へ内容を説明し、安心していただいてからスタートします。
LIFEARCUSのお客様は、日々多忙な富裕層の方々がほとんどです。だからこそ、私たちが大切にしているのが「プロとしての提案」です。
清掃のプロとして現場を見ると、お客様ご自身が気づいていない汚れや劣化の兆候が見えることがあります。そのときは要点を簡潔にまとめ、「こうした方がより長持ちします」「ここを早めにケアしておくと安心です」と提案します。
忙しいお客様に余計な時間を取らせない。でも、必要な情報はしっかり届ける。そのバランスを大切にしながら、信頼関係を深めていきます。
1億円超えのマンションに住むお客様が相手だからこそ、技術だけでなく立ち居振る舞いのすべてに気を配ります。玄関の入り方、道具の置き方、会話のトーン——細部の積み重ねが、信頼につながります。
■ 12:00〜13:00 昼休憩
しっかり休んで、午後に備えます。体を使う仕事だからこそ、この1時間は大切にしています。
■ 13:00〜17:00 午後の作業
午後も引き続き作業。エアコンのフィルターの奥まで、水回りの見えない部分まで、プロの目で丁寧に仕上げていきます。
作業が終わり、ピカピカになった空間をお客様に確認していただく瞬間——「わあ、すごい!」という笑顔が、この仕事の一番の報酬です。
「誰かのために頑張っているんだな、と実感できるその瞬間に、大きなやりがいや人生の有意義さを感じています」と望月さんは言います。感謝がダイレクトに伝わってくるから、誰かに言われなくても自発的にもっと頑張ろうと思える。それがこの仕事の大きな魅力です。
■ 17:30 帰社・退勤
現場を終えて帰社し、翌日の準備を整えて退勤。メリハリのある1日が、こうして終わります。
■ 「ご苦労様」——その一言が、10年分の重さを持っていた。
密着の最後に、代表の小林がこんな話をしてくれました。
「開業したばかりのころ、まだ技術もおぼつかない時期に、私の人間性を見てご依頼くださったお客様がいます。ちょうど同年代の方で、当時はお子さんが幼稚園生でした」
それから毎年、定期的に訪問を続けてきました。
「そのお子さんが、今では高校生になっています。思春期ということもあって、だんだんとコミュニケーションは減っていったんですが——最近、作業の終わりに『ご苦労様』と声をかけてくれるようになりました」
技術ではなく、人間性を信じてもらった。その積み重ねの先に、お子さんからの一言がある。
「単なるお掃除屋さんじゃなくて、この家族の時間を一緒に過ごしてきたんだな、と感じる瞬間です」
■ 子どもの未来のために、この仕事を続ける。
望月さんには、この仕事を続ける上での大切な想いがあります。
「お掃除に追われてしまうと、お子さんやご家族と過ごす大切な時間がどうしても少なくなってしまいます。そういった時間を僕らがお手伝いすることで、ご家族がもっと多くの愛情をお子さんに注ぐことができる。幸福感にあふれる子どもたちが増えれば、日本はもっと良くなっていくんじゃないかと思っています」
「世の中には、ご高齢の方など、お掃除のことで本当に困っていらっしゃる方がたくさんいます。そうした方々を僕らがお手伝いし、悩みを解決して喜んでいただける。それこそが、この仕事の何よりの存在意義だと感じています」
清掃業は、人の暮らしに寄り添う仕事です。LIFEARCUSが目指しているのは、そういうパートナーとしての存在です。
■ 「面白そう」と思ったなら、ぜひ一度話を聞きに来てください。