啐啄の機という言葉があります。
卵の中のヒナ鳥が殻を破ってまさに生まれ出ようとする時、卵の殻を内側から雛がつつくことを「啐」といい、それに合わせて親鳥が外から殻をつつくのを「啄」という。 雛鳥と親鳥が、内側と外側からつつくタイミングが一致することで、殻が破れて中から雛鳥が生まれ出てくる。
という意味を持つ言葉です。
20年以上も前にこの言葉を知ってから、ものごとには絶妙なタイミングがあるものだと意識をしてきましたが、今改めてこの言葉を噛み締めています。
僕が独立をしたのは2013年の夏。半年ほどフリーランスとして活動して2014年に法人化をしました。
そこから一人で活動をしてきて、2019年から仲間を募ってチームとして仕事をするようになりました。
早く行きたければ一人で行け。
遠くに行きたければみんなで行け。
という諺を知って、もっと遠くに行きたいと思うようになったからです。
仲間が増えたことで、考えるべきことも増えたけれど、チームのメンバーの成長の速さには本当に驚かされます。諺にあるとおり、もっと遠くに行けると確信しています。
そして、きっと、もっと仕事を面白くできる。
僕たちは最初から面白い仕事なんてないと思っています。仕事は自分たちで面白くしていくものです。いろんなことを乗り越えながら、楽しみながら僕たちの会社は成長をしてきました。
コロナもあって少し計画は遅れたけれど、今回、さらに仲間を募ってもっと遠くに行きたいと思っています。
会社の成長をともに感じながら、今とは違った景色をみんなで見てみたい。
第二創業期に向けて、ディレクションとデザインの職域で新たなチャレンジをしてみたいという方と出会えたらなと思います。
人生の中では寝ている時間と働いている時間が大半を占めます。
ならば、働いている時間の中で何をどれだけ知り、経験をできるかは人生を豊かにする上で、大切な要素なんじゃないかなと思っています。
ドラマチックな毎日ではないかもしれないけれど、昨日よりも、今日よりもって思える日々を過ごしたいと思っています。
情熱とチャレンジする勇気を胸に、一緒に成長をしながら遠くを目指しませんか?