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【Staff Interview】幼稚園の先生が営業職に転職、2部署のマネージャーとして信念をもって行動し続ける彼女が実現させたいこととは?(前編)

株式会社TomoniSolutionsは、就職を希望する高校生が“夢を持って”仕事を選べる世の中を創るために、高校新卒者のためのお仕事情報メディア「U:story(ユーストーリー)」という自社媒体運営している。2020年10月のリリースから本格的に運営を始め、翌年2021年に元幼稚園教諭の大髙 栞里さんがTomoniSolutionsの門を叩いた。

業界未経験から入社した大髙さんがTomoniSolutionsを選んだ理由や入社後のギャップ、今後の展望をインタビューし、前編・後編に分けて紹介する。

「幼稚園の先生から営業職とは、どんな繋がりがあるのだろう?」と興味深く質問していくと、底知れない探究心と人生をかけた大きなテーマを持つ大髙さんの素敵な人間性が見えた。(​ライター:吉田 真琴)

教育への興味と新しいことにチャレンジしたい思い

◆教育大学のご出身ですが、前から教員になりたいと思っていたのでしょうか

高校時代からずっと教員を目指していて、遡ると中学生の頃から教える仕事に興味がありましたね。ピアノの先生とか保育士とか。

高校時代、吹奏楽部の部長を務めていて、私が伝えたことをきっかけにみんなの意識が変わっていく経験をしました。人の変化を見届けられることがすごく好きです。そういう風に人と常に向き合う仕事は先生の仕事だと思い、教育大学に入りました。

吹奏楽部時代のコンクールでの写真

◆大学卒業後、幼稚園教諭として働いた2年間の経験はどんなものでしたか

すごく楽しかったです。担任のクラスを持っていたのですが、自分が担当するクラスでは、何でも自由に企画していいよっていうスタイルの幼稚園で。たとえば、お遊戯会では演目を作ったり、運動会では学年種目を一から考えたり。子供と遊んでいる時間はもちろん楽しいし、そういった企画も面白いなって思っていました。


◆転職活動する中で、TomoniSolutionsへの入社を決めた理由は何でしたか

転職サイトで「教育」「ベンチャー」「北海道」といったキーワードで見つけたのがTomoniSolutionsでした。学校や教育に携わっていきたい、その上で新しいことをどんどん自分でやってみたいという思いがありました。教育に関わる営業職は教科書販売など他にもたくさんあるのですが、ベンチャーかつ学校へのアプローチができる仕事は、Tomoniしか見つかりませんでした。

応募した当時は、CS(学校営業)と法人営業の両方のオープニングスタッフを募集していて、実は、私がCSの内定第1号なんですよ!入社の半年前には内定をいただいたのですが、幼稚園で担任クラスをもっていたので、年度が終わるまではやりきりたいなと。そんな要望にも応えてくれて、無事入社に至りました。

◆現在担当しているお仕事について教えてください

高校生のための自社媒体「U:story」を広めて、私たちのアクションをきっかけに高校生に就職活動を充実させてもらうことを目的に各地の学校を訪問しています。

その中で、学校の先生の課題を解決する必要があって。「うちの生徒は就職活動に対するイメージが湧いていない」といった、先生が生徒に対して感じている課題を解決していきます。あとは、授業やイベントの内容を私たちで考えて運営することもあります。

たとえば、大人と話すことに慣れていない高校生向けに、大人とフランクに話して社会のイメージを持ってもらうコンセプトでイベントを開催したり。高校生の就職活動では職場見学をすることが多いのですが、職場見学で緊張しちゃって動き出せない子がいるという学校には、Tomoni主催で見学ツアーを開催しませんか?と提案したこともありましたね。

企業と生徒をこういう風にコラボレーションさせたらいいんじゃないかとか、新しい企画を考えるのは、前職で企画を面白いと感じていたことと繋がっているなと思います。また、私が授業をさせてもらうこともありますが、そういったときには、教育大学時代の知識や、幼稚園の先生として子供たちの前で話をしていた経験が活きているなと。

イベント企画のために、普段から意識していることがあるんでしょうか?

私、結構飽きっぽいところがあって。 同じことをずっとやっていられないタチなんです。どの学校に行っても、その学校が抱える課題を聞きますが、同じ状況の生徒はどこにもいないから。その学校に一番合う提案を常に意識していますね。根本にある「企業と生徒を繋ぐ」「社会と高校生を繋ぐ」という軸から外れない範囲で、その学校に合うものをと頭の中で組み立てています。


◆今度はマネジメント業務について、詳しく教えてください

「U:story」の活動を円滑に進めるための事業運営本部という部署を束ねています。私が所属している事業運営本部は俗に言う原価部門で、そこから枝分かれしているCS部も、学校訪問営業の活動はするものの、お金を生み出す営業とはちょっと違っていて。広報的な要素も担っているので、効果的な広報戦略や「U:story」をまだ活用していない学校に取り入れてもらう施策をメンバーとともに考えています。

制作部に関しては、直近でいうと「U:story」の表紙が2024年4月号からガラッとリニューアルするんですけど、表紙案に対してフィードバックをしたり、特集記事の企画出しにアドバイスをしたり。私が直接制作物を作るわけではないのですが、マネジメント・ディレクションとして、業務に対するヒントや、社会人としてのキャリアに関してお伝えしています。

◆プレイヤーのみの時期とマネジメントを兼務するようになってからでは、意識は変わりましたか

変わりました!プレイヤーの時はすごく気楽でした。自身の成果だけでいいし、自分が頑張ればいいんですけど、他の人に頑張ってもらうのはすごく難しいです。今の方が壁にぶつかることが増えましたね。メンバーをどうやって一致団結させていくか、日々悩んでいます。

あと、うちの会社には、管理職になったら毎週1冊、マネジメントや業務に関係のある本を読むことが課せられていまして。最初は大変だったのですが、今は週に1冊読んで勉強しないと気持ち悪いぐらい習慣化しています。その時々の課題を解消するために本で勉強するようになったのは、管理職になってからだと思います。


毎週1冊!すごいですね!そういった地道な努力がプレーヤーとマネージャーを兼務する原動力になっているように感じました。後編では、マネージャとして心掛けていることや今後の活動の展望についてご紹介していきます。


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