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ゼネラリストというスペシャリティ

Photo by Robert Katzki on Unsplash

こんにちは。ワカルク代表の石川です。

ワカルクという会社は、究極のゼネラリスト集団の会社です。

「営業、営業事務、新人教育、採用、総務、広報、色々やってきて、1つの専門分野を極めているわけではないのですが、女性がキャリアを中断せずに活躍し続けられそうな会社だと思って応募しました。」

ワカルクには、こんなメンバーがたくさんいます。

1社でゼネラリストとして経験を積むには、ジョブローテーションをしながら何年もかかるし、その会社のやり方しかわからない。
一方、ワカルクは、規模、フェーズ、依頼業務が異なるお客さまを1人3〜8社担当しているので、同時並行で幅広い経験が積める。だから、地方でも、時短でも、チャレンジングな仕事ができる環境です。
(一方、入社直後のメンバーが漏れなく苦しむ、F1レースのような仕事のスピード感の要因もここにあるのですが。。)

目次

  • 人、業務を幅広くまたいで仕事ができるのは才能だ

  • ハイレベルなゼネラリストが集まるスペシャル集団になりたい

人、業務を幅広くまたいで仕事ができるのは才能だ

私、ゼネラリストってすごいと思うんです。

1人の中に複数の役割(人格)と能力(スキル)を持ち合わせ、状況に応じて出し入れしてその場に適用させていくことができるのって、すごいと思いませんか?

ゼネラリストは、組織において水や空気のような存在だと思っています。なくてはならないものだけど、当たり前にあるのでそのスキルや役割が目に見えにくい。だけど、相手によって形を変えられる、人と人の、業務と業務の間を繋いで潤滑油として、組織を活性化させ、Pjtを推進するということに長けているスペシャリストだと思います。


私たちはキャリア教育において、「何者かになりなさい」「専門性を深めましょう」、と言われ続けているので、スペシャリストではない自分、何屋なのかわからない自分を比べて、その呪縛に囚われ過ぎてしまっている気がします。
ゼネラリストは人の代わりができてしまうので、逆を言うと、「自分じゃなくてもできるのでは?」と自己評価を下げがちですが、それは違うと思っています。

誰にも代わられないレベルで誰かの代わりをする。

それってかなり高度なことだと思います。水や空気を想像してもらうとわかりやすいと思いますが、自分の状態によって、勝手に熱くなったり、冷たくなったり、流れをとめたり、逆に強めたりしない。あくまで、周りに合わせて自分を変える。それを意志を持ってやり続けるって、スキルだけではない、視野の広さや人間としてのキャパシティが必要、そう思ってます。

ハイレベルなゼネラリストが集まるスペシャル集団になりたい

ワカルクはBPOの会社ですが、私たちのスタイルにお客様の業務を合わせてもらうのではなく、それぞれのお客さまの会社、組織に私たちが合わせて業務をお預かりしていくスタイルのサービスです。

更に創業時から、「会わない(フルリモート)」、「揃わない(様々な勤務形態・子育て中メンバーが8割)」という、「ない・ない」が二重に重なっている会社なので、お互いが臨機応変にその場の状況を見て判断をして仕事ができるような訓練を日頃からしています。

色々な取り組みの中で特に大事だなと思っている施策を3つをご紹介します。

  1. 毎週30分の全社定例Mtgと週報
    私からの全社の方針共有だけでなく、全員がプロジェクトの進捗、MVVに基づくエピソードを週報に書き、共有して理解を深めています。いつも顔を合わせていなくても、週報の内容から各自の状態や考えがわかるため、結果、暗黙の了解が生まれ→各Pjtでの連携強化、ボールが落ちにくい状況となり→生産性の向上に繋がっています。

  2. 社内業務をPjt化して持ち回りで担当
    定例Mtgの司会や議事録、バーチャルオフィスoviceの管理人、月1回のオンラインランチ会の企画進行、公式Xの運用など、あらゆる社内業務をPjt化しています。普段関わらないメンバー同士で円滑に仕事を進めるためにどう息を合わせるか、各種ツールの使い方、Pjt進行、全社へのアナウンスなど、複数のスキルを鍛える場になっています。

  3. メンバー相互インタビューと社内ラジオ
    メンバー相互インタビュー形式で入社エントリーを書き、イントラネットで公開しています。また、毎週火曜日のお昼に毎回メンバーをゲストに迎えてのラジオ企画も行っています。お互いの人生背景を知ることで、自分にはない価値観を受け入れ、幅を広げると同時に、想いの源泉や仕事以外の一面を知れるので、チーム力の強化にも繋がっています。

創業時から、「働くことに夢中になれる環境をつくる。」というミッションに基づき、お客様の創造的な時間を創れているか、逆に貴重な時間を奪っていないかを大事な判断軸としてきたワカルク。みんなで試行錯誤しながら、これやったらいいよね、こうした方がもっとよくなるよね、を積み重ねてきた結果、色々な仕掛けがハイレベルなゼネラリスト集団をつくりあげてきたのかなと振り返って思います。

1つの仕事に1つの心配りを添える

相手が次にどのような行動をするのかを察して行動する「気配り」のその一歩先の「心配り」。
テキストメッセージの言い回し、Mtgのアジェンダ準備、進捗報告など、1つ1つは小さなことだけど、相手は何をしてあげたら喜ぶのか、相手の心に寄り添い行動する「心配り」を大切に、ワカルクはこれからもハイレベルなゼネラリストが集まるスペシャル集団を目指し続けます!

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