【実績紹介】フィリピン マニラ ブース出展サポート @SMX Convention Center _Travel Tour Expo2026
今回は、AABフィリピンオフィスが受託した案件
「TTE Travel Expoへの出展(Japan Pavilion)」についての紹介記事です。
本案件では、事前に
・事業の目的
・達成すべきKPI
・ターゲット像
・実施条件(会場規模、運営体制、予算感など)
が、仕様書として明確に定義されていました。
AABはその仕様書を起点に、「この目的を、現地の来場者にどう伝えるか」、「KPIを達成するために、どんな体験設計が必要か」を整理し、企画として具体化していきました。
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レイアウト設計|90㎡の中で、どう目的とKPIを形にしたか
今回のJapan Pavilion(全10ブース/約90㎡)では、
「何を置くか」ではなく、来場者がどう動き、どのタイミングで日本への関心が深まるかを軸にレイアウトを設計しました。
空間は大きく、ステージ/共同出展社ブース/体験ブースの3つで構成しています。
ステージ|人を集め、Japan Pavilion全体への関心を高める起点
Japan Pavilionの中心に配置したのがミニステージです。
このステージの役割は、通りがかりの来場者を一度立ち止まらせ、Pavilion全体に人の流れをつくること。
演目は、日本の四季や文化をテーマにした体験型コンテンツを中心に構成しました。
春をテーマにした和菓子デモンストレーション、日本にまつわるYes / Noクイズ、フィリピンで活動する日本人コメディアンによるコメディステージなど、「参加すると楽しい」「見ているだけでも雰囲気が伝わる」内容を、時間帯ごとに編成しています。
また、ステージの合間には、日本の四季や観光地を紹介するPR映像を常時上映。
人を集める → 興味を高める → 次の行動につなげる
その流れをつくる起点となるエリアです。
通りがかりの来場者を引き込むミニステージ
来場者の足を止め、日本の四季や文化を体験型コンテンツで伝える
インフォメーションカウンター|日本旅行を具体化する“相談のハブ”
Japan Pavilionの入口付近に設けたのが、インフォメーションカウンターです。
このエリアでは、日本各地の観光地や都道府県のパンフレットを設置し、日本の観光事情に詳しいクライアント自身が来場者に直接説明を行いました。
「どのエリアが自分に合っているのか」
「この時期なら、どこがおすすめか」
といった一歩踏み込んだ相談に対応できるよう、単なる資料配布ではなく、会話を前提としたカウンター設計としています。
日本旅行の様々な相談に対応する案内カウンター
共同出展社ブース|具体的な情報と会話が生まれるゾーン
ステージ周辺に配置したのが、6コマの共同出展社ブースです。
自治体、鉄道会社、観光関連事業者などが並び、日本旅行に関する具体的な情報提供や相談が行われるエリアとなっています。
ここで特に意識したのは、まずは人をブースに来させること。
ステージ演目やスタンプラリーと連動させることで、
来場者が自然な流れでブースに立ち寄り、会話が始まる導線を設計しました。
また、のれんデザインを用いた統一感のある装飾により、個別ブースでありながらも、Japan Pavilionとしての一体感を持たせています。
来場者との会話が生まれる共同出展社ブース
体験ブース|日本を“自分ごと”に変えるエリア
Japan Pavilionの中で、最も滞在時間が長くなることを想定したのが体験ブースです。
このエリアでは、
・絵馬体験
・浴衣体験とフォトスポット
・書道体験
・おみくじ(日本旅行占い)
・スタンプラリー
といった、日本文化を五感で体験できるコンテンツを集約しました。
特に絵馬体験では、「日本でやってみたいこと」「行ってみたい場所」を来場者自身が書き出すことで、日本旅行をより具体的にイメージしてもらうきっかけをつくっています。
SNSフォロー、アンケート、ノベルティ配布などもこのエリアと連動させ、仕様書に定められたKPI(アンケート回答数・ブース来場者数)につながる設計としました。
おみくじや絵馬など日本文化を体験できるブース
“レイアウトは、目的とKPIから逆算する”
今回のJapan Pavilionでは、「映えるから」「例年やっているから」といった理由で要素を配置していません。
・なぜステージを中心に置くのか
・どのタイミングで体験を入れるのか
・どこで出展社との会話が生まれるべきか
すべては、
事前に定義された目的・KPIから逆算した結果です。
“企画で終わらせず、現場まで落とし切る”
企画競争で選定されたあとも、
海外イベントでは多くの調整や判断が必要になります。
・展示会事務局との調整
・クライアントとの調整や修正
・複数出展者との調整
・会期中のオペレーション管理
AABは、企画・施工・運営・出展者管理を一体で担う体制により、「企画意図が現場でズレる」ことを最小限に抑えながら進行しました。
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東南アジアでのイベントを検討している企業へ
「海外でイベントをやりたいが、何から決めればいいか分からない」
「企画書はあるが、現地で本当に実現できるか不安」
今回の案件のように、目的とKPIが明確なプロジェクトを形にしてきた経験は、民間企業の海外イベントでも、そのまま応用できます。
AABは、構想段階から実施・運営までをつなぎ、海外でも“意図通りに伝わるイベント”を設計します。