「社名変更をする企業が増えている」という、あるコラムを読みました。4月は毎年、改名される企業が多く、グループ企業再編や経営統合で変更が必要になったり、グローバル化の推進や企業イメージの刷新などが理由だそうです。
社名変更には、手間もコストもかかります。株主総会開催や定款の変更、実印の変更、法務局や税務署、労働基準監督署やハローワークなどへの手続き、銀行・社用車・スマホなどの各種名義変更、また、旧社名入りのものは使えなくなるので、名刺・封筒・パンフレットの変更も必要です。ホームページの表示や使用しているシステムの書き換え、また、SNSの会社情報の変更、取引先への連絡も必要です。
なんと、健康保険証も交換します!新社名入りの保険証が届いてから、旧社名入りの保険証を回収・返却するのですが、「対象となる全従業員分の回収」という業務に、人事総務の担当者さんは負担に思うことでしょう。
「健康保険証がマイナンバーカードへ一体化されると、その交換業務は不要になる!」と、ここにもマイナ保険証のメリットがあることに気付きました。一体化されるのは2024年秋で、何かと課題はありますが、DXの効果はかなり期待できると再認識しました!
弊社受託部門では、社名変更にともなう社会保険関連の手続きも行っています。