創業間もないジャパンキャリアで、CEO直下で働く大桑さんにインタビューをしてみました✨
自己紹介・経歴
まずは自己紹介をお願いします!(名前、大学、専攻、出身地など
大桑海斗です。 早稲田大学教育学部社会学科公共市民学専修3年生 静岡県出身です。
なぜインターンをしようと思ったのですか?
大学1年生の頃に飲食店や塾でアルバイトを経験しましたが、「もっと挑戦的な環境で自分を試したい」と思うようになり、インターンというものに魅力を感じました。インターンでは、社会人と同じ目線で実務に携わることができ、報連相の徹底、ビジネスマナー、インサイドセールス、他のインターン生のマネジメント、そしてフルタイムでの就労経験など、大学生活では得難い多様な経験を積むことができました。これらの体験は、自分の価値観や将来のキャリアを考える上で、確かな“軸”となっています。
これまでのキャリアや学業での経験を簡単に教えてください
🔹 学業について
高校卒業後、1年間の浪人を経て早稲田大学教育学部に入学しました。1・2年次には社会学を学び、3年次からは、世の中の動きを公平かつ多角的に捉えられるジャーナリズムを専攻しています。情報の発信力や社会への視点を深める中で、「正しく伝える力」の重要性を強く実感しています。
🔹 インターン経験について
教育系ベンチャーのリザプロ株式会社で1年間インターンを経験し、現場での指導を含めて実践的な業務経験を積んできました。その後、より幅広いフィールドで挑戦したいという思いから創業1期目の株式会社ジャパンキャリアでのインターンに参加しました。これまでの経験を活かしつつ、日々新たな成長の機会に向き合っています。
ジャパンキャリアを選んだ理由
数ある企業の中で、なぜジャパンキャリアのインターンに応募しましたか?
外国人材の市場は今後さらに成長が期待される一方で、多くの構造的な課題も残されています。私はそうした“未完成の領域”にこそ大きな可能性があると感じており、社会的意義と挑戦性の両方を持つジャパンキャリアに強く惹かれました。特に創業1期目という、まだ売上も仕組みも整っていないフェーズで、自分自身がゼロから仕事をつくり、形にしていくことができる点に魅力を感じました。これは「会社に使われる」のではなく、「自分で考えて、仕事を創る」側になる経験です。「売上がまだない」状態から、どう仕組みを作り、価値を届け、売上につなげていくかという0→1のフェーズに立ち会えることに非常に魅力を感じました。単なる業務補助ではなく、自らの行動が会社の未来に直結する環境でこそ、自分の力を試したいと思い応募しました。
会社のどんな部分に魅力を感じましたかジャパンキャリアの魅力は、何よりも「余白のある会社」である点だと感じました。制度や仕組みがまだ整っていないからこそ、インターン生であっても一人の戦力として、自ら考え、提案し、実行する機会が多くあることに強く惹かれました。また、単に利益を追うだけでなく、「外国人の方々と紹介する企業様に本気で向き合う」という社会的な使命感と温度感のあるビジョンにも共感しました。
面接や選考の中で印象に残ったことはありますか?面接の中で印象に残ったのは、単に「スキル」や「経歴」ではなく、“これから何をしたいか”“どんな価値を生み出せるか”という未来への視点を重視してくださったことです。また、形式的な質問だけでなく、会話の中で私の言葉を拾って深掘りしてくださったことで、「この会社は人を“スペック”ではなく“人間として”見てくれるんだ」と感じ、より一層ここで挑戦したいと思いました。
仕事内容について
現在のインターンでは、どんな業務を担当していますか?
現在のインターンでは、まだ会社としても仕事が少ない段階のため、「自分で仕事をつくる」という意識を大切にしながら、幅広い業務に取り組んでいます。具体的には、テレアポなど新規営業の企画・実施をはじめ、獲得した案件に対してはインサイドセールス(商談)にも参加しています。また、外国人求職者のリサーチ・スカウト、海外インターン生のマネジメント、さらには紹介先となる業界への現地インタビューや実地調査など、立ち上げ期ならではの“なんでもやる”スタンスで、柔軟に業務を進めています。
1日のスケジュールや、具体的な業務内容を教えてください。
9:00 出社・今日のタスク共有会
9:30 新規営業(テレアポ40件やフォーム営業)
12:00 お昼休憩(いつもは他の社員と蕎麦を食べに行きます!)
13:00 商談(外国人材を受け入れたい企業様との打ち合わせ
14:00 求職者リサーチ・スカウトメール送信
15:00 現場ヒアリング・業界インタビュー
17:30 海外インターン生のフィードバックやマネジメント
18:30 日報作成など諸業務
入社前と入社後で、仕事内容や環境にギャップはありますか?
はい、入社前にイメージしていた以上に、“何も決まっていない”というのが正直なギャップでした。私が入社したタイミングは創業2ヶ月目で、業務フローや営業手法などはまだほとんど整っておらず、社員全員で一緒になって、ゼロから仕組みをつくる段階でした。
営業面では、飛び込み・FAX・テレアポなど、考えられる手段をすべて試しながら、仮説を立てては検証を繰り返す日々でした。うまくいかないことも多かったですが、逆にその“余白”が、自分たちの挑戦と成長の余地でもありました。
求職者探しも同様で、SNSでのスカウト、外国料理店や外国人コミュニティへの聞き込み、他社とのアライアンス構築など、「まずやってみる→すぐ改善する」というスピード感と柔軟性が求められる環境でした。
入社前には想像できなかった自由度と裁量があり、その分、やりがいも大きいと感じています。
インターンのやりがい・成長
これまでのインターン経験で、一番成長したと感じることは?
私はまだまだ経験も知識も足りないと感じていたため、とにかく“質より量”を意識し、まずはできるだけ多くの業務に飛び込むことを大切にしてきました。最初はうまくいかないことの方が多かったですが、素直に学ぶ姿勢を忘れず、周囲からのフィードバックを積極的に受け入れ、改善を重ねることに努めました。例えば、新規営業や求職者リサーチでは、「成果が出る方法は何か?」を常に考えながら試行錯誤し、うまくいかなければメンバーと相談して即座に改善。改善してもまた壁にぶつかることの繰り返しでしたが、だからこそ、「正解を待つのではなく、自ら動きながら学ぶ」姿勢が自然と身についたと思います。
特にやりがいを感じる瞬間はどんなときですか。
外国人の求職者に仕事を紹介できた時はやりがいを感じます。
逆に、大変だったこと・苦労したことはありますか?
どう乗り越えましたか?特に印象に残っているのは、テレアポで100件以上電話をかけたときの経験です。実際、テレアポというのは100件かけてもアポイントが取れるのは1〜2件程度です。時には1件も成果が出ない日もありました。
これまでの人生で、何かに挑戦して「100回中99回失敗する」という経験はありませんでした。勉強でもスポーツでも、ある程度努力すれば結果につながってきた中で、はじめて“うまくいかないことが当たり前”という世界に直面し、良い意味での挫折を味わいました。
ただ、その中で学んだのは、「そういうものだ」と捉えて、感情に左右されずにやり続けることの大切さです。1件1件の失敗にこだわりすぎず、他のメンバーと協力しながら、改善策を考えたり励まし合ったりして、前向きに取り組めたことが、自分にとって大きな成長につながりました。
社内の雰囲気や、チームメンバーとの関係性はどのように感じていますか?社内の雰囲気はとても良く、居心地の良い空気感があります。メンバーは7人ほどで、平均年齢は約21.5歳と非常に若いチームですが、ビジネスとしての適切な距離感も保たれており、業務中は社長を含め全員が敬語でやり取りしています。
フレンドリーなだけでなく、全員が高い当事者意識を持っていて、課題があればすぐに声を掛け合い、協力しながら改善に向かえる環境です。業務中はプロとして仕事に向き合っているのが印象的で、学生でも“1人前の社会人として働く”という姿勢が自然と生まれていると感じます。
外国人材と働くことについて
外国人採用に関わる仕事をして、何か新しい発見はありましたか?
外国人採用に関わる中で、まず驚いたのは人手不足の深刻さです。特に介護業界では顕著で、いろいろな事業者様から「人手が足りない」と耳にしています。実際のデータとしても厚生労働省によると、2025年には介護職員が約32万人不足すると予測されています。さらに高齢化は加速し、2040年には約69万人の介護人材が不足する見込みだそうです。
このような状況下で、日本の介護現場ではすでに多くの外国人材が不可欠な存在となっており、2022年時点で特定技能「介護」の在留外国人は1万人を超え、今後も急増が見込まれています。私はこの現実に直面したとき、「日本社会はもはや外国人材なしでは成立しない」という実感を強く持ちました。
外国人側の問題としては、来日前に海外ブローカーから高額な手数料を取られたり、借金を抱えて来日する求職者が少なくないことにも課題を感じています。優秀で真面目な人材が多いにも関わらず、不平等なスタートラインに立たされているケースもあり、外国人材を「活用する」だけでなく、「正しく迎える」ための仕組みが必要だと痛感しました。
ジャパンキャリアならではの特徴や、他の企業と違う点を教えてください。
ジャパンキャリアの最大の特徴は、“余白のある組織”で、インターン生でも当事者として事業に深く関われることです。他の企業では「任されたことをこなす」ケースが多いですが、ジャパンキャリアでは「まだ決まっていないことを、自分たちでつくる」環境があります。
また、創業期ならではのスピード感と柔軟性も魅力です。組織の人数が少ない分、社長や社員との距離が近く、インターンでも商談や戦略設計、他社とのアライアンス交渉など、コア業務にチャレンジできる点は他社にはない価値だと思います。
さらに、外国人材領域という「社会的課題とビジネスが直結するテーマ」を扱っている点もジャパンキャリアならではです。事業を通じて社会にインパクトを与えられる実感があるからこそ、日々の業務にも自然と熱が入ります。
外国人求職者と関わる中で、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
インターンを通じての学び
インターンを通じて、非常に多くのことを学びました。 特に、外国人人材に関する法律や業界の仕組み、営業方法、売上の立て方といった実務的な知識に加え、社長目線での経営判断や組織運営の視点も学ぶことができました。これは、経営層と近い距離で仕事をさせていただいたからこそ得られた貴重な経験です。
また、身についたスキルとして最も大きいのは、**「泥臭くやり抜く力」**です。 例えばテレアポのような一見地味で避けられがちな業務でも、実績も知名度もまだこれからのフェーズにあるベンチャー企業においては、成果に直結する最短ルートであり、重要なプロセスです。
「ベンチャー=華やか」というイメージとは裏腹に、実際には地道で体力と根気のいる仕事も多く、それを毎日やり抜くことで、着実に前進する力が身についたと感じています。
インターン経験を今後のキャリアにどのように活かしたいですか?
特に、外国人材業界の構造や関連する法制度、営業の基礎から実践的な売上構築まで幅広く経験できたことは、どの業界でも活かせる汎用的な力だと確信しています。また、社長目線で物事を捉える力や、ベンチャーならではのスピード感の中で自ら考え動く姿勢も培われました。
今後は、この経験をもとに「周囲に流されず、仮説を立てて行動し、結果を出す」ことを軸に、どの職場でも価値を出せる人材を目指したいです。そして、将来的には事業開発やマネジメントの分野にも挑戦し、自ら価値を創造できる人間になりたいと考えています。
インターン前後で、キャリアに対する考え方は変わりましたか?
はい、大きく変わったと感じています。 これまでは「学生」として守られている立場でしたが、インターンを通じて初めて、一人の“社会人”として責任ある態度で接してもらう経験をしました。
特にフルタイムでの勤務を経験し、社会人として働くことの大変さや、結果を出すことの重みを実感しました。同時に、「会社の一員としてどう価値を出すか」を常に考えるようになり、仕事に対する自覚と当事者意識が強く芽生えました。
インターン前までは、どこか“キャリア=将来の話”という感覚でしたが、今では「キャリアは、すでに今この瞬間から始まっているもの」だと考えるようになりました。
未来のインターン生へメッセージ
これからジャパンキャリアのインターンに応募する人に向けて、一言アドバイスを!
まず応募しましょう!
ジャパンキャリアでのインターンに向いている人はどんな人だと思いますか?
とにかくがむしゃらに、泥臭く働ける人です。今日決まったことも明日には方針転換していることもあります。他にも自分の意見が会社の方針に直接反映されることもあります。何も決まっていないが故の自由さがあります。そんな「創業期あるある」を一緒に笑い合えるような、会社の一員として頑張りたいという人に向いていると思います。
最後に、一言メッセージをお願いします!
ジャパンキャリアでの就業経験は、きっとあなたの価値観や視野を広げてくれるはずです。自分らしさを大切に、ぜひチャレンジしてみてください。創業1期目で働ける環境はなかなかないです!