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【HR納言 徒然なるままに…(百二十)】10月の給与計算業務の注意点

もう10月の中旬ですが、今月は、アジア大会・ラグビーワールドカップ・マラソンなど、スポーツの話題が多く、「スポーツの秋!」を感じられる月です。

人事給与業界の10月といえば「地域別最低賃金の改定」と「厚生年金・健康保険料額の変更」です。前者は、「全国加重平均が初の1000円超!」とのことで「全国の最低賃金が1000円以上になるまで、これからも上昇する。」という、弊社代表の前野の予想が現実味を帯びてきました。10月勤務分から新最低賃金が適用されるので、9月初めに抵触チェックなどの対応をされた担当者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

後者の「厚生年金・健康保険料額の変更」は、年に1度「定時決定」で見直し、9月分から適用されるので、原則翌月控除の10月支給給与から変更となります。皆さま、今月の給与明細は、じっくりご確認ください。

つまり、10月は給与に反映させる変動データが多く、給与計算担当者が確認する項目が増える月です。弊社HRサービス部の経験豊富なスタッフは「10月はミスが起こりやすい。定時決定より随時改定が優先のことを忘れずに!」と教えてくれました。「随時改定で7月・8月・9月分から厚生年金・健康保険料額が変わる対象者さんには、定時決定のデータを反映しないように。」「他に、育児休業等終了時改定や同日得喪の対象者さんも、気を付けてください。」とのことで、社会保険業務のみを受託しているお客様には、改定結果データをお送りするだけではなく、給与計算実務の注意点などもお伝えしているそうです。

そのきめ細やかなフォローに、弊社スタッフのプロフェッショナルを感じ、「エムザスに給与計算業務を任せたい!」と仰って下さるお客様と同じ気持ちになりました。今後も、経験豊富なスタッフとデジタル力でミスのない給与計算を目指していきます。


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