「アビックシステムが求めているのは、“自分を成長させたい貪欲なチャレンジャー”です。」
採用ページでも、面談でも、何度も使ってきたこの言葉を伝えてきました!
ですが、ある日ふと立ち止まって考えてみました。
——このメッセージは、ちゃんと皆さんに伝わっているんだろうか?
言葉としてはまとまっている。
でも、人によって解釈がズレる言葉でもある。
だから今回、採用チームで時間をとって、
“貪欲なチャレンジャーとは何か”を本気で議論してみました。
この記事では、そのリアルな会話をそのまま切り取りながら、私たちが大切にしている価値観をお届けします。
「貪欲」とは、誰かに勝つことじゃない
「貪欲」と聞くと、ガツガツしている人や、結果に強くこだわる人、
ときには周りを押しのけてでも前に出るようなイメージを持つ方もいるかもしれません。
たしかに、そういう印象を持つ人もいるでしょう。
でも、私たちの中で話しているうちに、こんな言葉が出てきました。
Aさん:「それって、誰かに勝つための貪欲さじゃないよね」
私たちにとっての貪欲さとは、
「自己の成長に対して貪欲であること」です。
つまり、他人と比較して優れているかどうかではなく、
自分自身にどれだけ向き合い続けられるか、ということ。
昨日の自分よりも、どれだけ前に進めたか。
うまくいかなかったことに対して、
「まあいいか」で終わらせず、
「どうすれば次はできるか?」を考え続ける姿勢。
この“自分に向けたエネルギー”こそが、私たちの考える貪欲さです。
チャレンジとは、「許可を待たないこと」なのか?
次に議論が白熱したのは、「チャレンジ」の定義でした。
Bさん:「チャレンジって、自分の意思で動くことですよね〜」
Cさん:「でも、勝手に突っ走るのが良いわけじゃないよね」
ここで出てきたのが、こんな問いです。
——上司の「許可」を待つ姿勢は、チャレンジャー失格なのか?
結論から言うと、答えはNOでした。
ただし、前提があります。 それは、
「自分の意思を持った上で、対話しているかどうか」。
ここで言う“許可待ち”が問題なのは、
責任を持たずに判断を委ねてしまっている状態です。
ただ指示を待つだけ。
ただ承認をもらうためだけの相談。
それは確かに、チャレンジとは言えないかもしれません。
一方で、
「自分はこうしたいと思っています」
「こういう仮説で動きたいです」
といったように、
自分なりの考えや意思を持った上での相談や調整は、
むしろ歓迎されるものです。
それは“判断を委ねている”のではなく、より良い意思決定をするための対話だからです。
チャレンジとは、無謀に突き進むことではなく、
意思と対話のバランスを取りながら前に進むこと。
そしてもう一つ大切なのは、その意思を安心して出せる環境があることです。
どれだけ主体性を求めても、
否定される前提の場では、人は声を上げられません。
だからこそ私たちは、
挑戦したいという意思や仮説に対して、きちんと向き合い、
必要であれば軌道修正や支援を行う。
その積み重ねによって、
“チャレンジが機能する組織”がつくられていくと考えています。
チャレンジしたいと言える会社であるために
議論の中で印象的だったのは、こんな言葉でした。
Dさん:「チャレンジする人を求めるなら、チャレンジしたいって言いやすい会社じゃないとダメだよね」
思わず頷いてしまうような言葉でした。
どれだけ“挑戦しよう!”と言われても、
言い出しにくい空気があれば、人は動けません。
だから私たちは、
・やりたいことを言語化すること
・要望やアイデアを発信すること
その行為自体を、ポジティブに捉えています。
そして、声が上がったときには、それに応じた環境や機会を用意する。
すべてを叶えられるわけではないですが、向き合うことはできる。
その積み重ねが、チャレンジが循環する組織をつくると考えています。
失敗してもいい。でも、“その後”がすべて
チャレンジの話をすると、必ず出てくるのが「失敗」の話。
採用担当:「失敗してもいい、ってよく言うけど、実際どうなんですかね...?」
そんな問いに対して、メンバーの一人がこう答えました。
Bさん「うまくいかないこと自体は全然いいと思う。でも、その後どうするかはめちゃくちゃ大事」
私たちが見ているのは、結果そのものだけではありません。
・うまくいかなかったときに、ちゃんと向き合えているか
・報告や相談を、自分からできているか
・次にどう活かそうとしているか
いわば、
失敗の大きさではなく、その後の行動の質を見ている、ということです。
ありがたいことに、私たちの組織には、失敗を報告しやすい空気があります。
だからこそ、その環境に甘えるのではなく、誠実に向き合う姿勢が求められます。
信頼関係は「姿勢の積み重ね」でできていく
ここまでの話を支えている土台が、「信頼関係」です。
では、その信頼はどうやって築かれるのか。
議論の中で出てきたキーワードは、とてもシンプルでした。
・一人の人間として誠実に向き合うこと
・仲間の成果を尊重しながら、責任からは逃げないこと
・自己開示をしながら関係をつくること
・言ったことはやりきること(有言実行)
どれも当たり前に見えるかもしれません。
でも、これを“やり続ける”のは簡単ではない。
だからこそ、私たちはここに価値を置いています。
信頼は一瞬では生まれません。
でも、確実に積み上がっていくものです。
私たちが求める「貪欲なチャレンジャー」とは
ここまでの議論をまとめると、
私たちが求める人物像は、こう言えるかもしれません。
・自分の成長に対して、言い訳せず向き合い続けられる人
・意思を持って行動し、対話を通じて前に進める人
・失敗から逃げず、次に活かそうとする人
・周囲との信頼関係を大切にできる人
決して、完璧な人を求めているわけではありません。
むしろ、迷いながらでも、
一歩ずつ前に進もうとする人と一緒に働きたい。そう思っています。
最後に
この議論を通して改めて感じたのは、
“いい会社をつくる”というのは、 “いい言葉を掲げること”ではないということでした。
その言葉を、どれだけ本気で向き合い、日々の行動に落とし込めているか。
もしこの記事を読んで、少しでも共感する部分があれば、ぜひ一度お話ししましょう!
あなたにとっての「チャレンジ」や「成長」について、ぜひ聞かせてください。
【おまけ:グラレコ会議録】