3年連続「働きがい認定企業」
こんにちは。株式会社WILLCO、人事担当の森田です。
WILLCOでは、Great Place To Work(GPTW)が実施する「働きがい」に関するアンケートに参加しています。2026年は、全国683社の参加企業の中から小規模部門で30位に選ばれました。そして、3年連続の「働きがい認定企業」という評価もいただきました。
「すべての『働く』をしあわせに。」これはWILLCOのビジョンです。そして、この言葉に恥じない組織でいられているか、毎年アンケートの数字を見るたびに、自分自身に問いかけます。
2026年の結果を受けて、正直、複雑な気持ちでした。もちろん全国30位は誇らしいことではありますが、人事担当として「もっとできることがあったのではないか」と感じる面もありました。
この結果をそのまま棚に上げておくことなく、「働きがい」と、従業員すべての「働く」を幸せにすることを追求していきたい。そんな思いから
*良かった数字も、低かった数字も、そのまま公開します。組織としてどう受け止めて、何を変えようとしているのかまで、書いていきます。
総合スコアは76%、ベンチマークには5ポイント届きませんでした
GPTWは、アメリカ発の機関が世界100カ国以上で実施している、職場環境・働きがいに関する調査・認定プログラムです。従業員アンケートの結果をもとに「働きがいのある会社ランキング」を毎年発表しています。スコアは同規模の優良企業群と比較され、どの項目が強みで、どこに課題があるかが可視化されます。
今年の総合スコアは、76%でした。業界ベンチマークの81%には、5ポイント届きませんでした。
回答者は43名です。全設問の平均は81%と決して低くはありませんが、全社員が「働くしあわせ」を実感できる組織を目指している以上、ここで満足することはできません。
一番の強みは、やっぱり「人」でした
まず、誇らしいと感じた高評価の項目です。これらは、日々の積み重ねが数字になって返ってきたものだと思っています。
- 有給休暇を取得しやすい 95%
- 仕事に必要な設備・環境が整っている 91%
- 入社したときから大切にしてもらえていると感じた 90%
- 職場は楽しく、一緒に働く人が好きだ 88%
「有給休暇を取得しやすい(95%)」は、個人的にとても嬉しい数字でした。「休める会社」は当たり前のようで、実はそうでない職場も少なくありません。それがちゃんと実感されているのは、管理職が日頃から率先して休み、取得を推奨している姿勢の積み重ねだと考えています。
「入社したときから大切にしてもらえた(90%)」という数字も、胸が熱くなります。新しいメンバーが「歓迎されている」「一緒に頑張れる」と感じながらスタートできることが、長期的な定着やモチベーションの土台になります。
「職場が楽しく、一緒に働く人が好き(88%)」。この設問の回答を見たとき、WILLCOの一番の強みはやっぱり「人」だと改めて確信しました。9 Willsのひとつ「チームで勝つ」が、数字に表れていると感じた結果でもありました。
制度はある。でも、まだ届いていませんでした
次に、低い結果となってしまった項目です。「悔しい」というのが正直な感情でした。制度や環境は整えているはずなのに、伝わり切っていないと感じる項目が重なっていたからです。
- この会社で自分らしくいられる 67%
- 意見・提案が真剣に受け止められている 67%
- 精神的に安心して働ける(心理的安全性) 69%
- 仕事と生活のバランスを取るよう奨励されている 69%
「仕事と生活のバランスを取るよう奨励されている(69%)」については、有休取得のしやすさは95%なのに、この設問は69%とギャップが生じました。
この乖離が何を意味するのか、人事として突き止める必要があると感じています。制度として休めることは浸透している。でも「上司や経営から積極的に背中を押してもらえている」という実感は、まだ足りていなかったと捉えています。
「意見・提案が真剣に受け止められている(67%)」についても、深く受け止めています。
WILLCOのバリューには「Be a GIVER」があります。与える側でいること、チームのために動くこと。でも、その前提として「自分の声が届く」という実感がなければ、GIVERにはなれない。そう気づいたとき、この数字の重さが改めて伝わってきました。
「自分らしくいられる(67%)」については、一人ひとりがその人らしく力を発揮できる組織を目指している以上、丁寧に向き合っていきたいと強く思います。
この項目については、中間管理職のスコアは97%である一方、一般従業員は77%という結果となりました。管理職が感じているやりがいや手応えを、いかに組織全体に届けられるか。裁量と情報をもっとフラットに届けていきたいと、改めて決意しました。
数字を受け取った日から、動き始めたこと
アンケートは取るだけでは意味がありません。結果に対して動くこと、そして動いたことをメンバーに届けること。そこまでがセットだと思っています。
まず初めに、アンケート結果の分析と改善策の検討を、経営主導のプロジェクトとして発足させました。スコアの数字を「見て終わり」にするのではなく、何が背景にあるのかを丁寧に読み解き、組織として改善できるかたちに落とし込むことを目的としています。
心理的安全性の担保については、外部講師を招いたリーダー・マネジャー向けの研修を実施しました。「失敗を責めない」「話しやすい雰囲気をつくる」といったことは、意識だけでは変わりにくいものです。だからこそ、スキルとして身につける機会を設けることが大切だと考えています。
また、「自分らしく働く」イメージを具体化するため、社員のキャリアストーリーを動画や記事として社内外に発信しています。「自分らしくいられる」という感覚は、制度よりも日々の関係性や文化によってつくられるものです。だからこそ、ロールモデルが見える組織は、一人ひとりの可能性を広げてくれると信じています。
そして、立場や階層を問わず声が届く場として、毎月の全社の事業進捗共有会や、CEO・COOとの少人数ランチ会、匿名Q&Aの機会を設けています。経営との距離を縮め、日常的に対話できる環境を整えることが、心理的安全性の土台になると考えています。「近づきやすい経営」を、制度としてではなく文化として根づかせていきたいと思っています。
ブラックは論外、ホワイトは最低限
WILLCOのVISIONは「すべての『働く』をしあわせに。」です。この言葉は、代表・土屋の原体験から生まれたものです。「仕事って、本来こうあるべきではないだろう」という思いが、この会社の根っこにあります。
「ブラックは論外、ホワイトは最低限。それだけで、働く人はしあわせになれるだろうか。」
土屋が繰り返し語るこの言葉が、WILLCOの「働きがい」の定義です。働きやすさはスタート地点であって、その先にある「やりがい」「成長」「納得感」まで、追求していくこと。それが、私たちが目指している組織の姿です。
専門職の方々の転職を支援しながら、自分たちの「働く」からも目を逸らすことなく向き合っていく。GPTWのアンケートは、その誠実さを問う毎年の試験のようなものだと思っています。
来年、この記事の続きを書くときに「スコアが上がりました」とご報告できるよう、全メンバーで向き合っていきます。
WILLCOの公式noteでは、本記事の全編を公開しています。
WILLCOのストーリーでは、組織の取り組みやメンバーの働き方を継続的にお届けしています。よかったら、フォローをお願いいたします。