労働市場のミスマッチを解消し、ITスキルを身に着け、女性が太陽のようになれる世の中を目指したい。

今回は創業メンバーでCIOである武田耕平さんにインタビューしました。メンバーからの信頼度NO.1の武田さんに創業時の思いや現在のお仕事についてなどを語っていただきました。

それでは、早速、START！

武田耕平

長野県出身。システム開発会社、コンサルティングファームにてERP導入プロジェクトに従事し、プログラミングからプロジェクト管理、問題解決手法を学ぶ。フリーランスを経てワームスアンドジー合同会社を設立、自身の働き方をリモート中心にシフトしながら、組織としての新しい働き方の実現を目指して株式会社MAIAを共同創業。現在はリモート・時短の就業形態を前提とした女子デジタル人材と共に、企業及び地方自治体へのRPA導入や大手企業向けSAP導入・運用保守支援を推進している。

なぜMAIAを立ち上げようと思ったか教えてください

MAIAを立ち上げようかと思ったきっかけは、問題になっている労働市場のミスマッチを解消したいということがありました。

私が社会人になった年がちょうど2000年なんですけど、バブル崩壊後で就職氷河期だったんですよ。仕事をしたくてもできなかった人もたくさんいたし、一度辞めちゃったらもう再チャレンジはできない時代でした。私もIT企業で社会人経験をしていく中で、仕事する能力も意欲もあるのに結婚、出産や両親の介護等で、辞めざるを得えない人がいるのを見てきました。ライフステージの変化が特に女性に多いなと感じていました…。

今は私が社会人になった頃と比べて、人が足りない時代になってきているんですよ。再度機会を得られない人たちがもったいないなと感じ、そこのミスマッチを解消したいなと思いまして。フルタイム常駐型では働くことができない女性がIT技術を学んで企業が活用すれば企業側も労働者側もウィンウィンになるなと思ったのが立ち上げのきっかけです。

MAIAでどんなお仕事しているか教えてください。

現在、私が行っているのは「SAPの市場で活躍できる女性の育成と、就労支援」を行っています。SAP市場は従来、フルタイム常駐型のエンジニアが業務を行うのが一般的だったんですけど、コロナを経験して大手企業がリモートワークの環境を整えられたということでフルタイム常駐では働けなかった、時短在宅の女性の方でも十分活躍できる環境が整ってきたんじゃないかと感じています。

武田さんの業務のやりがいはありますか？

ご一緒するSAP女子の方々は、お仕事が久しぶりだったりとか、IT業界自体のお仕事が始めてだったりとか、そういう方が多くて。基本会うことはなく、オンラインでのミーティングだったりチャットでのやりとりなんですけど、その不安が画面越しに伝わってくるような感じなんですね。それをなんとか、ときほぐしながら業務に臨めるようにしていくんです。

ただ、そういった方々はもともとSAPのカリキュラム受講してみようだったりとか、学ぶ意欲が高かったり、仕事に対して真摯に取り組む姿勢だったり、そういったものを持っているので、少し業務に慣れ始めるとひとつひとつの業務が成功体験につながってどんどん自信をつかんでいく様子というのが期間が経つにつれて感じることができるので、そこにやりがいがあるなと思っています。

最初不安だった人たちも、みんな自信を持って、私のアドバイスも受けずにご自身で能動的に動いて、業務を実施しているので、そこは本当に皆さんすごいなって思いましたし、そういった方々とご一緒できるのが本当に嬉しいなと思っています。

どんなアドバイスをしているんですか？

私はSAPの知識は持っていますので、そのSAPに関する質問だったりとか、コミュニケーションの取り方だとか、もし不安なことがあればそこをサポートしているだけで、そんな難しいアドバイスをしているわけではないですね。

ほんと、0の経験の人が1だけ経験値が上がるようなサポートをしているという感じです。

MAIAで今後、チャレンジしてみたいこと、成し遂げたいことなど、目標について教えてください。

目標は労働市場のミスマッチを解消したいということです。協賛してくださるコンサルティングファームやSAPをご利用のエンドユーザーさんの理解があってこそですが、ようやくSAP女子が形になりつつあります。今後も案件をどんどん増やして、活躍できる女性の数を増やしていきたいなと思っています！

武田さんが思うMAIAの最大の魅力は何ですか

最大の魅力…女性が輝やけるような環境をみんなで作り上げようとしているところかなと思っています。

なぜ女性なのかというと、ライフステージの変化で働きたくても働けないというのもあると思うんですけど、昔から女性やお母さんは太陽に例えられたりしているじゃないですか。やっぱり女性が輝く社会やお母さんが笑顔の家庭だとか、すごく魅力的だったりするんじゃないかなと思っているので。

女性が自分のスキルや意欲をもって、きちんと社会に対して貢献して対価を得るという経験がさらに自身を輝かせるんではないかと思っています。そのきっかけになり得る可能性があるということが最大の魅力だと思います。

武田さんの目線から「こんな人と一緒に働きたい」かについて教えてください。

そうですね。ITの知識というのはいくらでも後からつけられると思うので、思いやりを持って、人に接することができたりとか、責任感かつ、スピード感を持って仕事に臨めるようなマインドを持った方と、ご一緒したいなと思っています。

最後に、プライベートについても少しお聞きします。

趣味・特技について教えてください

趣味はですね、プロ野球観戦とバッティングセンターでパッとするのが趣味ですかね。

>ちなみに好きな球団は？

好きな球団はオリックスバファローズで、優勝して、去年娘と日本シリーズを見てたんですよ。娘がファンになっちゃって、ファンクラブに入ったりして…笑

>娘さんも一緒の趣味っていいですね！

そうですね。初めて見に行った試合がベルーナドームという埼玉にある西武の本拠地なんですけど、そこでオリックスの山本由伸選手がノーヒットノーラン達成して！娘がはじめてみた試合だったのでえらく感謝されました。初めてそんなに感謝された（笑）野球について中学生の娘と会話ができるので嬉しいです。そしてオリックスはイケメンピッチャーが多いんですよ～。