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Salesforceエンジニアは「縁の下の力持ち」。チームメンバーが語る、Salesforce開発で事業グロースを体感する面白さとは

KINTOテクノロジーズはさまざまなプロダクトの開発を手掛けています。そのようにして生まれたサービスを陰から支えている組織がSalesforceエンジニアチームです。今回は同チームに所属する宍倉さん、守屋さん、坂田さんの3名にSalesforceを扱うことになったきっかけや、その面白さ、KINTOテクノロジーズという組織の魅力などについて伺いました。

■ 宍倉 プロジェクト推進グループ Salesforceエンジニアチーム マネージャー
システムインテグレーター系の企業でエンジニアやプロジェクトマネージャーを経験。社内の基幹システムを刷新するプロジェクトに携わった経験から、インハウスでの開発に魅力を感じ、キャリアチェンジに至る。KINTOテクノロジーズへの入社を決めたのは、組織体制の盤石さと刺激に恵まれた環境に惹かれたため。リーダーとしてSalesforceエンジニアチームをまとめあげる。

■ 守屋 プロジェクト推進グループ Salesforceエンジニアチーム
大学卒業後、システムインテグレーター系の企業へと入社。金融系や自動車系の企業に出向しながら、オンプレミスで運用・保守へと携わる。転職を考えたのは、自社サービスの開発に携わりたいという想いから。移動という行動を起点に人の楽しさを生み出すKINTOの事業に共感し、KINTOテクノロジーズへの入社を決めた。

■ 坂田 プロジェクト推進グループ Salesforceエンジニアチーム
20年以上のキャリアのなかで、複数のIT企業に勤務。SIer系や事業系を問わず、さまざまな環境で開発を経験する。KINTOテクノロジーズへの入社を決めた理由は、内製開発組織である点と、技術的に成長できる環境に惹かれたから。5年に及ぶSalesforceでの開発経験を武器に、マーケティングクラウドでの販促支援を牽引する。



2人が未経験からの転身。各サービスの運用と保守を陰で支える「縁の下の力持ち」Salesforceエンジニアチーム

――まず宍倉さん、守屋さん、坂田さんがSalesforceエンジニアとなったきっかけについて教えてください。KINTOテクノロジーズに入社する以前のキャリアでも、同様の役割で力を発揮してきたのですか?

宍倉:いえ、KINTOテクノロジーズに入社するまでは触ったことがありませんでした。名前は聞いたことがある程度で、専門的なノウハウは一切持ち合わせていませんでしたね。当初関わる予定だったプロジェクトが頓挫してしまった関係で、社内で必要とされていたSalesforceエンジニアのポジションに割り振られることになりました。

守屋:私も同じく未経験でした。入社時点でどのような業務に携わるのかが決まっておらず、ちょうどそのタイミングで組成されたSalesforceエンジニアのチームに配属となりました。結果的に宍倉さんとはほぼ同時期にキャリアをスタートさせた形です。

坂田:宍倉さん、守屋さんとは異なり、私は前職で5年ほど、Salesforceエンジニアとして業務を行っていました。この職種に興味を持ったきっかけは、Salesforceの特長のひとつであるノーコードとローコードの仕組み、クラウドでの開発環境に将来性を感じたことでした。

Salesforceエンジニアとなる以前、私はJava系のエンジニアとして約15年間、Web開発に携わっていました。業界のトレンドがオンプレミスからクラウドへと移り変わるなかで、最新の技術に魅力を感じ、転職を決断したことがキャリアをスタートする分岐点になりましたね。


――社内にSalesforceエンジニアのチームが組成されることになったきっかけについて教えてください。

宍倉:開始当初は、Webサイトから流入する顧客の情報を正確に把握するためのシステムを簡易に・速く立ち上げることが必要でした。データを閲覧するなど、システムの利用目的がシンプルで、必要以上の機能拡張性は求められていませんでした。そのため、ノーコードとローコードの仕組みによって簡単に開発が行えるSalesforceは都合が良かったんです。そのような背景からSalesforceの導入が決定し、社内に専門のチームが組成されることになりました。特に顧客接点において、なくてはならない存在となりつつあるのがSalesforceエンジニアチームですね。

――Salesforceエンジニアチームは宍倉さん、守屋さん、坂田さんの3名で全員だそうですね。3人のあいだで役割の違いなどはあるのでしょうか?

宍倉:明確に分担しているわけではありませんが、サービスや案件ごとにざっくりとメインの担当者は決まっています。私がKINTO FACTORYを、守屋さんがKINTO ONEを、坂田さんがマーケティングクラウドを主に受け持っていますね。ほぼ専任のようなスタイルからは、1つのサービスに伴走している感覚を得られています。このことは仕事のやりがいや進めやすさにもつながっていますね。

お客様や販売店様の体験の良化に向き合えることが最大の魅力。

――みなさんはSalesforceエンジニアとして働く面白さをどのようなところに感じていますか?

守屋:サービスを通じて、お客様や販売店様の体験に向き合える点が魅力だと感じています。私が主に関わっているKINTO ONEでは、カスタマーセンター業務にSalesforceが活用されています。カスタマーセンターはユーザーとの窓口になる場所ですから、利便性が低下すれば、自ずとUXも悪化してしまいます。だからこそ、アップデートによるサービスの変化を敏感に捉え、適切な運用と保守の方法を考えていかなければなりません。どのようなシステムを構築すれば、ユーザーにとって不満のないサービスとなるのか。この点を突き詰められることが1番の面白さですね。本来はお客様とのつながりを感じづらい社内システムの開発ですが、その向こう側にお客様の存在を感じられていることが日々の業務のモチベーションになっています。

宍倉:私は自由度の高い開発環境に面白さを感じています。KINTOテクノロジーズにある多くの案件では、大枠の要件定義こそ事前に定められていますが、枝葉の部分については、開発の方向性が担当者の裁量に委ねられています。そのため、目的にさえ合致すれば、自分好みの開発を行うことが可能です。もちろんその前提には、「細かな仕様を指示書に盛り込まなくても、納得のいくプロダクトやサービスが完成するだろう」という信頼があります。SIerなどにはなかなかない、事業会社ならではの取り組み方でしょうね。

坂田:私も守屋さんと同じく、お客様の体験に寄り添える開発が魅力だと感じます。マーケティングクラウドでは、納車や車検、キャンペーンの実施、各種契約の満了時など、イベントごとにお客様へのダイレクトメールの配信を行っています。どのタイミングでどのような内容を案内すれば、お客様にとって有意義なダイレクトメールとなるのか。この点を意識しながら開発に向かえることが特有の面白さであり、やりがいを感じられる部分ですね。おかげで高いモチベーションを維持しながら業務に臨めています。

――一方で、KINTOテクノロジーズという組織について、魅力に感じている部分はありますか?

守屋:メンバーの知識や技術のレベルの高さにはいつも驚かされています。Salesforceエンジニアとしての開発は、さまざまな案件に横断的に携わるケースが多く、各システムに使用されているソフトウェアやクラウドサービスなどに対する幅広いノウハウが必要となります。私は先にもお話したとおり、Salesforce自体が未経験でしたし、その他のツールについても精通している方ではありませんでした。しかし、KINTOテクノロジーズには、各分野を専門にしてきた方がたくさんいらっしゃるので、わからないことがあったときは気軽に質問ができます。このあたりはトヨタという大手企業のグループ会社ながら、ベンチャー気質も兼ね備えているKINTOテクノロジーズならではの強みなのではないでしょうか。

坂田:物腰の柔らかい方が多いことも魅力だと思います。困ったときに周囲に助けを求めやすい雰囲気が、KINTOテクノロジーズにはありますね。私は入社から4か月ほどと在籍期間がまだ短いこともあり、日々みなさんの優しさを実感しています。そのように相談しやすい環境が、良質な開発を可能にしていると感じます。

組織力を支える自立性と協調性。より大きな価値を提供するため、手段を限定することなく挑戦を続けていきたい

――チームとして今後取り組んでいきたいことはありますか?

守屋:生成AIやマーケティングクラウドといった最先端のテクノロジーを開発に取り入れ、もう1歩踏み込んだ運用と保守に取り組んでいきたいですね。どちらもまだ具体的に導入が決まっているわけではありませんが、実現すればデータの活用にもさまざまな可能性が生まれてきます。それによって得られた成果をサービスの利便性へとつなげられれば、さらなる顧客体験の向上も見込めるのではないでしょうか。

宍倉:一方で、すでに導入されている技術を120%活用できているとは言い難い現状もあります。新たな技術を積極的に取り入れていくことと並行して、現有する技術の理解度を深めていくことにも注力していきたいですね。

守屋さんの言うとおり、最も大切なのは、技術を駆使してどのように販売店様やお客様のユーザビリティにつなげていくかという点です。関連サービスの利用者が増加するほど、カスタマーサービスに集まる問い合わせも比例して増えていきます。そのときにいかに体験を悪化させず、プラスアルファの価値を提供できるのか。この点がSalesforceエンジニアの力の見せ所です。私たちの関わる箇所が顧客接点として正しく機能するために最適な方法を模索していくべきだと感じます。そのために必要なことには貪欲に挑戦していきたいですね。


――KINTOテクノロジーズでは現在、キャリア採用でSalesforceエンジニアを募集しています。最後に、採用候補者の方へ向けてメッセージがあれば教えてください。

宍倉:Salesforceエンジニアチームでは、自立性と協調性を重んじています。そのため、「能力はあるけれど、組織の和を乱す」といった方にとっては活躍しづらい環境かもしれません。このことは話題に上がったKINTOテクノロジーズらしさにもつながる部分だと考えています。自立性と協調性を兼ね備えつつ、上流工程からSalesforceの仕組みを作り上げられるノウハウを持った方がジョインしてくれたら心強いですね。私たちといっしょに、より良いユーザー体験を作り上げていきませんか?ご応募をお待ちしています。

Salesforceエンジニアチームでは、自立性と協調性を重んじています。ユーザやチームの考え方を理解したうえで、自立した行動が求められます。「一人で黙々と技術を追求したい」といった方にとっては少々物足りない環境かもしれません。自立性と協調性を兼ね備えつつ、上流工程からSalesforceの仕組みを作り上げられるノウハウを持った方がジョインしてくれたら心強いですね。私たちといっしょに、より良いユーザー体験を作り上げていきませんか?ご応募をお待ちしています。


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