自らのワクワクを原動力に、
新しい働き方をつくりだす
マーケティングアドバイザー 渡邊 謙人
東京都生まれ、神奈川県育ち。人材系の会社を経て、2006年ソニービジネスソリューション株式会社に入社。クラウド型勤怠管理システムAKASHIの開発やデジタルマーケティングの推進などを指揮・統括し、2022年6月に退社。同年7月、IT企業にて新規事業研究に携わると共にフリーランスとしても活動。
―渡邊さんがアドバンスと出会ったきっかけを教えてください。ご出身は九州ですか?
私は東京生まれで、今は神奈川に住んでいます。新卒で入社した人材系の会社がソニーの仕事を受託していて、2006年ソニーの子会社、ソニービジネスソリューション(株)に転職しました。当時日本では、よりフレキシブルな働き方が広がることを見据え、2014年から新しい勤怠管理サービスを開発するプロジェクトのリーダーに就任しました。2016年にクラウド型の勤怠管理システムAKASHIをリリースして、福岡エリアのパートナーとしてアドバンスさんとのお付き合いが始まりました。
―パートナーという位置づけですか。
AKASHIはスマホなどで打刻ができる勤怠管理システムです。従業員の働き方を管理するツールなので、単に時間を計算するだけでなく、導入される会社の文化や慣習、目指す姿に合わせて使ってもらうことが重要になります。そこで、労働に関する法律などを熟知した社労士事務所と全国でパートナーシップを築いています。その中で、福岡で一番規模が大きいのはアドバンスさんということで、ご紹介いただきました。
―伴代表の印象はいかがでしたか?
年齢が近くて、とても気が合うと思いました。社労士の先生というと、法令遵守、リスクマネジメントと言った職業からどちらかといえばカッチリして守りに入っている方が多いように感じます。でも、伴さんは好奇心旺盛で感度が高く、新しいことにもフレキシブルにチャレンジされています。
AKASHIのようなクラウドツールは、社労士さんが受託されている業務をクライアント自身でできるようになる可能性があります。それでも伴さんは、クライアントのためになるし、自分たちの可能性も広がるという考えのもと、一緒にセミナーを開催したり、積極的に導入をサポートいただいています。おかげさまで今では、福岡の有名な大企業や中小企業などに多数ご利用いただいています。
―もともと新しい働き方に興味があったのですか?
ずっと会社にこもって仕事をするのが好きじゃなくて、ワーケーションという言葉が出てくる前から、柔軟な働き方を実践していました。総務や人事の担当者向けに情報を発信するオウンドメディア「ソムリエ」を運営していた事もあり、自分がいろんな島に行って仕事をしてみたり、福岡にも毎月来たり。ソムリエには伴さんも登場いただいたんですよ。
https://www.somu-lier.jp/interview/interview-honpro/
―つい最近、転職されたそうですね。
はい、2022年6月にソニーを退社して、7月からIT企業で新規事業の研究に携わっています。しばらくは新規事業の立ち上げ準備をしながら、副業として自分の事業もやっていくつもりです。
僕は福岡が好きで、仕事でこの5年ほど通っていたので、いろいろな人間関係ができました。自分が東京で培ってきた知見を活かして、福岡の会社で事業の立ち上げなどをサポートできればと考えています。ソニーにいて良かったことの一つは、失敗を恐れずチャレンジを許容してもらえたこと。いくつもの失敗を糧にしてチャレンジしてきた経験をもとに、たくさんの会社に貢献できればいいなと考えています。アドバンスさんとも、個人の事業でお付き合いを深めていけるとうれしいです。
―渡邊さんの趣味は何ですか?
高校生の頃からサーフィンをしています。今は海まで歩いて数分のところに住んでいて、もはやサーフィンは生活の一部になっています。コロナ禍になる前は、サーフィン仲間と年に数回は宮崎や沖縄など国内へ、年1回は海外へ行っていました。サーフィンをしていると、大人になっても行く先々で友達が増えていって、すごく面白いですね。
スキーやスノーボード、キャンプもします。家族でアウトドアに行くこともありますし、コロナ禍になって自分のキャンピングカーで仕事をしたりもしています。
―今後のビジョンを聞かせてください。
自分がこれまで培ってきたもので、いろんな会社の力になりたいと考えています。そしてもう一つ、皆さんが楽しく働ける環境をつくりたいという思いがあります。日本人は辛そうに働いている人が多いような気がします。もっとワクワクしながら楽しく働ける環境をつくることに、何らかの貢献ができればいいなと思います。遊びの延長線上に仕事があってもいいと僕は思うんですよ。僕自身、宮崎でサーフィンをしたくて、福岡で仕事があるときは宮崎から入っていましたから(笑)。
これからも好奇心を大切にしながら、好奇心を源泉に仕事をしている人の企みを応援し、一緒にやっていきたいです。