こんにちは。AABの松浦です。
このたび、インドネシア・ジャカルタに駐在することになりました。
着任したばかりの今は、まだ大きなイベントの制作や開催はなく、日々のミッションは「市場調査」です。
ただ、いきなり商談や視察ばかりというわけではありません。
まずは“暮らすこと”そのものが、リサーチの第一歩。
今回は、そんなインドネシア駐在生活のはじまりをスーパーの写真を中心にご紹介します。
▼インドネシア滞在1週間目|まずは“暮らす・見る・食べる”ところから
インドネシアに来て最初の1週間。
この期間は、いきなり結論を出すための時間ではなく、ここで生活し、仕事をする前提で街を観察する時間として使っています。
日系スーパー巡り、イベント会場のロケハン、ローカルレストランでの食事。
一見するとバラバラに見えますが、どれも同じ目的につながっています。
街の空気や人の動き、日常の買い物の風景の中にこそ、その国のリアルな市場が見えてくるからです。
▼日系スーパー巡り|売り場は、いちばん正直なマーケット
最初に足を運んだのは日系スーパーです。
生活用品を買うためというより、マーケットを観察するための場所でもあります。
納豆、冷凍餃子、サランラップなど、日本では当たり前の商品が並ぶ一方、価格はどれも想像以上に高い。日常使いするには現実的ではない商品も少なくありません。
それでも棚にはきちんと並び、一定数が売れている。この事実自体が、すでにひとつのヒントだと思います。
ローカルの商品は安く、輸入された日本商品は明確に“別のゾーン(高価格帯)”として存在しています。
価格や表記、棚の置かれ方を見るだけで、誰に向けた商品なのかがはっきりと伝わってきます。
このスーパー巡りは、「日本の商品が売れるかどうか」を判断するためではなく、どういう条件なら、誰に、どう届くのかを考えるための時間として捉えています。
日本では身近な商品も、こちらでは高価格
▼会場ロケハン|図面では分からない“空間のクセ”をつかむ
資料や図面では何度も見てきた会場ですが、実際にその場に立ってみると、印象は大きく変わります。
天井の高さ、壁面のスケール、床の広さ。
「何を置けるか」という視点だけでなく、人がどう動くのか、どこに視線が集まりそうかを意識しながら会場を歩きます。
入口から入った瞬間に何が見えるのか。
逆に、意識しないと見落とされそうなエリアはどこか。
こうしたポイントは、やはり現地に来てみないと分かりません。
設営前の何もない状態だからこそ、頭の中では自然と企画のシミュレーションが始まります。
実際に立ってみると、印象は大きく変わる
▼ローカルレストラン|まずは、ちゃんと食べてみる
夜はローカルレストランへ。この日は、パダン料理を中心にいくつかのメニューを試してみました。
味は濃く、辛さも油も強め。でも、それがこの国の日常です。
どんな料理が当たり前に食べられていて、どんな店に人が集まっているのか。
これは単なる食事というより、文化を体感する時間に近い感覚でした。
イベントやプロモーションを考えるとき、現地の感覚を知らないまま企画を組むと、ほぼ確実にズレが出ます。
だからこそ、まずは食べてみる。体で理解することを大切にしています。
濃い味、強い辛さと油、これがインドネシアの日常
▼1週間目は、答えを出さない
この1週間で、何か明確な結論が出たわけではありません。
ただ、価格感覚、空間の使われ方、日常のテンポ、文化との距離感。
そうした判断の土台のようなものは、少しずつ見えてきました。
インドネシア滞在、まだ1週間。
まずは、暮らす目線で街を眺めるところから始めています。
ここから少しずつ、仕事としての解像度を上げていく。
そんな最初の一歩です。