What we do
安平町は、北海道の中央に位置する人口約7,200人(令和8年3月末)のまちです。日本有数の馬産地として知られ、ディープインパクトやアーモンドアイを輩出した一方、教育・子育てを核に据えたまちづくりで全国から注目を集めています。新千歳空港から車で約20分、札幌から約1時間という好立地でありながら、豊かな自然環境と落ち着いた暮らしが共存しています。
そんな安平町では今、いくつかの特徴的な取り組みを進めています。
あびら教育プランとCFCI(子どもにやさしいまちづくり)
「遊育」「あびらぼ」「ワクワク研究所」「ABIRA Talks」の4つの事業を通じ、さまざまな「学び」を「挑戦」に繋げる安平町独自の社会教育事業を進めています。2023年4月開校の早来学園(小中一体型義務教育学校)を中心に、学校教育と社会教育をシームレスにつないでいます。
また、ユニセフ日本協会から全国でわずか6自治体のみとなる「子どもにやさしいまちづくり(CFCI)」のモデル自治体認定を受け、子どもの意見をまちづくりに反映しています。担当の笹山さん(教育委員会)は「対話を通じて子どもたちの声を受け止め、それがまちを動かす力になっていると感じる」と、現場のリアルな手応えを語ります。
町民とつくるブランドサイト「ABILIKE(アビライク)」
まちの魅力を町民自身が発信するブランドサイト「ABILIKE(アビライク)」を立ち上げています。「安平のLIKEで、ABILIKE。」を合言葉に、このまちに暮らす人々のひとつひとつの「好き」を、まちをつくる大切な資産として発信しています。
地元出身の職員が「道ですれ違ったりすると挨拶が生まれたり、ちょっとした世間話がとても心地よい」と語るように、町全体にある温かいコミュニティが、まちを想う「好き」を温めています。
こうした一つ一つの取り組みの結果、安平町は4年連続(2023〜2026年)で転入超過の社会人口増(26年は純人口増も)を達成。地域の内からも外からも「選ばれ続けるまち」へ。その推進力を表す言葉が、「アビラチョウエンジン」です。
アビラチョウエンジン
安平町役場では職員一人ひとりが、まちを動かす原動力であると考えています。自ら考え、動き、周囲を巻き込みながら、まちを前に進めていく存在。与えられた仕事をこなすだけでなく、「もっとこうしたら良くなるのではないか」と問い続ける姿勢。人口約7,200人の小さなまちだからこそ、自分の仕事が住民の暮らしや地域の変化に直接つながります。その手触りが、安平町役場で働くことの醍醐味です。そんなアビラチョウエンジンの背景には、まちが乗り越えてきた大きな試練がありました。
Why we do
2018年9月の北海道胆振東部地震で、安平町も甚大な被害を受けました。この経験が、その後のまちづくりの姿勢を根本から変えることになります。
及川町長が復興のプロセスで語ったのは「ピンチをチャンスに」という言葉でした。「元通りにする」のではなく、「5〜10年先の町民の満足度・幸福度を高めること」を軸に、安平町がめざすべき未来を形にする機会として捉え直したのです。
職員の三上さん(教育委員会、当時)は、「あの地震をきっかけに町が変わった。今ではたくさんの民間の方が入ってきてくれて、官民一体となってプロジェクトが進められている」と振り返り、また「役場は唯一のルールメーカー。法律の中で、町民が誇りに思える町を作るためのルール作りは我々に任されている」と自治体職員としての矜持を語ります。塩月さん(総務情報)も「行政は減点方式と思われがちだが、これからの行政は新たな取り組みにどんどん手を出していかないといけない。思い切った『加点方式の仕事』をしてほしい」と、職員の挑戦を後押しします。
そして、その根底にあるのは「町民ファースト」の姿勢です。保健師の米倉さんは「答えは私たちが持っている訳ではなく、(地域の)ご家庭と一緒に探していく姿勢を大切にしている」と話し、大坂さん(税務住民課)も「相手に寄り添った丁寧なコミュニケーションを心がけている」と語ります。
まちの未来を町民とともに想い設計できる仕事。安平町役場の職員一人ひとりがアビラチョウエンジンとして、まちの未来を作っています。
How we do
安平町役場で働く職員は約130名。
及川町長は、「職員はみんな意欲があり、本当に様々な新規事業を提案してくれます」と語り、「私は職員を伸ばすことに軸をおいて、彼らの意見にどんどん耳を傾けていきたい」と、町長自らがボトムアップの組織風土を大切にしています。
職場の文化
実際に、その規模感を活かして職員が主体的に挑戦できる環境があります。岡さん(総務課長)は「安平町役場くらいの規模の組織であれば、数人の上長の許可を得れば実行でき、一から十まで仕事に携われる。これほどやりがいのある仕事はない」とその裁量の大きさを語ります。未経験から広報誌の企画や動画編集に挑戦している中崎さん(総務課)も、「仕事は分からないことだらけですが、先輩たちに支えられてやっていけています。できた時の達成感は人一倍感じられる職場です」と、挑戦を後押しする温かいサポート体制の魅力を語ります。
また、役場内での「部署を越えた交流」や「互いに助け合う風土」も大きな魅力の一つです。子育て中で時短勤務を利用する木下さん(住民サービス課)は、「職場の皆さんに助けられ、仕事を引き継げるメンバーもいる」と働くママの目線から職場の温かさを実感し、移住した清水さん(建設課)も、「雪国ならではの土木技術について先輩方が丁寧に教えてくださり、年齢の近い職員も多く相談しやすい」と安心感を語ります。
役場の部活動(野球やアイスホッケーなど)も活発で、坂井さんや川村さんは「部活動を通して職員同士の関わりが深まり、日々の業務もより連携を強化して進められている」とアットホームな雰囲気を魅力として挙げています。
庁内の業務改革も進行中で、職員一人ひとりが政策立案や住民サービスの質向上に集中できる環境づくりに取り組んでいます。
先輩職員の想い
こうした環境の中で共に働く職員ですが、それぞれ異なる背景と動機を持ってこの役場に集まっています。
・生まれ育ったまちが「合併でなくなる」という経験をして、「今の安平町を絶対に無くしたくない。そのためにできることはどんどんやっていく」と今も動き続けている職員。
・入庁直後から小中一貫校の建設に関わり、「子どもたちが新しい校舎で元気に過ごしている姿を見ると本当に嬉しい」と語る若手職員。
・政策推進課から教育委員会に異動し、子どもや町民との対話を通じて施策を動かしながら、「自分の関わった施策がまちに根づいていく過程を実感できるのは、このまちならでは」と語る職員。
・兵庫県から北海道への憧れだけを頼りにIターンし、雪国ならではの土木技術を先輩から学びながら「自分の存在が少しでも地域のプラスになるよう努力し続けたい」と話す職員。
・東京でシステムエンジニアとして働いた後、「自分が疑問を持ってしまったから動き出した」と庁内の改革プロジェクトを自ら立ち上げた職員。
職種も経歴も、まちへの入口もみんな違います。でも共通しているのは、「自分の仕事が、このまちに届いている」という手触りを大切にしながら働いていること。それがアビラチョウエンジンとして働くということです。
あなたも、安平町役場でまちの5年後・10年後をともに創りませんか。
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