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「三年で退職をして、次の道へ進みたい」 第一章


「三年で退職をして、次の道へ進みたい」

私はインオーダーの最終面接でそう伝えました。

そう伝えた理由を2回に分けてお話させてください。


「やりたいこと」を見つけたきっかっけ

大学2年生になる前の春休み、

私は東南アジアへバックパッカーの旅に1ヶ月間、行きました。

タイで見かけたのは「Give me money」と伏し目がちに近づいてくる子ども達。

カンボジアのアンコールワットでも同じような子ども達を発見。

「Give me money」と近付いてきたので、

隙をついて、子ども達の脇腹をくすぐってみると、笑顔になった。

そこから、派生して鬼ごっこ風な遊びがスタートすると、子ども達は大爆笑。

私はそれがとても嬉しかった。

この旅行で発展途上国の状況を見て、

何もできない自分だけど、

「何かしたい」と思うようになりました。

「お金」は生きていくためには、絶対に必要だけど、

それは出来る人に任せて…私は「お金を渡すこと」でない「何か」で…

途上国支援をしたいと思いを馳せながら、日々は流れていきました。


フェアトレードとの出会い

大学3年生の時、

自分の将来を考えた時にやはり「国際協力」の道へ進みたいと考えるようになりました。

1年間休学をし、自分の将来のため、

半年間の語学留学と半年間のNGOのインターンシップをすることにしました。

受け入れ先のNGOを探している時に出会ったのが【フェアトレード】

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正    な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。(フェアトレード ジャパンのHPより抜粋)」

上記の貿易のしくみはあるのですが、

私が惹かれたポイントは、お金や物資を渡す支援ではなく、

洋服や人形、農作物などを作る方法・技術をお伝えし、

今後、自らの「手」で、「技術」で、稼げる自立を促すしくみであること。

まさに「お金」ではない支援。私がやりたいと思っていたことでした。


フィリピンでのインターンシップ経験から自分のやりたことを見つけた

私が活動していた地域はフィリピンのスモーキーマウンテンというゴミ山の横にあるスラム街。

そこに住んでいる方はゴミ山からゴミを拾い、

それを業者に売り、生計を立てている方が多くいました。

悪臭が放たれるゴミ山に立ち入るということは、

健康面にも悪く、時には発火や山崩れを起こし、怪我人や死者がでることもありました。

私が参加したNGOでは、「ゴミ山からの脱却」を目指し、

洋服や人形の作り方を伝え、適正な賃金を作り手にお支払いするということを行っていました。

半年のインターンでの経験から、

フェアトレードの考えや仕組みが自分のやりたいことに

とてもマッチしており、

私はこの道に進みたいと思い、帰国しました。


インオーダーとの出会い

就職活動をする際に

私の目指していた道は、新卒採用をしていないことが分かり、

まずは、一般企業に勤め、社会人として経験を積み、レベルUPした上で

改めて挑戦しようと決断しました。

就職活動で「将来、国際協力の道に進みたいと考えている」と

伝える私の就職活動は大苦戦。

どこの企業も「うちは営利団体だから」の一点張り。

いつの日か私は内定が欲しくて、自分の気持ちを押し殺して就職活動をしていました。

そんな時に出会ったのはインオーダーでした。

説明会での話、面接での対話からオープンで全ての話をしてくれる社員の方の姿を見て、

ここの会社なら、本当の自分の気持ちを話しても良いかもしれないと思い、

最終面接で自分の気持ちを打ち明け、タイトルの言葉をお伝えしました。

「三年で退職をして、次の道へ進みたい」

そこで代表は

「将来、やりたいことがあるのは、良いことだ!うちで学んで、それからやれば良い」

と言ってくれ、私はインオーダーに入社しました。

次章では、

インオーダーでの経験、退職、夢が叶う瞬間、

そして現実とのギャップからの諦めなど

をお伝えいたします。

更新まで少し、お時間が掛かるかもしれないので、

それまでに続きが気になる方は良ければ、

ぜひ「話を聞きにいきたい」を押してくださいね!

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