みなさんはじめまして!
北海道の浦河で「神馬建設」という工務店の社長をしている神馬充匡(じんば みつまさ)です!
【プロフィール】
代表取締役6年目になる、今年47歳。 学生時代から17年間土木を学んだ後、 実家の工務店にもどり、建築14年目を迎える三代目です。 やらない後悔より、やって後悔。 一度きりの人生。楽しくやりきろうって思っています。
北海道の魅力は、その雄大な自然と広々とした暮らしやすさにあります。
そして家賃や土地の価格が安いことも、移住を考える際の大きなポイント。
今回は、北海道の家賃がなぜ安いのか、地域ごとの家を建てる費用、そして私たち神馬建設で実際に施工した浦河の家の費用を例に、リアルな数字とエピソードを交えてご紹介します!
ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!
北海道の家賃が安いのはなぜ?
北海道の家賃が安い理由には、いくつかの特徴的な要因があります。
その背景を詳しく見ていきましょう。
1. 広大な土地と低コストの建築
北海道最大の特徴は、その広大な土地。
広い土地が容易に手に入り、地価も他の地域と比較して非常に安いことが家賃の安さに直結しています。
この広さがもたらす影響は、単に土地代だけではありません。
- 設計の自由度の高さ
広い土地があるため、建物を建てる際の制約が少なく、設計の自由度が高いです。例えば、都市部では地下や狭小地の対策が必要になることもありますが、北海道ではその必要がほとんどありません。 - 敷地面積が広い
家賃が同じでも、間取りや敷地の広さが本州とは大きく異なります。庭付き一戸建てや広いアパートが一般的で、家族で住む場合には非常に快適な選択肢が豊富です。
2. 高い空室率がもたらす家賃競争
北海道では、空室率の高さが家賃の安さに影響を与えています。
- 空室率が全国平均より高い
北海道全体の空室率は約21%で、東京や名古屋などの主要都市よりも高い水準にあります。これは、一部地域で住宅供給が需要を上回っているためです。(数値は2024年12月時点のものです。)
引用元© LIFULL Co.,Ltd. All Rights Reserved.(https://toushi.homes.co.jp/owner/)
- 空き家を埋めるための家賃調整
空き家や空室を埋めるため、家主が家賃を下げる傾向にあります。例えば、札幌市内でも一部エリアでは家賃が3万円台から見つかることもあり、首都圏と比較すると圧倒的な安さです。
3. 寒冷地特有の要因
北海道特有の気候が、家賃の安さに影響を与えている側面もあります。
- 光熱費の負担を考慮
冬場の暖房費が高額になることが一般的なため、その分家賃が安価に設定されることがあります。アパートやマンションでは暖房効率が悪い物件も多く、家主が家賃を抑えて入居者を呼び込む工夫をしているのです。 - 雪かきの手間
降雪が多い地域では、住民が雪かきに費やす労力も少なくありません。こうした手間を考慮して、家賃が調整されている場合もあります。
4. 地域による家賃の違い
北海道の中でも地域によって家賃は異なります。
- 都市部 vs 地方
札幌市などの都市部では家賃がやや高めですが、それでも全国平均と比較すればリーズナブル。一方、地方に行くとさらに安く、驚くような価格で広い家を借りることも可能です。 - 人口密度の違い
人口密度の低い地域では、供給が需要を大きく上回っているため、家賃が特に安くなる傾向があります。
北海道で家を建てるのにかかる費用は?地域別に紹介!
北海道で家を建てる際の費用は、地域ごとに大きく異なります。
たとえば、札幌市のような都市部では土地代が高く、建築費用も上乗せされるため、総額5,000万円を超えることも。
一方で、地方都市や郊外に行くと、土地代が大幅に安くなり、2,500万円台で家を建てることも可能です。
【地域別建築費用の例】
- 札幌市中央区:5,474万円(40坪の土地+建築費用)
- 函館市:2,854万円
- 帯広市:2,824万円
広い土地が手に入る地方では、庭付きの広々とした家が実現しやすいのが魅力です。
北海道の浦河で家を建てる場合の費用を神馬建設の実例から紹介!
浦河を中心としてイエづくりを行う神馬建設では、約3,500万円の予算で、敷地100坪以下、延床面積30坪の「断熱性能の高い家」を施工した実例が多数あります。
実際のお客様の声に関しては下記の施工事例集をご覧ください。
ウチ(神馬建設)のイエづくりのこだわりは「無駄を作らない」
土地が広いからといって、大きくて広い家を建てることが正解とは限りません。
例えば、「将来使うかもしれないから」という理由で、2階に部屋を5つ作ったとします。
ですが結局、5つのうち3つしか使わず、2つの部屋が余ってしまったとするとどうでしょうか?
使っていないとはいえ、手入れをしないわけにはいかないですから、その分家事の手間は増えますし、部屋が広ければどの分エアコンの効きも弱くなってしまいますよね。
つまりイエづくりを行う際には、将来のライフプランに合わせた適切なイエづくりをすることが大切なんです。
そこで神馬建設は、お客様の理想とする暮らしについて詳細にヒアリングさせていただき、将来的に無駄のないイエづくりをすることを心がけています。
そうすることで、先ほど説明したような負担を減らすことができますし、お客様がイエづくりにかけるコストも下げることができます。
こういったこだわりについては、下記の動画で私がお話しをさせていただいておりますので、ぜひご覧いただけますと嬉しいです!
北海道の住みやすさの理由は?地域別に紹介!
北海道は、その広大な面積だけでなく、各地に異なる住みやすさの魅力を持つ特別な場所です。
都市の利便性と自然の豊かさが共存し、それぞれの地域が持つ個性が、移住者や住民にとって魅力的な選択肢を提供します。
ここでは、北海道の住みやすさの理由を地域ごとに掘り下げてみましょう。
1. 札幌市:都会の便利さと自然が調和した生活
札幌市は北海道の道庁所在地で、人口が約200万人と、北海道最大の都市です。
- 交通の便が良い
地下鉄やJR、バスが発達しており、車を持たなくても生活できるのが札幌市の大きな魅力。市内移動が便利で、公共交通機関だけで十分に日常生活を送れます。 - 文化・商業施設が充実
「JRタワー」や「大通ビッセ」などの商業施設が点在し、ショッピングやグルメも満喫できます。また、美術館や博物館、コンサートホールも多く、文化的な生活を楽しみたい方にとっては理想的な環境です。 - 自然との近さ
中心地から少し足を伸ばせば、豊平川や藻岩山などの自然が広がり、キャンプやハイキングを気軽に楽しめます。都市と自然が見事に調和しているのが札幌市の特徴です。
2. 帯広市:食の宝庫、十勝地方の中心
帯広市は、北海道東部の十勝地方に位置し、農業と酪農が盛んな地域です。
- 新鮮な食材が手に入る
十勝地方は、日本有数の農業地帯。新鮮な野菜や乳製品、特に十勝牛や豚肉の品質が高く、地元のスーパーで新鮮な食材を手頃な価格で手に入れることができます。 - 気候の良さ
北海道の中でも帯広市は晴天率が高く、比較的降雪量が少ない地域です。冬の寒さは厳しいものの、雪かきの負担が少ないのは大きな魅力です。 - アウトドアと温泉
十勝川温泉や札内川沿いのアウトドアスポットがあり、自然を満喫したい方にとっては最高の環境です。
3. 富良野市:自然とともに暮らす街
富良野市は、広大なラベンダー畑や美しい丘陵地帯で知られる観光地ですが、住む場所としても注目されています。
- 豊かな自然環境
周囲には清流や森林が広がり、夏は避暑地として快適です。農業が盛んで、地元で採れた新鮮な野菜や果物を楽しむことができます。 - 観光と地域の活気
観光客が多く訪れるため、地域全体に活気があります。特に夏場はイベントが多く、地元住民も観光業を通じて地域の魅力を再発見することができます。
4. 苫小牧市:海と山の恵みを享受
苫小牧市は、北海道の太平洋沿岸に位置し、物流と工業の拠点でもあります。
- 自然環境のバランス
太平洋の美しい海岸線と山々に囲まれた地域で、釣りやハイキングなど自然を楽しむアクティビティが充実しています。 - 交通アクセスの良さ
新千歳空港や札幌市からも近く、都市部へのアクセスが良好です。また、フェリーが運航しているため、本州への移動もスムーズです。
5. 函館市:歴史と文化が息づく港町
函館市は、北海道南部に位置する港町で、美しい景観と歴史ある建物が魅力です。
- 交通の便が抜群
函館空港や新幹線があり、道内外へのアクセスが容易です。市内には路面電車も走っており、移動が便利です。 - 観光地としての魅力
五稜郭や函館山からの夜景、異国情緒あふれる街並みが特徴的で、観光地としても人気があります。住む場所としても、観光地が身近にある贅沢を感じられます。
北海道全域の共通ポイント
- 夏の涼しさと梅雨のない快適さ
本州の蒸し暑い夏とは異なり、北海道の夏は爽やかで過ごしやすいです。湿度が低く、梅雨がないため、快適な日々を送ることができます。ちなみに、北海道には梅雨がないと言われる理由に関しては下記の記事をご覧ください。
>>北海道に梅雨がないは嘘?ないメリットやその理由についても解説!
- 断熱性の高い住宅
冬の厳しい寒さに対応するため、北海道の住宅は断熱性が非常に高いです。窓や壁がしっかりとした構造で、室内は暖かく保たれます。 - 人柄の温かさ
北海道の人々は、移住者を温かく迎え入れる文化があります。適度な距離感を保ちながらも、困ったときには助け合う風土が根付いています。
北海道の浦河に住んでみませんか?
最後にご紹介したいのが、浦河町の魅力です。
「浦河?聞いたことないよ」
きっとそう思われたかもしれません。
それもそのはず、浦河は北海道の都心部からかなり離れた場所にあります。
ですが浦河には北海道らしい魅力が詰まっていて、本当に特別な町なんです。
まず、馬との共存が当たり前の風景が広がっていて、広大な牧場で草を食む馬たちの姿は、他の町ではなかなか見られません。
それに気候も穏やかで、冬でも雪が少なくて過ごしやすいんです。
だから「北海道の湘南」なんて呼ばれることもあります。
四季の風景も素晴らしくて、春の桜、夏の昆布干し、秋の紅葉、冬にはワシが舞う姿まで見られるんです。
そして、地元ならではの「浦河かつめし」なんてグルメもあって、これがまた女性からも人気で、あっさりとした味が魅力なんですよ。
何より、浦河の人々はいい意味で皆”おせっかい”です。
外からの来訪者には「せっかく来たんだから」「わざわざ来たんだから」と言って色々と世話をやいてくれます。
それが浦河での暮らしをもっと豊かにしているんです。
こうした魅力が全部揃ってるから、浦河はただの観光地じゃなくて、訪れた人が心から癒されて「また来たい」って思える、そんな場所だと思っています。
ぜひ一度、下記の観光サイトをご覧になっていただきたいです。
>>浦河の観光サイトはこちら
ちなみに、求職者の方限定ではありますが、神馬建設では浦河と神馬建設の魅力について分かる特別なインターンシップをご案内しています!
気になる方はぜひ、下記の記事をご覧ください!
>>自分らしく生きる”を考える|神馬建設のインターンシップの内容をご紹介します!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「北海道の家賃が安い理由は?建てるのにかかる費用も解説!【実例あり】」と題して記事をお届けいたしました。
建てるのにかかる費用に関しては、おおまかな値段の比較や神馬建設の事例を用いてご説明しましたが、結局一番確実なのは実際に見積もりをとってもらうことです。
お近くの工務店やハウスメーカーはもちろん、注文住宅に関する資料請求などを行なって相談先を決めるのも一つの手です。
もし浦河でのイエづくりに興味を持っていただけるのであれば、その時は神馬建設に相談してくださいね!
全力でサポートいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました!
>>神馬建設のHP