コノセルでは「新しい教育の当たり前」を創るべく、全社員が一丸となって日々取り組んでいます。 この「新しい教育」が指すものは、決して生徒の学習体験だけではありません。その学び手に伴走する「働き手」の労働環境も変えていくことも我々の使命だと考えています。 本記事ではある一人のメンバーの、教室長として、また父としての試行錯誤の日々をたどりながら、その実態をお伝えしていきます。
人に教えることの面白さに魅了され、教育の世界へ
— 今日はよろしくお願いします。まずはお名前と今の役割を教えてください。
大森雄太と申します。コノセルに入社したのは2021年の秋になります。これまでは南町田校の教室長として新規教室の立ち上げに注力しながら、複数教室をマネジメントするユニットリーダーを務めてきました。この春からは異動して桜ヶ丘校の教室長として新規立ち上げに尽力しています。
— 大森さんは新卒でエンタメ業界に入社したんですよね。どうしてたくさんある業界の中から、この業界を選んだのですか?
大学時代、人の記憶に残る仕事がしたいという思いがあって、ブライダル業界を中心に見てたんですが、その思いから派生して接客業や営業も広く見ていました。その中でエンタメ業界も受けてみて、面白そうと思ったんですよね。
— そうなんですね。その後教育業界に転職していますよね。教育の仕事に就こうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
転職活動を始めた当時も、実はまだ教育にそこまで興味はなかったんです。変わらず営業職を中心に受けていました。ただ受けていく中でちょっと違うなと思ったんですよね。そこで改めて適性検査を受けた時に候補としてあった教育業界も受けてみたんです。 あとになって振り返ってみれば、大学時代にサッカーのコーチをしていた経験があるんです。練習メニューを考えて、試合に向けて選手たちに指導していく中で、人に教えることや彼らが上達していく過程を見ることに面白さを感じまていました。なので、その時から素養はあったのかなと。
いくつか受けてみて、理念に共感できて、教室長になっても授業ができるということで大手の個別指導塾に入社を決めました。
長時間労働の日々、家族との時間がとれず転職を決意
— その大手塾から転職しようと思った理由はなんですか?
一番の理由は、教室長としての仕事量が非常に多かったことです。生徒への指導はもちろん、事務作業、数字の分析など、やるべきタスクが山のようにありました。しかも残業が多くて、家族と過ごす時間がほとんど取れない状況が続いていたんです。子どもが生まれたばかりだったので、子どもの成長に立ち会えないことにすごく悩んでいました。このままだと、大切な家族との時間がさらに奪われてしまうのではないかという不安がありました。
— 確かにその生活だと、お子さんと過ごす時間取れなさそうですね。
本当にそうなんです。帰宅したら日付を跨いでしまっているので、当然妻も子どもも寝ています。起きるのも10時ごろなので、朝辛うじて会話はできていましたが、もう少し大きくなったら学校にもう行ってしまっていて、会う時間もより減ってしまいそうと考え、転職を決意しました。
コノセルとの出会い、ワークライフバランスの実現を期待
— コノセルにはどうやって出会ったんですか?
正直もう教育業界はいいかなと思って、空き時間に求人媒体を使って転職活動をしてたんです。そんな時、たまたまコノセルからメッセージが届いていました。パッと中身を見てみて、面白そうだなと感じました。カジュアル面談もできるとのことだったので、まずは話を聞いてみようと思ったんです。
— 他にも転職先の候補はあったと思いますが、その中でコノセルを選んだ決め手は何だったんでしょう。
選考を受けていく中でも、やはり面白そうだなという感覚はずっとありました。それに加えて、残業がほとんどない*というお話を聞いたんです。
長期的に見て、この時間に帰れるなら夜の時間ももう少し関われそうだなと思いました。夜もちゃんと寝れるので朝の時間も増えそうでしたし、家族と一緒に過ごせる時間を確保できそうと感じたのが決め手として大きかったですね。
*24年4月現在、教室長の平均残業時間は月14時間程度となっています
温かい夫婦関係が生む充実感
— 入社して、実際どうなりましたか?
お互いの働き方に合わせて役割分担ができるようになりました。前職では、毎晩遅くまで働いて帰宅する生活を続けていたので、家に帰る頃にはもうクタクタで。けれど今は、夜は妻が、朝は私が家事をするサイクルができるようになりました。
— お子さんとの時間も取れるようになりました?
はい、前職の時は、妻が私のことを心配してくれて「ゆっくり休めるように1人で寝なさい」と言ってくれて、妻と子どもとは別々の部屋で寝ていました。 しかしこの間2人目が生まれた時に、1ヶ月ほど育休をとらせてもらったんです。その時妻から「夜泣きも対応してほしい」と言ってもらえるようになりました。育児に参加できて私としても嬉しいです。
— 奥さまも、大森さんの働き方の変化を肌で感じ取って、良い関係を作れるようになったんですね。
まさにその通りだと思います。育休期間にしっかりと生活のサイクルを作ることができて、今も家事や育児に積極的に参加できています。以前は遠慮していたお互いの本音を、今では臆することなく言い合える関係になれたのは、私の働き方が改善された結果だと思っています。
新エリア神奈川の立ち上げに尽力
— 今後の目標はありますか?
2024年春から、自分が生まれ育った神奈川県の初出店を任せてもらっています。またユニットリーダーとしてマネジメントを任されたのも全て神奈川の教室。コノ塾としても、神奈川県は初挑戦ですので、今後の出店にも繋げていけるよう、まずは神奈川の生徒一人一人にしっかり価値を返して、貢献して行きたいと考えています。
— 素晴らしいですね、プライベートと両立しながらぜひ実現していただきたいです。
コノセルであれば実現していけると思っています。子供が突然熱を出して休まなければいけなくなったり、妻の体調が優れずに子供の面倒を見られなくなったりと、自分の予定だけでなく家族の状況に合わせて休暇を取ることができる職場環境は、本当に重要だと思います。弊社では、多くの社員がそういった場面で迷わず休暇を取得していますし、周りのメンバーもみんな理解を示してくれます。 実際私自身も育休を取る際に、同じユニットのメンバーが「自分たちでしっかりフォローするから、安心して休んでほしい」と快く送り出してくれました。上司と部下という上下関係というよりは、チームの一員として助け合える、横のつながりを大切にできる会社だと実感しています。
— 社員同士の理解が深いからこそ、働きやすい環境が生まれているんですね。
その通りだと思います。以前働いていた職場では、家族を優先にするのは当たり前のことなのに、家庭の事情で休むことが難しい経験をしている人も少なくありません。そういった経験を持つ社員が集まっている弊社では、お互いの立場を思いやり、助け合える雰囲気が自然と生まれているのだと思います。だからこそ、学習塾での仕事を続けたいと思っていても、前職のような働き方では難しいと悩んでいる人にとって、弊社のような環境は新しい選択肢になるかもしれません。
— 本日は素敵なお話をありがとうございました!