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プロジェクトマネージャーは「チーム全体の動きを俯瞰し、業務を成功に導く存在」。メンバーが語る、KINTOテクノロジーズだから得られる達成感とは

KINTOテクノロジーズが手掛けているサービスは、「KINTO」のみではありません。社内では、さまざまなプロダクトの開発が進んでいます。そうしたさまざまな開発はプロジェクトとして社内で立ち上がります。その進行を支えているのが、プロジェクトマネージャーという仕事です。

今回のインタビューでは、プロジェクト推進グループで同職を務める中村さん、佐々木さんに、プロジェクトマネージャーの役割や魅力などについて伺いました。業務にやりがいを感じていると話す2人。どのような点が中村さん、佐々木さんのモチベーションへとつながっているのでしょうか。


■中村 プロジェクト推進グループ プロジェクトマネージャー
独立系SIerでプログラマーとしてキャリアをスタートしたのち、システムエンジニアへと転身。キャリア志向からユーザー系のSIerへと転職し、プロジェクトマネージャーを経験する。2023年3月、事業に根付いた開発に携わりたいという想いから、KINTOテクノロジーズへと入社。社内ではプロジェクトマネージャーとして、時に取締役社長の小寺とコミュニケーションを取りながら、さまざまな方面で活躍している。


■佐々木 プロジェクト推進グループ プロジェクトマネージャー
組み込み開発などを行うSIerのプログラマーとしてキャリアをスタート。その後、ブラウザ向けの地図アプリを開発する企業へと転職し、プロジェクトリーダーなどを務める。KINTOテクノロジーズへとジョインしたのは2023年9月のこと。転職を決めた理由は、消費者に車を届けるサービスの独自性と、開発のアジリティを大切にする方針に魅力を感じたからだった。プロジェクトマネージャーの一人として、日々業務に邁進している。


偶然のきっかけから歩み始めたプロジェクトマネージャーの道。2人を虜にしたチーム一丸で進むことの楽しさとは

――まずお二人がプロジェクトマネージャーの仕事に興味を持ったきっかけについて教えてください。

中村:特別なきっかけはありませんでしたね。エンジニアとしてキャリアの上流を目指すなかで、前職のときにたまたまそのような役割を担うようになったことが、私とプロジェクトマネージャーという仕事との出会いでした。

実際に担当してみると、自身が中心となってチームを組成していくこと、設定した目標への到達をメンバー全員で目指すことには、特有のやりがいや楽しさがありました。プロジェクトマネージャーとしてさまざまな案件に関われば関わるほど、その魅力に取りつかれていった私がいましたね。

佐々木:私も中村さんとおなじく、最初は前職のときに成り行きでその役割を任せられただけでした。当時は担当することに特別な感情を持っていませんでしたね。けれども何度か経験するうちに、とても面白い仕事であることに気づきました。特に日常の業務では交わることがない開発部門以外のメンバーとゴールを目指すという作業には、ほかにはない魅力があると感じています。例えるなら、文化祭の準備のような感覚でしょうか。いまではすっかりその楽しさに夢中になっていますね。

――KINTOテクノロジーズでの業務において、プロジェクトマネージャーはどのような役割を担っていますか?

中村:チームの立ち上げから要件定義、ゴールの設定、開発、テスト、ローンチ、振り返りとプロジェクトが進行していくなかで、求められるシステムと実際の作業の着地点を探ることが私たちの役割です。チームには、KINTOテクノロジーズの開発グループのほか、クライアントである株式会社KINTOの関連部署の方々もアサインされます。要件定義ひとつをとっても、課題感に精通するクライアント側と、開発に精通するエンジニア側の意見を取りまとめる必要が出てきます。プロジェクトマネージャーは、立場や役割の違うチームメンバーの橋渡し役ですね。適切なタイミングで必要なコミュニケーションを生み出せるよう、細心の注意を払って業務に臨んでいます。


事業会社だから感じられる達成感。人に恵まれた環境が無二の魅力に

――これまでKINTOテクノロジーズで担当されたプロジェクトのなかで、印象深かったものはありますか?

中村:2023年に実施したKINTO ONEサービスサイトのリニューアルが印象に残っています。KINTO ONEは2019年にリリースされたサブスクリプションプランで、KINTOのなかでは主力商品のひとつに数えられます。そのため、社内では長い時間をかけてサイトの再構築に臨んでいました。

私はローンチの3か月ほど前に、PM/PMOチームのサポートとしてジョインし、リリースに向けて計画とその実施、アフターフォローなどを担当しました。全社で一丸となる感覚は、人数規模がそれほど大きくないKINTOテクノロジーズだからこそ味わえたものだと思っています。社内でも優先度の高いプロジェクトに携われたことが良い経験になりました。

佐々木:私は、KINTO ONEの解約に関連するプロジェクトが記憶に残っています。このような仕組みはお客様がサービスから離れていく際のものなので、業績上のプラスは生みません。けれども、きちんと整備されることでお客様の体験が良くなったり、担当メンバーの負担が減ったりといったメリットをもたらします。もしキャンセルを電話で受け付けていたら、1件をこなすのにも数分の時間を要してしまいますよね。数件の対応で済めば、それほど大きな差にはならないかもしれませんが、100件、200件と数が増えれば、とんでもない時間が必要となってしまいます。お客様からしてみれば、解約のために電話するという工程自体が煩雑に感じられるでしょう。

私は、こうしたコツコツとした業務改善がサービスや顧客体験の良化につながっているのだと確信しています。一見すると地味なプロジェクトのようにも感じられますが、私にとってはとても意義深いものでした。

――リリース後のフォローや効果測定が可能なのは、「事業会社に伴走する内製開発組織」というカラーを持つKINTOテクノロジーズならではなのかもしれません。

中村:そうですね。そのような性質がKINTOテクノロジーズでプロジェクトマネージャーを担う魅力にもつながっていると思います。自身の担当したプロジェクトがどのような結果をもたらしたのか。定量的、定性的を問わず、効果を実感できてはじめて、仕事に達成感が生まれるのではないでしょうか。その意味において、KINTOテクノロジーズには、プロジェクトマネージャーがやりがいを持って働ける環境が整備されていると感じていますね。

――その他に、KINTOテクノロジーズならではの魅力だと感じているポイントはありますか?

佐々木:プロ意識の高いメンバーが多いことです。プロジェクトマネージャーの仕事は、綿密なコミュニケーションによって携わるメンバーの考えをまとめあげ、課題解決に向けての道案内をするものだと感じています。チーム内で意思統一ができているほど、プロジェクトの推進力は高まるため、より大きな成果を得ることができます。

KINTOテクノロジーズには、物事の本質を的確に捉えられる方が多く、総じてコミュニケーション能力にも長けているため、意思統一に苦労することがほとんどありません。頑張った分だけ成果が得られる環境は、プロジェクトマネージャーにとって働きがいのあるものだと思います。

中村:KINTOテクノロジーズは、「全体工程をウォーターフォールで管理しつつ、各パートはアジャイルで進行する」というプロジェクトはハイブリッド型の開発手法を取り入れています。社内でこうした取り組みがうまくいっている背景にも、個々のメンバーの主体性や柔軟性の高さが影響しているように感じますね。「作り込みに時間を割き過ぎず、できるだけ早くアウトプットする」という全社の方針も、そうしたメンバーの能力に支えられています。人に恵まれた環境であることが、なによりのKINTOテクノロジーズの魅力なのではないでしょうか。


少数精鋭からの脱却を目指して。求めるのは、自ら意思決定することを楽しめる人材

――プロジェクト推進グループとして課題に感じている部分はありますか?

中村:プロジェクトマネージャーの数が不足している点ですね。社の設立から一定の時間が経過し、扱うプロダクトの数が増えると同時に一つひとつの規模も大きくなるなかで、事業を推進できるだけのスキルを持った人材が足りていない現状があります。少なくとも現在は、少数精鋭で動くことを余儀なくされてしまっている状況ですね。今後は新たな人材の採用に力を入れていきたいです。十分な人的リソースを確保することが、事業全体のグロースにもつながっていくはずです。

――KINTOテクノロジーズでは現在、プロジェクトマネージャー職のキャリア採用を強化しています。お二人はどのような方と一緒に働きたいと考えていますか?

佐々木:自発的に業務に臨んでいける方とともに働けたら嬉しいですね。KINTOテクノロジーズは巨大なトヨタグループの一員である一方で、小規模ならではのベンチャースピリットも失っていない組織だと感じています。日々の業務では大きな裁量が与えられるケースも少なくなく、自分で意思決定していくことを苦に感じない、むしろ楽しめるという方なら、間違いなく活躍できる環境だと思います。そういう方がジョインしてくれたら、とても心強いです。

中村:ビジネスに近い場所でプロジェクトマネジメントを経験したいという方にも、KINTOテクノロジーズはぴったりな環境だと思います。案件によっては、代表取締役社長の小寺とコミュニケーションを取りながら業務を進めていくケースもあります。巨大なグループのなかで、その要職にある人物と仕事をするという経験は、きっとほかでは味わえないものでしょう。まだ発展途上の組織だからこそのやりがいが、KINTOテクノロジーズにはあると感じています。みなさんのご応募をお待ちしています。

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