「あなたの強みは何ですか?」——この問いに、自信を持って答えられる人はどれくらいいるのでしょうか。
面接で言葉に詰まる求職者。履歴書の行間に隠れた本当の魅力に気づけない企業。両者の間にある"見えない溝"が、どれほど多くの可能性を静かに奪っているか。私たちはその現場を何度も目の当たりにしてきました。
ある企業の採用担当者がこう言いました。「スキル要件に合う人は来るのに、なぜかフィットしない」。一方、不採用になった求職者はこう漏らしました。「自分が何を伝えたかったのか、最後までわからなかった」。この二つの声は、同じ一つの問題を別々の角度から見ているだけです。
採用現場には構造的な「ずれ」があります。企業は求人票にスペックを並べます。経験年数、使用ツール、資格。もちろん必要な情報です。しかし、本当に知りたいのは「この人と一緒に働いたら何が起きるか」のはず。求人票がスペックの羅列になるほど、本来届けたいメッセージは薄まり、"条件だけが合う人"が集まる構造ができあがります。
求職者側にも同じことが起きています。職務経歴書には事実が並びますが、自分の経験がなぜ価値を持つのか、どんな場面で力を発揮してきたのかを言語化できている人は驚くほど少ない。これは能力の問題ではありません。自分の強みは自分からは最も見えにくいという、認知科学でいう「自己認識のバイアス」が働いているからです。
この「ずれ」が生まれる根本には、WEBマーケティングの世界では当たり前の視点が採用領域に欠けているという事実があります。マーケティングでは、届けたい価値を正しい相手に、正しい言葉で届ける設計をします。商品やサービスでは当然やっていることを、なぜか「人と企業のマッチング」ではやっていない。企業の魅力設計も、求職者の強みの翻訳も、本来はもっと丁寧に言語化できるものなのです。
私たちFiiXが運営する採用支援サービス「SAISAI」では、企業と求職者の双方に深く入り込む両面型のコンサルティングを行っています。
心理学・認知科学の知見をベースに、求職者が自分では気づけない強みを引き出し、言葉にする。企業が本当に求めている人物像を、スペックの奥にある本質から再定義する。その上で、両者の「本当の魅力」が正しく届く設計をつくる。
完全成果報酬型にしているのは、このプロセスに本気で向き合う覚悟の表れです。