3月のLINEアプリローンチ以来、神奈川県・東京エリアだけですでに341施設に登録いただいているメドエックス。サービスの手ごたえを確かめながら、いよいよ本格的な拡大フェーズへと歩み出しています。
看護師採用アプリで全国初 LINE 上で AI が医療機関を自動レコメンドするマッチング機能を実装 | 株式会社メドエックスのプレスリリース
このタイミングで、強力な仲間が加わりました。医薬品業界でMS・MRとして21年のキャリアを持つ、けんじさんです。なぜ安定したキャリアを持つベテランが、今このタイミングでスタートアップに飛び込んだのか。その理由を聞きました。
——医療業界、21年ってすごいですね!これまでのキャリアについて具体的に教えていただけますか?
医薬品の総合商社でMS(Marketing Specialist)として7年、その後、製薬企業やCSO(医薬品販売業務受託機関)でMR(Medical Representative)として約14年、合計21年間、医療業界でつとめてきました。
MRというのは、医師や医療スタッフに対して医薬品の情報提供を行う仕事です。基幹病院からクリニックまで幅広く担当しまして、内科、循環器内科、神経内科、精神科、訪問診療など、本当にさまざまな診療科を回りました。新薬の上市にも数多く携わりましたし、それぞれの医療スタッフの方々と長い時間をかけて信頼関係を築いていく——そういう積み重ねの仕事でした。
——21年のキャリアがあれば、いわゆる「安定」した道を歩み続けることもできたと思うのですが、それでもメドエックスへの参画を決めたのはなぜですか?
正直に言うと、「このまま同じ環境にいていいのか」という気持ちが、ずっとあったんです。経験を積めば積むほど、逆に「慣れ」が怖くなってくる感覚というか。
医療業界で21年間働いてきたことで、業界の課題もかなり肌感覚で見えてきていました。看護師不足の深刻さもそのひとつです。病院や診療所に足を運ぶたびに、スタッフの方々が本当に忙しそうにされている現場を、ずっと見てきましたから。
そういった背景があって「自分の経験を、もっと直接的に社会課題の解決に活かせないか」と考えるようになったときに、メドエックスと出会いました。
——どんなところに共感しましたか?
「医療業界の当たり前を変える」というビジョンです。医療業界って、良い意味でも悪い意味でも「変わらない」文化が根強い世界なんです。それを変えようとしているスタートアップがある——それだけで、ちょっとワクワクしましたね(笑)。
あと、面接で右高さんと話したときの熱量が、すごかったんです。ビジョンを語るときの言葉に、本物の熱さがある。「この人と一緒にやりたい」と思えたことが、最終的な決め手でした。「期待に応えたい」という気持ちも強かったかもしれませんね。
——確かに、右高さんは最初からフルスロットルの情熱で来ますものね(笑)
InstagramやTikTokを使った採用活動、いわゆる「メディッチ」という手法については、どう感じられましたか?
非常に合理的だと思います。特に看護師さんというターゲット層に対して、SNSで企業の雰囲気や価値観を視覚的に伝えられるのは大きい。
従来の採用広告って、スペックの羅列になりがちなんですよね。
でもSNSなら「この職場、なんかいい雰囲気だな」という感覚を、求職者が自然に受け取れる。
ミスマッチの防止にもつながりますし、コストや時間の面でも明らかに優位性がある。MRとして長年、「情報をどう届けるか」を考えてきた身としても、「これは正解だ」と感じました。
——実際に、病院側の反応はいかがですか?
まだ入社して日が浅いのですが、現場に出てみると手ごたえを感じる場面が多いです。MR時代に培った病院との信頼関係の作り方——ただ売り込むのではなく、相手の課題を深く聞いてから提案する——というスタイルが、メドエックスの営業でもそのまま活きていると感じています。
「採用にこんなアプローチがあるんですね」と興味を持ってくださる担当者の方も多くて、医療現場が抱える人材課題の深刻さと、解決策への期待の大きさを改めて実感しています。
21年分のキャリアを次のチャレンジに変えて、新しい舞台に立つ決断
——けんじさんの語る言葉には、静かだけど確かな覚悟がありました。
後編では、そんなけんじさんの「仕事の流儀」と素顔に迫ります。
バスケ少年だったけんじさんが、スポーツで鍛えたチームワークが、
今どう活きているのか。
真面目そうに見えて、実は遊び心も大切にするというけんじさんの、もう一つの顔とは——。ご期待ください。