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上場前のビズリーチを経てハイタレントを共同創業・改めて実感したベンチャーに必要な人材

ハイタレント株式会社 取締役の若山剛一です。

2020年1月に代表取締役の有吉とハイタレント株式会社を共同創業してから2年が経ち、今月からはCTOの久家も入社。着々と仲間が増えている中、現在は5人目の社員を探すべく鋭意採用活動中です。今回は私のこれまでの社会人としての歩みを振り返りつつ、有吉と起業するに至った背景や今後のハイタレント社についてお話します。

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若山剛一 / 取締役
福岡県立東筑高等学校、関西学院大学法学部法律学科国際法政コース卒業。学業と並行し、NPO法人にてチームマネジメントやコーチングなどを行う。新卒で株式会社ビズリーチ(現ビジョナルグループ)に入社し、新規事業を中心としたプロダクトデザイン、ブランドデザイン、マーケティングを行う。その後、自社採用のマーケティング戦略策定やコーポレートブランド戦略策定も担う。転職後は教育系スタートアップの株式会社コードタクト(現NTTグループ)にて事業戦略やマーケティング戦略策定、データ解析などに従事。また個人事業主としても、様々な企業のマーケティング・デザイン案件を行う。2020年1月、ハイタレント株式会社を共同創業し、取締役就任。

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メガベンチャー勤務、充実していた20代中盤の会社員生活

私の社会人生活は今から8年前、株式会社ビズリーチ(現ビジョナルグループ)にデザイナー職として新卒入社したときから始まりました。入社を決めた大きな理由は雇用の流動化を促進する社の姿勢に共感したから。当時は純粋に手に職を付けたいと思い、デザイナーという職種を選びました。

経営者の父と琴の教室を開いている母の元で育った影響もあり、物心ついた頃には、将来は自分も両親のように起業するのだろうと思っていました。そのため「この会社で定年まで勤め上げるぞ!」という感じではなく、いつか訪れる卒業を見据えての社会人生活のスタートでした。

入社直後はデザイナーとして働いていましたが、多様な役割に参画させていただき、最終的にはマーケティングや人事に従事していました。社外では弊社代表の有吉が以前に起業していた会社で副業をするなど、会社員生活は充実していたと思います。

正直言って、ビズリーチのようなメガベンチャーで働きながら副業もすれば、金銭面では余裕もありましたし、仕事だけではなく私生活も充実させたいと考えていた20代中盤はその生活に満足していました。

副業のモヤモヤ、初めての転職、そしてハイタレント共同創業へ

自分はいつか起業するんだと心のどこかで思いながらも、当時はこのまま会社員を続けるのもアリかなとも思っていました。本業で得られない経験が欲しければ、当時のように+αで副業したらいいわけですし。会社員としての給与と副業での収入で年収面でも問題なさそうだなと。

でも結局、副業をしている中で、自分がやっていることは「誰かがやりたいことのサポートでしかないんだ」と気付いたんです。自分の中でお金のためと割り切れていたものが次第に満足いかなくなり、「自分のやりたいこと」への熱意がふつふつと沸いてくるのを感じました。




そして社会人生活5年目、初めて転職をしました。転職先はコードタクトという当時設立4年目、社員10〜15人程度のEd Techベンチャー企業。教育のデジタル化を推進する会社で、主に事業企画やマーケティングを担当していました。一方で有吉の会社でも副業を続けていたので、転職後も本業と副業、相変わらずの二足のわらじ。小さなベンチャー企業に転職したことで心機一転、またゼロから頑張ろうという気持ちになっていました。

でもやっぱり、自分自身の力を使って世の中に直接貢献したいという気持ちが消えなかったんです。副業先では、有吉と一緒に事業の方向性も考えていたし、彼と話していく中で自分たちでやりたいよねという話に。もちろん自分と有吉の方向性は元々は違っていたし、一緒にやるかどうかは選択肢の一つに過ぎなかったんですけど、最終的に目指したい世界観が一致したので、2020年1月にハイタレント株式会社を共同創業しました。


今期は事業の仕組み作りと社内外への発信を強化

創業から3年目、現在の役割はハイタレントのユーザーであるタレントのコミュニティ最大化とその活性化。これが自分のミッションです。

一方で、役員としての今期の目標は事業の仕組み作り。プレイヤーとしての自分は、仕組みを無視してゴリゴリ突き進むタイプ(笑)。でも今はそんな風に自分が主体になって業務を進めるのではなく、仕組みで回せる状態を構築できるよう注力しています。

だから今意識しているのは、なるべく周りの方々に助けてもらうこと。自分一人でできることと、周りの誰かと協働してできることは当然大きく異なります。自分自身は仕組みを作ったり、考えたりすることが好きだし得意だと思っているので、ここに注力できるのは今から楽しみですし、人の輪を広げていくことでこそ会社が大きく育つと考えています。

また当たり前の話ですが、フェーズに応じて権限移譲をする必要があります。自分のみができる状態だと、会社としては大きくならず、サービスも続きません。そのような状態は会社にとってはリスクでしかないんです。タレント開発の領域には新規開発の余地が十分にあるので、大きな権限を渡すことも可能です。かなり自由度高く働けるのではないかと思います。

とはいえ、権限だけ渡されても……という話でもあるので、入社された方には自分たちが期待することをきちんと伝えたいです。自社が掲げるミッションやビジョンを解像度高く理解することが、主体性を持って働くことにも繋がりますからね。今後は弊社が目指す世界観を社内外問わず発信していきたいです。なので今期注力することは、事業の仕組み作りと発信です。


両利きの経営で現在と未来の売上げを作る

一方で、仕組み作りによってある程度の型化できた先には、その型を疑うことも忘れずにやっていきます。

過去2年の蓄積があるので、事業としては「Aをやればここの売り上げが伸びる」「Bをするとこのコストが下がる」のようなイメージとしての一応の型はあります。でもその型通りに事業を進め続けるのは、少し危険ではないかなと。「今回はこのやり方でOKだったけど、次もこれでいいんだっけ?」と疑い、思考を止めない姿勢を持っていたい。本質的にはこうあるべきという発想を忘れずに、常にベストな解法を探し続けていきます。

上記の意向の下、ビジネス開発としては着実に型化された業務フローを進めて1円でも多く粗利を上げていきたいし、タレント開発や他の部門は今までの常識を多少疑いつつ、新しいことにも挑戦していきたいです。

両利きの経営という言葉もありますが、現在の売り上げと将来の売り上げ、この両方を作る必要があります。今の事業だけでも成長はしていくものの、複数の事業を展開させなければ大きな成長曲線を描くことはできません。元々ミッションとして掲げていた「未来のエコシステムを作る」という言葉通り、新しい事業や会社、職種が生まれるような土壌作りに貢献していきたいです。



ベンチャー企業に求められる「成長意欲があって変化を楽しめる人」

そんな現在のハイタレントの社風に合っている人は、一言で言うと「成長意欲があって変化を楽しめる人」。

会社として社会に価値提供をするためには、組織だけでなくそこに所属する個人も日々成長を求められます。自分自身もより成長していきたいと考えているので、一緒に働く方にも同じ目線があると嬉しいです。

変化を楽しめるという点においては、やっぱりベンチャーって変化に対応できないと生き残れない世界、むしろ、変化する情勢に新たな価値を見出していく世界だと考えております。もちろん、どれだけ柔軟に対応できても生き残れないこともありますが、対応して楽しめた方が生き残れる確率が高くなる。その確率を高めるためにも、働く人も変化を楽しめる人であって欲しいです。

例えばセールスで入社いただいた方には、基本的にはセールスの業務をお任せしますが、今はタレント開発側の優先度が高いとなれば「タレント開発をやろう!」みたいな。そういうケースが全く無いとは言い切れません。少なくとも弊社はリボンモデルのプラットフォームを運営しているので、企業とタレントのどちらかが欠けたらビジネスが成り立たない。両者のバランスを保つことが重要なので、状況に応じて柔軟に立ち振る舞ったり、役割の変化に対応できる人だとありがたいです。



日本を代表する企業やトップクラスの優秀な人と働ける環境

弊社が社員に提供できる価値に、優秀な方々と働ける環境が挙げられます。

セールスポジションにおいては、上場企業のエース人材の方々がカウンターパートになるので、そういった優秀な方々と働けるのは弊社ならではかと思います。他にも、日本を代表する企業が主な取引先になるため、今の日本経済がどこに向かっているのかといった全体感も把握できます。

タレント開発においても、日本でトップクラスの優秀な方々、そして今後はグローバルも含め様々なハイタレントに対してアプローチを進めていくので、そういった方々の思考や行動を間近で見聞きできる経験は中々珍しいのではないでしょうか。

今後はタレントの職種を拡大させていくので、網羅的に優秀な方々と接することができます。優秀な人の定義って、弊社は目的に対して正しく努力できる人と定めておりますが、それ自体は今後も変わらないでしょう。その中でも職種別に、コンサルであればこういう特性やスキルを持った人、エンジニアであればこう、人事ならこう……という風に細分化していくはずです。セールスはもちろん、タレント開発側でも、優秀な人の全体感を把握することができます。


人類の進化に貢献すべく、世の中の課題に対して本気で取り組む

将来的には上場を検討しているので、入社後は当事者として上場準備に関わることができます。

もちろん上場準備室で具体的に何かをするという話ではありません。組織の人数が少ないので、隣で誰が何をやっているかが見えるはず。それを間近に感じることができるでしょう。

今はまだ国内でやっているし、大型の調達を行っているわけでもないので、ハイタレントの知名度は全然高くありません。ただ、今後も本当に社会が求めていることをやっていくつもりですし、グローバル展開もしていく、上場も数年以内を目処にやっていこうという話なので、徐々に社外からの注目度も高まるはずです。





弊社は今はまだフリーランスのエージェント業がメインなので、多くの人にとってはあまり興味がわかない業界や業務かもしれません。でも個人的には、将来的にすごく楽しい業界になるのでは?と思っています。

将来的に、弊社のサービスを通じて、日本からテスラやSpaceX、Netflixのような企業が生まれるかもしれないし、そういった企業のサポートもやっていきたい。まだまだ実力不足の会社ですし、本当に絵空事の話でしかないんですが、ミッションである「優秀な個の選択肢と可能性を広げ、人類の進化に貢献する」という言葉通り、自分たちは人類の進化に貢献したいと本気で思っています。世の中の課題に対して本気で取り組みたい方は是非一度お話をお聞かせください。若山剛一

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みなさま初めまして。Hitalent Inc.のプロダクト開発チームの小田です。HiTalentでは、フルスタックエンジニアとして、追加機能の要件定義・DB設計・実装・テストの一通りの流れを担当していたり、社内の業務を効率化する仕組みをグループ間で連携して作っています。 ...
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