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私を変えたのは「心の余裕」〜ワークライフバランスの両立が教育の未来を変える〜

コノセルでは「新しい教育の当たり前」を創るべく、全社員が一丸となって日々取り組んでいます。 この「新しい教育」が指すものは、決して生徒の学習体験だけではありません。その学び手に伴走する「働き手」の労働環境も変えていくことが我々の使命だと考えています。 本記事ではある一人のメンバーの働き方と心境の変化をたどりながら、その実態をお伝えしていきます。

教育業界の”当たり前”に挑むコノセルとの出会い

— 今日はよろしくお願いします。まずはお名前と今の役割を教えてください。

金子亜希奈と申します。コノセルに入社したのは2023年の年明けになります。これまではコノ塾の原点である本町田校の教室長を務めており、この春からは複数教室をマネジメントするユニットリーダーを務めています。

— 前職まではどのようなことを経験されてきたのですか?

最初は保険の営業をしていたのですが、その後教育への思いを持ち、この業界に飛び込みました。教育業界は2社経験しましたが、どちらも定時の退勤時間が遅めで、残業などもあるとかなり遅くまで働いていました。通勤距離が少しあったこともあり、家に着くのは日付を跨ぐごろ。そこから食事を取ってお風呂に入ると、就寝はかなり遅くなっていました。翌朝も家を出るギリギリまで寝て、バタバタと支度して出勤する、といった感じで、睡眠時間は確保できていても、疲れが取れないような状態でした。

— そのような状況の中、コノセルと出会った経緯を教えてください。

場所を変えないとこのまま何も変わらないという思いがあり、とはいえ転職しないことも選択肢に入れながら、最初はなんとなく転職活動をしていました。教育業界はもういいかな、と思っていたのですが、ある面接で「教育に対してそれだけ信念を持っているのに教育を離れる理由は何か」と聞かれたことがあって、そこからやっぱり教育も見てみよう、と思いました。 そんな時にコノセルからスカウトメールをもらって、カジュアル面談をしてみることにしたんです。

— スカウトをもらった時、率直にどう思いましたか?

なんか町田に個別指導塾があるらしい、けど何をやっているのかよくわからない、というのが最初の印象でした。ただせっかくいただいた縁だから面談だけは受けてみようと思ってお話を聞いたんです。 その中でこの会社は教室長が持続的に働ける仕組みを考えているということを聞きました。それまで教育業界において、生徒のための自己犠牲はやむを得ないと思っていた私にとって、その当たり前を変えようと真剣に考えていることは衝撃的で、面接を受けてみようと思いました。

— 最終的にコノセルに決めた理由を教えてください。

入社前から、ポジティブな面を褒めてフィードバックすることでさらに前向きな変化に繋げていく文化があることを感じていました。面接のたびに毎回丁寧なフィードバックがあったんですよね。その時、担当の方の話し方が良いところを引き出すような感じがしていました。内定をいただいた時にそのことを伝えたら、「まさに候補者だけでなく、生徒に対しても、講師に対しても、同僚に対しても一貫してポジティブコミュニケーションを取りたいと思っているからこそ、そう言ってもらえて嬉しい」と言われたのを覚えています。 業界を変革しようと本気でチャレンジしようとしていることを知って、自分の身体を預けてみてもいいかなと思ったんです。

コノセルに転職後、ワークライフバランスが劇的に改善

— 入社してみて、働き方に変化はありましたか?

定時の退勤時間とともにスパッと切り上げられて、早ければ11時前には家に着けるようになりました。帰宅後に、ゆっくりくつろぐ時間も取れますし、料理も作れるようになりました。頑張れば日付が変わる前に寝ることもできて、翌日に残る疲れが圧倒的に少なくなりました。ワークライフバランスが劇的に改善したという実感があります。

— 生活のリズムが変わったことで、仕事へのパフォーマンスにも変化はありましたか?

以前は目の前のタスクをこなすのが精一杯で、周りの人に気を配る余裕がほとんどなかったと思います。常に気合で乗り切るしかない毎日で、一緒に働く同僚のことまで目が向きませんでした。ただ「みんな大変な中で頑張ってるんだ」と思うだけで、お互いを労わり合う心の余裕がなかったんです。

でも今は生活にメリハリがついて心に余裕ができたおかげで、同僚の気持ちにもっとしっかり寄り添えるようになりました。仕事においても、以前より冷静に対応できるようになったので、パフォーマンスは間違いなく向上していると実感しています。

同僚や生徒に心で接する余裕が生まれた

— 同僚との関わり方について、具体的にどのような変化がありましたか?

以前は自分のやり方をメンバーにそのまま押し付けてしまい、その結果うまくいかずに悩んでいるメンバーの気持ちに寄り添えていなかったんです。「自分ができたんだからメンバーにもできて当然」という思い込みがありました。

でも今は、同僚や講師一人一人の状況をより深く理解しようと努めています。どうすればできるようになるのか、その人に合ったアプローチを一緒に考えられるようになりました。コミュニケーションの時間を十分に取ることで、お互いの考えや価値観を共有し、理解を深められるようになったと感じます。自分の考えを一方的に押し付けるのではなく、メンバーの主体性を尊重しつつ、目標達成に向けてサポートしていく、そんな関わり方が少しずつできるようになってきたと思います。

— 生徒との関わりではどうでしょうか?

生徒一人一人との向き合い方も大きく変わりました。以前は余裕のなさを生徒に見せないように必死でした。「生徒対応モードの自分」にパッとスイッチを切り替えて接していたような感じでした。

でも今は、もっとフラットな気持ちで生徒と接することができるようになりました。一人一人の話に耳を傾け、悩みに共感したり、時には厳しく指導したり。メリハリを持って生徒に接することで、より深く生徒の内面を理解できるようになったと感じています。

— そういった変化は、心の余裕から生まれたものだと思われますか?

おっしゃる通りだと思います。この会社にはお互いに助け合う文化が醸成されています。誰かが困っている時は、周りがさっとフォローに入る。休暇を取得しやすい環境でもあります。だからみんな、安心して働くことができるんです。そんな風土が、生徒たちにも良い影響を与えているんだと思います。

— なるほど。社員同士が助け合うことで、結果的に生徒にも優しく接することができている、そんな好循環が生まれているんですね。

まさにその通りです。前職の頃は、みんなが疲弊しきっていて、お互いの気持ちを思いやる余裕がありませんでした。どうしても、「自分さえ良ければそれでいい」という考え方に陥りがちでした。

でもコノセルでは、一人一人の事情に寄り添いながら、ゆとりを持って働ける環境が整えられています。会社が社員を大切にしてくれるからこそ、私たち社員も他者を大切にできるようになる。その優しさが生徒たちにも自然と伝わっていくんだと思います。生徒、社員、会社が良い関係で結ばれている。そんな理想的な状態がコノセルにはあるのだと思います。

教室長としての新たな目標

— 教室長としての今後の目標、実現していきたいことを教えてください。

教室長がどれだけ生徒に向き合えるか、というのをとても大切にしていて、それを常にアップデートし続けているのがコノセルだと思っています。 その中で、私も生徒一人一人にどうやって成功体験を届けることができるか、というのをもっと考えて実現していきたいと思っています。「この科目面白い」「この勉強もう少しやってみたい」「将来こうしたい」といったことを自発的に思ってもらえるようにしていきたいなと。

そのために、しっかり対話する時間を意識的に設け、一人一人を深く「知る」ことを改めて徹底していきたいと考えています。この会社に根付く文化や仕組みから生まれた心の余裕をもとに、生徒の可能性を信じて、全力でサポートしていくこと、それが教室長としての私の使命であり、目指すべき道だと信じています。

— 本日は素敵なお話をありがとうございました!

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