和田上 健太's Wantedly Profile
GrowVia株式会社, エンジニア 1988年鹿児島に戦闘民族として生を受ける。 陸上自衛隊、専門学校、社会福祉法人、ソーシャルビジネスinフィリピン、IT業界とよくわからないキャリア歩んでいます。おもろそうレーダーに引っかかった職業をやっています。 奥様と子が一人います。
https://www.wantedly.com/id/kenta_wadaue
GrowViaに転職して3年目となる和田上さんに、転職に至った動機や現在の業務内容、転職してどう変わったかをインタビューしました。
▼和田上さんのプロフィール
-- 陸上自衛隊、社会福祉法人、ソーシャルビジネス・ベンチャーなど…多彩な経歴をお持ちなんですね。
様々な職業を通じて感じたのは、「どんな仕事をするとしても、考え方は同じだな」という部分です。。
もちろん、学んだスキルを次の場所でそのまま活用することはできませんが、結局仕事って考え方が一緒かなと思っていて。幅広い職を経験したからこそ視点が広くなり、スキル・キャリアアップにもつながっているなと感じています。複数回転職したというよりも、大きな会社の部署異動をしたイメージです。
-- 和田上さんが行き着いた「考え方」って、どのようなものですか?
専門的なスキルは別にして、「気遣い」が一番大切なのかと考えています。陸上自衛隊時代を思い返すと、「些細なことでも気遣いができる」と、評価されることが多かったなと。社会福祉法人でも気遣いを継続することで、評価していただきました。
僕自身は他にもいくつもの職を経験してきましたが、「気遣い」を意識することで、職を変えること・業務を覚えることへのハードルは低くなったと感じています。
-- その後「旅」に出られたとのことでしたね。
多彩な経験を積むたびに、自身の経験の幅が広がっていったんです。広がると同時に更に広い世界を見てみたくなって、「冒険たい!」の一心で世界一周を始めてみました。
始めたのは良かったものの、思い返すと旅は向いてなかったというのが正直なところです(笑)どの場所に行っても、自分の価値観は変わりませんでした。世界が広いのは実感しましたが、結局は日本でいいやって。
良かったこととしては、現地での面白い話ができるようになったぐらいですかね…ここに書いてもいいかなと思ったのですが、少しダークなのでやめておきます(笑)
※気になる方は、ぜひ面談でお話しましょう…!
--ご結婚されて、お子様も生まれたとのことでしたが、価値観は変わりましたか?
だいぶ変わりました。世界を旅するより、子供の影響は絶大でした。
今までは就業時間後も惰性で仕事していた部分もありましたが、時間にメリハリをつけて仕事と家庭をしっかり切り分けることができるようになりました。
世界は遠すぎて、変われませんでしたね。
--そこからエンジニアとしてジョインされましたが、どのような経緯があったのですか?
旅をしていた時に、次の仕事を考えていたんです。その当時たまたまニュースで観たのが、「将棋の名人にAIが勝利した」というニュース。ちょうどAIが流行していた時期でした。ニュースを観た瞬間、「これだ!」と思ってのめり込んで、結果AIの基礎になるITに興味を持ちました。
ちなみにGrowViaに入社する前は、サポートデスクの作業・監視業務を担当していました。「プログラミングを担当したい」という要望を出していましたが、とうとうチャンスはなく。結局、オンラインスクールに2ヶ月間通って別のIT企業に就職。Web上で使える勤怠アプリケーションを作成しながら、スキルアップを図っていました。
--GrowViaに入社した経緯と、一番の決め手はなんですか?
理由としては、
①良いタイミングで、GrowViaのメンバーに声をかけてもらったこと
②面接が有意義であったこと
この2つです。
①については、自分自身が「コーディングができる環境に身を置きたい」と考えていた時にお声掛けいただいたのが大きかったです。実務の中でコーディングができるのであれば、ぜひお願いしたいと考えていました。②については、事前にソースレビューなどを行っていただき、自分の将来にもつながるアドバイスがいただけました。
面接前にプログラムをお渡ししていて、「綺麗なプログラムですね。今後仕事上で利用するプログラム・コツを覚えれば、更に伸びると思います。」と言っていただけたのはとても嬉しかったです。
あとは、面接後に飲みに誘ってもらえたことです(笑)
--面接の後に飲みに誘われるってどう思いました?(笑)
お互いをしっかり知れる機会になったので、嬉しかったです。僕自身も飲みが好きなので。正直、なかったら寂しかったかもしれません(笑)
時代的にはギリギリだったのですかね?
今は要望がなければ開催しないので、いろんな方に入社してほしいと思ってます!(笑)
--エンジニアほぼ未経験での入社でしたが、入社するにあたってどのような勉強などをしましたか?
面談時に社長からアドバイスをいただき、Javaのブロンズ資格を取得しました。自身でWebで勤怠アプリケーションを作成していたので入社前では一番スキルアップできたと考えています。また、コードを書く・レビューをお願いするを繰り返すことで、コーディングの質も向上したと思っています。
--入社して苦労した点はありますか?またそれをどのように乗り越えましたか?
最初は、試験項目書の作成を担当しました。プログラム以外の知識はなかったので、どのような流れで作成すれば良いのか、何を書けば良いのか、まったく分かりませんでした。他業種ではなかなか味わえませんでしたが、「ひとことでエンジニアといっても、様々な作業が発生すること」を実感した上で、勉強に取り組みました。
流れとしては、先輩方の試験項目書を見ながら、真似事から始めましたね。「そもそも何を書けばいいの?」という状態だったので、まずは真似てしまうことが一番手っ取り早かったです。作成した試験項目書を先輩方にレビューしていただき、足りない部分を追加。レビュー時の指摘は忘れないようにメモしながら、スキルアップを心がけていました。
--今はどのような仕事をしていますか?
入社して3年目経った頃、開発現場での小規模(6人)チームのリーダを担当しました。現在も継続中です。
開発のフェーズとしては、詳細設計・開発・試験(中でも、単体テスト・結合テスト)を担当しています。リーダーなので計画管理やマネジメントも発生しますが、自身の作業と管理の割合は半々です。他にも、Springフレームワークを活用したWebアプリケーション開発にも携わっています。
最近では、お客様のシステムを公開するにあたって、CobolからJavaに変更するプロジェクトがありました。そのプロジェクトの中でも、Webチームをまるごと担当しています。
--初めてリーダー担当して、良かったと考える部分は?
チームを管理(マネジメント)する力が上がったと感じています。最初はスケジュールやメンバーを管理することは苦手でしたが、経験を踏まえできるようになってきたと感じています。
もちろん大変ですが、楽しさも多いポジションです。例えば、自分の気付かない点をメンバーにヘルプしてもらったり、メンバーが以前よりも幅広く仕事をできるようになっていたり…こんな場面に出くわした時は、「メンバーの成長」を感じてとても嬉しくなります。自身とメンバーに対しては、以前よりも寛容になったと思います。
--初めてリーダー担当して、大変と考える部分は?
スケジュール管理ですね。自分のことは何とかなりますが、メンバーが遅延した時に「なぜ遅れたのか」「なぜ言わないのか」が分からず、当初はよくドタバタ足掻いていましたね。メンバーの成長を考えると、どこまでフォローすればいいのか分からなかったです。
個人的には放任主義なので、「相手は勝手に成長するだろう」と考えていたのですが、正直甘かったです。自分は自分、相手は相手でした。放任ではダメだと気づいてからは、メンバー毎に面倒の見方を工夫するようになりました。
--リーダー業務で前職経験を活かせる部分はありましたか?
人とのコミュニケーションですかね。様々な職種・人・やり方がある中で適応できたのは、前職経験のおかげかもしれないですね。
--どのようなタイミングで成長したと感じますか
その場その場では気付けないことも多いのですが、社内業務を振り返ると上手くできている気がしたり、業績目標を見直した時に「以前は、こんなこともできていなかったんだ。」と実感することがあります。
1日1日では、そんなこと感じないですよね(笑)
--自分にとっての成長とは何でしょうか
頑張るための原動力。少しでも成長したいから、頑張れる。
昔の自分であれば、「開発したい!」という一心で、コーディングだけで何とかしようと考えてました。今では一歩立ち止まって冷静に考えて、お客様との会話の中でも解決できるようになってきて。本当に成長したなと。
課題そのものが解決できた時は、やっぱり成長したなと感じます。いつになっても、褒められるのが一番成長(嬉しい)です。
--過去と比べて成長したなと感じる部分はありますか
以前は「自分で何とかしよう」と抱え込んでいたことが多く、それでも仕事はなんとか回っていました。ところがメンバーを見るようになると、自分のタスク以外にも担当範囲が増えるのでそうもいきません。一度それで回らなくなってしまったことがあります。
これを契機に、「無理そうだ」と感じたらすぐに相談して、状況を整理してもらうようになりました。頑張り以上に、報告を優先するようになりましたね。
--仕事をする際に一番気を付けていること(これはやるべき、これはしないようになど)はありますか?
相手を嫌な気持ちにさせないようにしています。普段の言葉使いはもちろん、チャットツールでは文言を選びながら、相手に伝えています。
あとは、迷ったらすぐに伝えて、溜めないようにしています。認識相違があって後々発覚すると、お互い嫌な気持ちになりますよね。
-- 今後どのように成長したいですか?
専門的な力(特にAIなど)をつけて、自分の武器をどんどん増やしていきたいです。「プロジェクトは、和田上に任せれば大丈夫!」と言っていただけたら、本当に嬉しい。人としても技術屋としても、精一杯頑張りたいです。
そういう意味では、リーダーは難しい仕事ですが、チームひいてはプロジェクト全体に影響を与えられるリーダーになりたいです。
-- 子供が生まれて、在宅勤務を多めに実施するようにしましたが、どのようにオンオフ切り替えていますか?
子供が生まれたばかりなので、子供に会うとオフになってしまいます。今までダラダラしていた部分があったのが、「短時間で集中してやろう」という意識が生まれて、切り替えが早くなりました。在宅勤務の中では、散歩などで息抜きしています。
子供が保育園に行き始めたので、状況に応じて在宅勤務を設定できるのはとても助かっています。
-- 在宅勤務も多いかと思いますが、出社時との違いはありますか?
出社時に比べると、集中して作業ができるメリットはあります。
一方で、メンバー↔リーダー同士のコミュニケーション不足を感じているので、そこは今後の課題かなと考えています。最近では、毎日特定の時間に全員電話で相談・共有する取り組みを始めていて、効果検証を行っている最中です。
個人的な意見ですが、パフォーマンスとしては出社した方がいい気がしています。現場では現場でしか聞けない話もあるので、とても勉強になります。
挨拶や、お願いされたことに責任もって取り組む姿勢。こういった社会人としての基本動作ができる人であれば、一緒に働きたいです。加えて、独学で勉強するなどの向上心があって、プログラミングが好きな人なら嬉しいです。
小さい会社だからかもしれないですが、手厚く見てもらえますし、僕自身もそれを心がけています。皆さんも入社したら、思った以上に自分自身が成長できたと感じると思います。
レベルアップしたいなと思う人は、是非!
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