JSTQB認定テスト技術者資格
JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)は、2006年5月にJTCB(Japan Testing Certification Board)から名称を変更いたしました。これからもよろしくお願い申し上げます。 ...
https://jstqb.jp/
…などのワードを耳にしたことはありますか?未経験の方は初めて聞くワードかもしれません。今回はそんな「テストエンジニア」に焦点を当ててお話しをしていきます🥺▼
たとえば…スマホやアプリなど開発の際に、開発中のプログラムに対して各種不具合がないかのテストを行い、結果を開発者にフィードバックし、製品の品質を保つという重要な役割を担うのがテストエンジニアです。キャリア設計としては「テスト計画・設計」「分析作業」などの業務を担当します。
テスト対象の仕様調査とテスト観点の抽出、テスト計画の作成を行います。計画する際は、開発者から製品にまつわる情報をヒアリングし、その結果からテスト機能やテスト範囲、テストの優先順位を決めて、計画書を作成していきます。
また、テストを実施する環境の手配もこの段階で行います。サーバー上で動作するアプリケーションであれば、サーバーが必要です。単体テストや結合テストにおいては自社でサーバーを用意し、システムテスト段階であれば顧客のサーバー環境を借り受けるといった具合に、テスト工程内でも複数の環境の準備が必要となることも珍しくありません。さらには、テストに向けたデータの準備もこの段階で手配しておきます。
テストをどのように実施するか設計していきます。先に決めた計画書に基づいて、テスト観点・テスト技法・テストケースなどを決定します。
テスト観点・テスト技法など、重点的にテストを実施すべきポイントと、テスト対象の仕様に適したテスト技法を決め、テストケース作成では、テストの実施手順と確認する内容を具体化します。テストの成否を確認するためには、画面表示やデータベース上のデータなど正しく動作している状態を定義する必要があります。こうして設計した内容を、テスト設計の仕様書に反映させていきます。
▼未経験の方はここからSTART🔰
テスト設計の仕様書を基に、テストを実行し、レポート作成・結果報告をします。
テスト期間中には定期的に現状報告、テストが終了したらテスト結果をレポートとしてまとめて、上流工程の担当や管理者であるPM、PLなどに報告をします。テスト結果からはソフトウェア開発における問題が分析しやすいよう、障害の発生した起因の工程、障害の対象機能、担当者ごとの障害数などをまとめておき、報告の結果、テストケースの不備や追加テストが必要な場合は再テストを実施します。
テストの結果、ソフトウェアや製品に改善点や不具合が見つかった場合、改善点の提案をします。テスト結果の分析・改善提案では、ソフトウェア品質の担保と顧客目線の機能評価ができるかが重要になります。
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