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『人によって“正解“が違う』だからこそ、磨かれた上田侑吾のコミュニケーションスキル。

貪欲な知識欲から来た、コミュニケーション欲

Seolhwa:侑吾さんはかなりコミュニケーションスキルが高いと思っているんですが、元々人と関わることが好きだったんでしょうか?

上:そうですね。子どもの時からまったく人見知りしなかったので、コミュニケーションをとること自体は得意かな?と思っています。特に昔から初対面の人とお話しするのが好きで、交友関係も、会ったことがない、何も知らない人たちと集まって遊ぶっていうのが好きだったんですよ。

S:どういう機会にそういう。。。

上:中学生の時は陸上部に所属していたんですけど、大会に行ったときに別の学校のベンチにしれっと紛れ込んで、話しているうちに仲良くなって、「今度遊ぼうぜ」みたいなこととか。(笑)高校の時も知らない学校の子たちと遊んだり、自分の関わったことのない人と話す、っていうのが面白くて好きでしたね。

S:新しい何かを知るっていうことが楽しい?

上:そうですね。友だちだとある程度背景がわかるので居心地はもちろん良いんですが、刺激的な新しい発見もなかなか生まれてこないと思うんです。でも、知らない人だと「この人はどんな生き方してきたのかな」とか「どんな人なんだろう」って考えるとすごい楽しいしわくわくしますね。

S:そうなんですね。刺激的、というところと繋がるのかなと思うのですが...大学生の時にバイトの掛け持ちをしまくっていたとか。

上:そうなんです。ひどい時は5つぐらい掛け持ちしてましたね(笑)

S:5つともちゃんと回るんですか?(笑)

上:授業とかない時とかは朝5時半ぐらいに起きてスポーツジムでオープン準備して、13時から飲食店の仕込みに入って、夜の時間になった時に、クラブのボーイをして、22時から昼に仕込みの仕事した飲食店で3時ぐらいまで働いて、2時間半寝て、5時半に起きて、またジムのバイト行く…

S:すごいですね…

上:その時はお金を時間で稼ぐことしか知らなかったんですよ。ただ、その頃もお金のために!というよりは、いろんなバイトをすることで関わる人が必然と多くなる。やはりそこに面白さを感じてましたね。

本当のコミュニケーションを学んだ、ダイバージェンスでのとある事件

S:そんなバイト戦士がなぜ、ダイバージェンスへ?

上:一番続けていたバイト先が閉まることになったんですよ。その時にふと我に返って、他の仕事もなくなるかもと考えたら急に怖くなって。ちゃんと正社員として働かないとと。

S:ダイバージェンスに入社をした決め手は何だったんですか?

上:決め手は、最終面接のときに代表の中田さんに“めちゃくちゃ怒られた”事。(笑)その当時ダイバージェンス以外にも、薬品会社や医療機器の営業とか、4社から内定もらっていた状態だったんですね。そういう会社の最終面接って基本褒められるんですよ。「君面白いね」「やる気、ガッツがある感じで印象良いね」って。でも、中田さんとの面接は逆に怒られたんですよ。それも、めちゃくちゃ。僕の中ではすごい衝撃で。「え、怒られるんや、面接で」って。(笑)

S:どういう内容だったんですか?

上:「君はうちの会社に入って何がしたいの?」って聞かれたんですよ。だから「就職するきかっけを失っている若年層に対して、正社員として働ける機会を提供できるような、そんな事業をやってみたい。力になりたいです。」って答えたんです。自分が将来何をしたいか?って考えたときに、自分と同じように、フリーターの歴が長い人たちや、学生の子たちを助けたい!って思っていたので。

S:…全く怒られる要素を感じないのですが…

上:そう、「すごく良いね!」ってなると思ってたんですよ。ただ、そこで中田さんに言われたのは「じゃあ、具体的にそういう目標があって、キミは何をするの?」、「どういうプランでやっていく?具体的なこと考えてる?」って。思い返すと、中田さんは「多分こいつ何も考えてないやろな」ってのを見透かしてたと思うんですよ。だから、「具体的なプランは?」って聞かれたときに、僕何も答えられなかったんです。「確かに、考えたことなかったぞ」って。

やりたいなって気持ちはあったけど、じゃあそれを実現するための方法って何があるんだろって何も考えてなかったんですよ。で、中田さんから「キミ考えが浅いんじゃないの」って言われるという。

S:なかなかの。。。

上:え、ってなるじゃないですか。(笑)僕もうその瞬間に、面接落ちたなと思ったんですよ。ただ、その時に「人生で“社長”って人と話せる機会ってそうそうないな」と思ったんですね。せっかく落ちるんなら、聞けること全部聞いて吸収してやろうと思いました。

「こういうシチュエーションあった時にどうしますか」とか

「例えばフリーター助ける事業しようとするときに、中田さんならどうしますか?」とか

「どういう考えで、キャリアを積んできたのか」とか

「どういう人生を歩んできたのか、経験してきたのか」とか。

そしたらなんと、こんなざっくばらんな質問にも全て真剣に答えてくれる。その中で、この会社は“人のことをちゃんと考えてくれる会社”なんだな、と思ったんですよ。そもそも面接で怒られることってそうないじゃないですか。それって、今話してる人のことをちゃんと考えて、真剣に捉えてくれて、そのうえで自分だったらこうするということを教えてくれている。しかも今会ったばかりの人に。それってめちゃくちゃ良いなって思ったんですよ。面接の後半には、この会社に絶対入りたいって思うようになりました。...でも怒られてるから、絶対落ちたって思ってましたけどね。(笑)

そして、その中田さんとの会話でもう一つ考えさせられたのが、“自分が今までやってきたコミュニケーションて正しかったのかな?“っていうことでした。

“聴く“ことがコミュニケーションの始まり

上:交友関係が広いこともあって、大学のときとかは違う学部の女子大生が僕のとこに相談に来るんですよ。「あの子彼氏と別れるみたいでさ、ちょっと相談乗ってあげてよ」みたいな。「あ、良いよー」って話聞いて。じゃあこうしたら?とかも言うんですが、僕がそこで取っていたコミュニケーションて、今考えるとめちゃくちゃレベル低いものだったなと。相手のことをちゃんと考えて理解したうえで、相手の意見を尊重して「こうするよ」っていうのを出来てなかったんですよね。

S:自分の意見を一方的に話すような?

上:そうです。俺やったらこうするよみたいな話を発信だけし続けていたみたいな。そこが、中田さんとお話して、感じたんですよ。自分が取ってきたコミュニケーションは、コミュニケーションじゃなかった。

S:今の業務にはそれがどう生かされていますか?

上:そうですね。“相手の話をちゃんと聴く” “わからないことはちゃんとわからないと言う”。その上で、良い転職が出来る様に支援したいので“ちゃんとあなたのことを教えてください”と言う。その結果、「この人自分の話ちゃんと聞いてくれようとしてくれてるな」と思っていただいて初めて、求職者様と腹を割ったコミュニケーションができるようになる。

僕もともと自分のこと話すのは好きだし、発信することも好きだったけど、聴く力がこれまではなかったというのを入社してすごい感じました。今はそこを意識して実践しています。ただ、もちろん今でもちょこちょこ怒られはします。入社してから最初の時ほんとひどくて。僕「感覚がバグってる」って言われたことがあるんです。(笑)

S:笑

上:「侑吾、感覚がおかしい」って。それは何かというと、“聴く”ことを知らなかったんですよ。例えば、求職者の方がお寿司食べたいと言うとするじゃないですか。で、その時の僕は、自分の物差しでしか判断してなかったので、「あ、寿司か、回転寿司やな!」って勝手に決めつけて、求職者の方に話してたんですよ。でもそれって実際は、スーパーの寿司なのか、回転寿司なのか、高級お寿司で、回ってない、値段書いてない寿司のことなのか、描いてるイメージって色々あるじゃないですか。そこを“聴く“ことをしなかったから、求職者様との会話の内容を、上司や同僚と共有する時に何かズレるんですよ。(笑)いつも自分の感覚で勝手に決めつけているから。やっぱり“聴く“って大事だなと。

“聴く力”⇒“理念の継承”が自分の役割

S:社内でのコミュニケーションで言うといかがでしょう?

上:社内も社外もやはり同じですね。最近ダイバージェンスも本当に社員が増えてきていて、僕が指導する機会もどんどん増えてきています。今僕は、この人はどういう聴き方(コミュニケーション)をすれば指導する上で一番良いのかなっていうのを意識して考えるようにしています。僕はまだ社員数が少ないときに入社したので、経営陣に直接指導して頂いていました。ただ、社員が多くなってくると、その役割が中堅社員の役割になってきます。そう考えると、これから入ってくる新しい世代、新入社員の方たちに、自分がマネージャー達から教わったことをしっかり伝えなきゃっていう意識は芽生えてきてますね。

もちろん今僕も間違えっぱなしなんですけど、経営陣からの教えを後輩や新入社員の方に還元していかないと、と思います。

S:上田さんには、創業者の想いが引き継がれている気がします。

上:まだまだです。僕たちはひとりで仕事しているわけではなく、チームとしてみんなで目標に向かってやっていて、そのうえで個人個人が幸せになってほしいと思っています。

「関わった人たちが全員幸せになること」

このDivの理念は本当に良いなって思っているんです。新しく入ってくる新入社員の方にも入ったからには自分の未来がすこしでも明るくなってほしいなって思います。日々の悩みだとか仕事でのストレスは溜めてほしくないし、仕事の成果ややりがいが食い違って辞めます、とかもなってほしくないんですよね。その人が成長するとチームが成長して、会社の業績が上がる。給料も増えるし、色々美味しいもの食べられるし(笑)みたいな。全員がプラスになるじゃないですか。そういうことを考えると、やはりコミュニケーションはすごい大切だなって思います。

S:上田さんのマインド見習います。最後に、エントリーを考えている方へ、一言お願いします!

上:人それぞれやりたいこととか、目標とかってあると思うんですよ。それを口に出して言える人も言えない人もいる。そんなの無理だろって言われるかもと思うと言えなかったり。ただ、そこを真剣に考えてくれるメンバーがダイバージェンスにはそろっていると思います。

ストレスや不安も解決してくれるメンバーや先輩がいるし、誰かと力を合わせたら絶対にクリアできる、実現できる環境が整っています。面接に来ただけの僕なんかがぽっと出した意見を真面目に聞いて、「自分ならこうする」というやり方さえも教えてくれる代表がいる会社なので。

ぜひ、少しでも興味がわいたらエントリーしてください!

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