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「いまこそ多文化共生を考える」ボーダレスハウスのリレートーク企画に込めた想い

こんにちは!
ボーダレスハウスリーです。

世界ではコロナによる感染拡大で国境が閉ざされ、様々な分断が生まれています。
そんな世界だからこそ、これから国を超えてそんな世界を再び繋いでいける人を応援したい、海外留学や海外就職に挑む若者を応援したいという想いから、
ボーダレスハウスでは、「明日をグローバルに。」をテーマに、世界中で活躍している人をゲストを招き、
キャリア選択や暮らしについて、価値観をがらりと変えた海外経験などにフォーカスしたトークセッションを行ってきました。

4月末より計8回実施し、日本全国の大学生を中心に、延べ500人以上の方がご参加いただきました。
※トークセッション「明日をグローバルに。」についてはこちら>>

そんな中、今度はテーマを変えて3週連続のリレートーク型企画を実施することになりました。

新たなトークセッション企画への想い

コロナ禍で、家にいる時間が多くなり誰かと過ごす時間ではなく、自分に向き合う時間が多くなった方はたくさんいるのではないでしょうか。
そして、そんな中で今までは目を背けていたニュースに目を向けることが多くなったのではないでしょうか?

ジョージフロイドさんの死によるblack lives matterキャンペーンとデモ
外国人の留学生への給付金配布
クルド人男性への渋谷警察署の暴行
香港の国家安全法導入について
など。

今僕たちは、人種や人権、多様性という大きなテーマについて、改めて社会から問われているのではないでしょうか。

では多様性とはなんでしょうか?何をもって人種というのでしょうか。
国籍や文化、肌の色の違い。世界が多様化すればするほど、出会う問題は多くなります。

こういう問題は、”知る”ことからはじめよう。と言われますよね。
もちろんまずは知ることが大切。無知無関心が社会問題の根本的原因です。

ただ、知れば知るほどわからなくなってしまうこともあります。
だからこそ、自分自身がどう感じどう受けてとめてどう行動していきたいのか。自分ゴトとして向き合うことだと何より大切だと思います。

それは差別や偏見を受ける当事者、そして異文化理解のために活動する当事者の人だって同じ。
なにが正解かなんてわかりません。

だからこそ当事者の話を聞きながら、偏見・差別・異文化理解・多文化共生 というテーマに対して、
知識・情報を得るのではなく、素直な感情と向き合う機会をつくりたい
そんな想いから、新しく企画したのが、このリレートーク企画です。

いまこそ多文化共生を考える~正解のない多様性の中でそれでも私が進み続ける理由~


差別偏見、異文化理解をテーマに、日々向き合いながら熱く活動されるほんとに素晴らしい方々をお招きすることができました。
この素敵なゲストたちと、知見として学ぶのではなく、彼らがどんな想いで活動し何に迷い、そして、どんな社会づくりを目指してるのかを、対話形式で紐解いていく、そんな温かいトークイベントになればと思っています。

〈Vol.1 日本の難民の若者たちの実情と、共に生きる共生社会について 〉


■ゲスト:NPO法人WELgee代表の渡部カンコロンゴ清花さん
1991年、静岡県生まれ。東京大学大学院・総合文化研究科・国際社会科学専攻。人間の安全保障プログラム修士課程。大学時代はバングラデシュの紛争地にてNGOの駐在員をしていた。トビタテ!留学JAPAN1期生/Makers University 1期生。バングラデシュ・CHTの紛争地にてNGOと国連開発計画(UNDP)のインターンとして平和構築プロジェクトに携わっていた。様々な背景を持つ子どもたちが出入りするNPOの実家で育つ。WELgeeという団体を設立し、難民が仕事に就くまでの伴走を行う「就労伴走事業」や、難民の講師からグローバルリアリティを学ぶ「セミナー事業」などを展開している。
■日時:6月25日(木)19:00~
■イベント詳細ページはこちら>>>

〈Vol.2 北朝鮮脱北当事者が語る偏見や嫌悪による社会問題の実情と、相互理解の未来について〉


■ゲスト:北朝鮮出身/脱北活動家/Youtuber Heo Junさん
1992年 北朝鮮生まれ。北朝鮮における深刻な食糧難の中で幼少期を過ごす。2005年 母親に続き脱北を試みて中国に渡るも北京で警察に逮捕され北朝鮮に送り返され3ヶ月刑務所に収容される。2008年に再び脱北し中国上海に到着し2年を過ごし、2011年韓国に入国。その後ソウル大学政治外交学部を卒業し、メディア業界で勤めた後、現在はYoutuberとして活動。当事者として同じ境遇の若者たちのストーリーを発信しながらも、脱北者児童への教育支援など多方面で活躍中。
■日時:7月2日(木)19:00~
■イベント詳細ページはこちら>>>

<Vol.3 日本の見えない偏見と、良い社会づくりへの向き合う勇気について 〉


■ゲスト:ミュージシャン/タレント/Enije代表理/明星大学客員講師の矢野デイビットさん
1981年日本人の父とガーナ人の母との間にガーナで生まれる。当時外国人を狙った集団強盗に一家が襲われ、6 歳から日本に移住。文化のちがいから家族がばらばらになり18 歳まで児童養護施設で育つも、ピアノやサッカーの教育に恵まれる。
学生時代からモデルやCM の仕事を始め多数のCM、テレビ番組にも出演。その傍ら、好きだったピアノを通して都内を中心にピアノの弾き語りを始める。現在ではソロ活動のほか、元J リーガーで作詞作曲家の兄と薬剤師としても活躍する弟とのボーカルユニットYANO BROTHERSとしてもライブ活動を展開。
25 歳の時、ガーナでのあるストリートチルドレンとの出会いをきっかけに「誰にも守ってもらえない子供たちを守りたい」という想いを抱く。自立支援団体Enije を設立。2012 年に一般社団法人化し、教育を柱にガーナで学校建設や教育する側の教育、運動会やサッカー大会を行いながら支援を続けている。
また社会問題をテーマにしたトークイベント「箱舟に積むモノ」を立ち上げ、当事者を招き社会問題をシェアする活動を行っている。
2013 年出演したドキュメンタリー映画「ハーフ」出演以降、主にアイデンティティー、マイノリティー、人種差別、国際交流、異文化共存などをテーマに多数講演。
■日時:7月9日(木)19:00~
■イベント詳細ページはこちら>>>

ボーダレスハウスが目指す社会とは「お互いのルーツや文化をリスペクトし合える差別偏見のない多文化共生社会」です。
多文化共生社会の最初の一歩、それは多様な価値観を知り、自分自身が受入れ、行動していくことです。
みなさんの価値観がまた一つアップデートしていけるように、
シェアハウスという事業と共に、このような企画を通じて貢献してまいります。

▶︎ボーダレスハウス公式HP

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