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ビジネスコンテスト優勝の経験が起業のきっかけ。ゲームの力で世の中を生きる人のポテンシャルを最大化したい。

本日は、Surfride Technologies株式会社の代表取締役社長を務める金田さんにインタビュー。

これまでのご経歴から、創業の経緯、掲げるビジョンやミッション、今後の展望まで広くお聞きしました。創業の苦労話から、現在の事業に着手した熱い想いがひしひしと伝わってくる内容となっておりますので、是非、最後までお楽しみください!


⑴起業のきっかけは、ビジネスコンテストでの優勝。

⑵ゲームの力で”世界中の個性を肯定しに行く”。

⑶地に足付けて開発に専念できるのが大きな魅力。

起業のきっかけは、ビジネスコンテストでの優勝。

本日はよろしくお願いいたします!まず初めに自己紹介をお願いします!

Surfride Technologies株式会社の代表取締役社長を務めております、金田と申します。本日はよろしくお願いいたします。

私立文系で大学を卒業後、NECソリューションイノベーター株式会社に入社。3年ほど、ECサイトの開発部署に所属し、開発業務に取り組んでいました。その後、入社3年目の時に、独立をし自ら会社を起こしました。

昔から起業したいという思いはあったのでしょうか?

中学生の頃から、テレビで堀江貴文さんを筆頭に多くのIT起業家を目にして、憧れの思いがあったんですよね。ただ、「自分の性格や能力的に起業家は無理だろう。」という思いや、「文系でITエンジニアのような技術職は難しいだろう。」という思いがあり、心半ば諦めていました。

しかし、そこで自分を大きく変えたのがビジネスコンテストでの優勝。もしかしたら、自分でも起業家になれるのではないかと、一筋の光が見えたのがこのタイミングです。

最終的に独立を決意したきっかけは何だったのでしょうか?

きっかけは、先程もお話したビジネスコンテストです。

興味半分で応募し参加したビジネスコンテストだったのですが、トントン拍子で優勝してしまったんですよね。そして、優勝後実際に企業から出資を受けて起業をすることになりました。そのため、ビジネスコンテスト終了後、1~2ヶ月は会社員兼事業家という肩書で日々を送っていました。

しかし、「やるのであれば、独立し自分の事業に専念したい」と思い、独立を決意。大企業を退職するという決して小さくない決断を下し、Surfride Technologies株式会社を立ち上げました。

ちなみに、ビジネスコンテストではどのような事業を提案したのでしょうか?

日本でのオンラインチップ事業の提案を行いました。

日本では一般的にどの飲食店でも接客が良く、おもてなしの心は世界でも評価されています。しかし、海外であれば直接チップを渡す文化があるのに対して、日本では店員さんに感謝を伝える機会や手段がないと思ったんですよね。

そこで、当時流行していたオンライン投げ銭の仕組みを導入すれば面白いのでは?と思い、オンラインチップ事業を考え、実際に提案をしました。

ゲームの力で”世界中の個性を肯定しに行く”。

現在、Surfride Technologiesではどのようなビジョンを掲げていらっしゃるのでしょうか?

「世界中の個性を肯定しに行く」というビジョンを掲げています。

このビジョンは自分の原体験と大きな繋がりがあります。僕は、もともと大学に進学しようとも思っていなかったですし、将来やりたいこともなくて...。なんとなく人生を送っていたのですが、大学入学後、アルバイトの面接を4連続で落ちて、「このままニートになって引きこもりになるんだな」と考えていた時期もあったんですよ。

ただ、ゲーム業界やIT業界を知った時に「この業界であれば自分の価値を発揮できるかもしれない」という希望を持つことができたんです。そのため、自分の体験を踏まえて、世の中にいる”家に引きこもって出られない方”や”上手く社会に馴染めない方”でも、自分の価値を見出せるような役割を担いたいと思い、この「世界中の個性を肯定しに行く」というビジョンを掲げています。

起業して、事業を進める中で嬉しかったことや大変であったことはありますか?

嬉しかったことは本当に沢山あります。起業して、最初は自社サービスの提供を行っていたのですが、上手くいかなくて。そのため、受託開発に切り替えたのですが、当然経験が無くブランドも無い我々が営業に出向いても断られることが非常に多かったんですよね。

しかし、そんな中とある地元の開発会社さんが我々を面白がって能力を買って下さり、 初めてゲーム会社さんと一緒に仕事をできたことが、創業時何よりも1番嬉しかったです。

一方、大変であったことは先程の話と関係しているのですが、受託会社は他社と差別化しづらいこと、そしてメンバーが3、4人で少数ということもあり、信頼を得られず受注できなかったことです。特に実績作りは大変でした。実績があれば信用を得やすいのですが、独立したての我々には全くなかったので、1からブランドを作っていく大変さはありましたね。

次に、Surfride Technologiesの強みについてお聞かせできますか?

日本にも受託開発の会社は沢山ありますが、弊社の強みはオンラインゲーム会社と一緒に仕事ができることだと思います。一般的に受託会社は2次、3次、4次受けが多かったりするのですが、直接やり取りできる分マージンも抜かれないので、利益率が高いんですよね。

また、弊社にはいわゆるエンジニア経験者は少ない一方で、大学の修士課程を修了していたり、博士課程のメンバーが在籍しているので、アカデミックな研究寄りの方と一緒に仕事ができることが他社にはない大きな強みだと思います。

地に足付けて開発に専念できるのが大きな魅力。

次に、Surfride Technologiesで働くメンバーの共通点、雰囲気などお聞かせできますか?

今いるメンバーの中で大学の学部卒は僕だけで、他のメンバーはほとんど大学院を卒業していて、修士課程卒や博士課程卒の方が多いですね。

勉強や新しい知識を得るのが好きな方が非常に多いと思います。例えば「こういう本を読んで面白かったよ」とか「この技術書がすごい良かった」など、頻繁にメンバー間で知識や情報共有をしています。その影響もあって、飲み会を沢山行ったりはせず、プライベートな時間を大切にして落ち着いて開発に専念できる環境がSurfride Technologiesの特徴だと思います。

次に、改めてSurfride Technologiesにどのような方が向いているかお聞かせできますか?

性格的には素直な方が欲しいですが、業界柄どうしても新しい技術のキャッチアップは求められます。そのため、自分で新しい技術のインプットが苦にならない方がSurfride Technologiesには合うと思っています!

技術的に言うと、もちろんプログラマーの経験があるに越したことはないですが、現在弊社にはIT業界経験者は僕だけなんですよね。他は全員未経験なので、経験が浅くても全く構わないので素直でかつ、勉強好きでゲーム関連のサービスに興味がある方と一緒に働きたいです!

組織の規模的な目標などはありますか?

現状は4名のメンバーで構成されていますが、正直なところ組織規模は大きくしすぎないことを心がけており、多くても20名と考えています。実際、少数精鋭も謳っているので、直近であれば10名前後まで増やしていきたいですね。

最後に、金田さんが見据える事業的なビジョンをお聞かせできますか?

将来的には自社でのオンラインゲーム開発に挑戦したいです。

そのため、目先では会社全体の成長の勢いを上手く使って.NETやMicrosoftの技術を溜めていき、将来的に自社開発のオンラインゲームやメタバースを世の中に出していきたいと考えています。

本日はありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!


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