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【Staff Interview】幼稚園の先生が営業職に転職、2部署のマネージャーとして信念をもって行動し続ける彼女が実現させたいこととは?(後編)

株式会社TomoniSolutionsは、就職を希望する高校生が“夢を持って”仕事を選べる世の中を創るために、高校新卒者のためのお仕事情報メディア「U:story(ユーストーリー)」という自社媒体運営している。2020年10月のリリースから本格的に運営を始め、翌年2021年に元幼稚園教諭の大髙 栞里さんがTomoniSolutionsの門を叩いた。

業界未経験から入社した大髙さんがTomoniSolutionsを選んだ理由や入社後のギャップ、今後の展望をインタビューし、前編・後編に分けて紹介する。

「幼稚園の先生から営業職とは、どんな繋がりがあるのだろう?」と興味深く質問していくと、底知れない探究心と人生をかけた大きなテーマを持つ大髙さんの素敵な人間性が見えた。(ライター:吉田 真琴)


「傘」のような存在になるべく、26歳で課長に、現在は部長職として邁進

◆前編では転職に至った経緯やプレイヤーとマネジメントをどのように兼務しているかなどを伺ってきました。では、部下にモチベーションを上げて頑張ってもらうために心がけていることはありますか?

できてる、できていないは置いておいて、こうでありたいという理想は…。上司から教わったことなのですが「管理職は雨傘みたいな存在」だと。晴れている日は活躍しないけど、雨の日は絶対使う。

仕事に置き換えると、 業務がうまくいっていてみんなの士気が上がっているときは、マネージャーは影の存在でいいけれど、雨が降るような大変なことが起こったときには、頼ってもらえる存在であることが大切だよって。私もそんな上司でありたいと思っています!

他に大切にしていることは、一人一人とのコミュニケーションですね。出張が多いですが、月に1回は必ず対面で面談を設定しています。また、日頃からチャットとか電話とかで様子を聞きますね。仕事の連絡だけじゃなくて、フランクな連絡も。

たとえば、北海道にいるときに東北の部下たちに「今、こんな景色見えます!かわいくない?」と送ったり。もちろん仕事の連絡もマメにしていますが、ふっと気が抜ける連絡もするようにしています。


◆素敵ですね!ちなみに「管理職は雨傘みたいだ」のお話でいう、雨の時、部下の方々が大変な状況の時って、どんなことをされるんでしょう?

トラブルが起きた際には、どこに原因や解決方法があるかを必ずその本人と部署とで話すようにしていて、同じミスを繰り返さない工夫を一緒に考えます。

トラブルがあると、みんな落ち込むんですけど「死なないから」って絶対言いますね!反省して同じことを繰り返さないで欲しいけど、落ち込むことに意味はないから、次に向かって一緒に頑張ろうみたいな感じで!死なないからって(笑)

いや~!今の感じで言っていただければ、すごい心強いし、気持ちが軽くなりそうです!

そう思ってくれているといいんですけどね(笑) これも、私が入社してすぐの時に、当時の役員の方が言ってくれたことです。私自身がこの言葉でほっとしたんですよね。今後気を付ければ良いだけで、ミスしたからってそんなに慌てることはないなと。

ご自身が上司からいただいた言葉や経験を、部下に還元しているんですね

本当にそうでしかなくて。どん欲に学びたいタイプなんです!だから、いまだに社長や役員の上司にも、「今こんなことで困ってるんです」とか「行き詰まっていて、私ってどうなっていきたいんだろう?」とか面談をさせてもらうことが多いです。

昔から悩んだら誰かに相談するタイプで。自分だけで解決できると思っていないので、優れた人たちや経験を積んでいる人たちに教えてもらいたい。教えてもらったら速攻活かすことをずっと続けてきました!

「U:storyを全国区に」教育を軸に多面的に活動を広げていく

◆入社前と入社後で仕事に対するギャップはありました?

教員の友達が多いので、元々一般企業のイメージをあまり持っていなくて。入る前のイメージで言うと、ベンチャー企業で若い人が多くて、キラキラした職場だなって思っていました。

入ってからは、こんなに自分で好きなことやれるんだという驚きが。そして、キラキラのイメージは速攻なくなりましたね(笑) キラキラな面を挙げるとすれば、服装が割と自由だったり、ネイルができたりすることかな…。

業務でいうと、同年代より忙しくしていると思います。ただ、新しいことでも「こういう企画をやりたいんです」と提案すると「やってみようか」と言ってくれる懐深い環境があります。


◆どんな提案をしたことが…?

提案したのは、社会人研修やマナーの研修、女性向け研修などです。社会人基礎力みたいなところは、 ベンチャーなので行き届いていないと感じることもあって。ですが、自分の部下が「こんなことも知らないの」と言われてしまう状況は、マネージャーとして申し訳ないと思ったんです。部下たちが人生を生きていく上で、知っていて有益な情報をいろんな観点から身に着けてもらいたいと思ったのがきっかけで、提案をしましたね。Tomoniですぐ活かしてもらうというよりは、今後の人生で教えてもらったことをアウトプットしていける機会が増えていけばいいなと広い視野で考えています。

◆ご自身の強みはどんなところだと思いますか?

前向きなところかなって。壁に直面すれば、ズーンとなることもありますが、人に相談したり本を読んだりして解消する方法を考えられます。

あとは、TomoniSolutionsのメンバーは名刺の裏に自分の好きな言葉を書いているのですが、私は「思い立ったが吉日」っていう言葉を書いていて。前向きに考えられるからこそ、企画等いろんな面で行動に移せているのかなと思いますね。

もう1つは、願望も含めてなのですが、社内外問わず安心感を持ってもらえる人でありたいなと。社内でいえば「大髙さんに相談すればきっと大丈夫」「良いアイデアを考えてくれるから安心して仕事できる」といった風に思ってもらえたら嬉しいですし、社外でいうと学校の先生が「大髙さんに任せればきっといいものを作ってくれる」と安心して頼ってくれる存在でいたいなと思ってます。

◆今後の展望や実現していきたいことを伺えますか?

大きく3つあります。まず1つは「U:story」をより良いものにしていきたいと思っています。媒体としてのコンセプトや媒体が持つ力をもっと伸ばしていきたいので、絶賛企画中です。

2つ目は、会社方針としても「U:story」を全国に広めたいと考えているので、そこに尽力して成果を出したいなって。今は支社がある宮城県以外の東北6県にも「U:story」を広げる活動にも着手し始めています。「U:story」の冊子を手に、全国を飛び回れたら面白いですね。

最後は、将来的に実現させたいことなのですが、やはり教育が好きなので、教育に携わる仕事を模索し続けたいなと。考えていることの1つは、通信もしくは大学院で勉強して高校の免許を取得したい。私は小学校と幼稚園の教員免許は持っているのですが、高校は持っていないので。そこで教育について学び直す機会を作りたいです。もう1つは、先ほど話に出た社内の教育です。自分に経験や知識がついてきたら、人材開発部のように社内研修の企画やメンターなどをやってみたいなって。すべての部署からいつでも頼ってもらえる存在としての働き方も面白そうだなと思うんです。


◆では、最後にTomoniSolutionsに来てもらいたい人物像を教えてください!

CS部(学校訪問営業)に必要なのは行動力だと思います。なので、戸惑うことやわからないことがあっても、周りに相談することも含めて、すぐに動ける行動力を持ち合わせている方だとすごくいいなって。さらに、アドバイスされたことをすぐ行動に移せる、高い向上心を持っている方だと、なお良いかもしれません!

ありがとうございました。今後ますます規模が大きくなるのが楽しみですね!

TomoniSolutionsでは、年次や社歴に関係なく「こんなのあったらいいな」「こんなサービスを展開してみたい」などのアイデアを形にすることができます。少しでも興味のある方は、ぜひオフィスに話を聞きにきてくださいね!



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